見出し画像

MIBU SANCI の自己紹介です。

こんにちは。MIBU SANCI (ミブサンチと読みます)管理人の土中と申します。一級建築士で宅地建物取引士です。
(旧姓が土中で今は結婚して壬生なのですが、夫婦で管理人をしていてややこしいので私は土中でやってます。noteでは”妻の方”と名乗っています)

大家のプロフィール写真

今回は私たちがなぜ・どういう想いで学生向けの下宿を始めたのか、お伝えします。長くなってしまいますが、最後まで読んでくれたら嬉しいです。

画像9

私は大阪大学 工学部 地球総合工学科 建築工学コースの出身です。入学した当初はなんとなく好きかなぁ程度に思っていた建築のことは、4年間わりと真面目に学生生活を送り色々な建物を見に行くようになり、卒業する頃には大好きになっていました。

画像4
屋台の中にいるのがわたしです

卒業設計ではMobile Barという屋台を製作し学内で飲み物(お酒)を販売していました。時効なので書きましたが、本当はダメなやつです。
今思うと恥ずかしいですが、その頃は自分のことを比較的面白い側の人間だと思っていました。

画像6

卒業後はちょっと変わった不動産屋で働いています。市場には出回らないような特殊な物件ばかり扱う不動産屋なので、私が思いつきもしなかったような仕事をしている大人との出会いが沢山ありました。例えば建築出身の人に限っても建築設計を生業とする人以外に、料理人がいたりグラフィックデザイナーがいたり大工さんがいたり。と思えば、全く建築畑じゃない人が施工の仕事をしていたり。

画像7

私が思っていたより世間は相当に広くて、私なんぞより面白い人達が山のようにいたのです。そういった大人達に学生の時に出会っていたら、もっと色々な将来の選択肢があったんじゃないかな、と思うことが多々ありました。私に限らず周りの友人達に対しても、です(私は今の自分の進路に後悔しているわけではありませんが)。
例えば、卒業後必ずしもすぐに就職する必要ないんじゃない?とか、大企業じゃなくても自分が本当に興味のあることができる組織に出会えるんじゃない?とか。

画像3

その後結婚し(私にとって夫もそんな面白い大人のひとりです)、「夫婦で何か面白いことしたいね」と話し合う中で、上記のような私の経験を夫に語ったところ、じゃあそういう面白い大人と学生が出会える場所を作ろう!しかも我々が学生と一緒に住む”下宿”というスタイルにすれば、より多くのことを若者に伝えられるんじゃないか?ということになりました。そして、どうせやるなら私の出身校である大阪大学の近くでやれば、お世話になった学校への恩返しにもなってクールじゃない?そのような全くのお節介心が、MIBU SANCI という下宿を始めたきっかけです。

画像4

物件の改修工事はこれまた面白い大人達であるTEAMクラプトンにお願いをし、皆で壁を塗ったり床を張ったり、色々な人の手を借りて完成しました。

画像8
ビフォー
画像8
アフター
画像10
ビフォー
画像11
アフター

2021年4月から運営を開始し、すでに我々管理人の友人・知人がたくさん遊びに来てくれています。今住んでくれている下宿生は(家のクオリティも含め)ひとり暮らしではできない生活を楽しいと言ってくれています。遊びに来てくれた知人達も大学生と話せて楽しかったと言って帰っていきます。手前味噌ではありますが、私が学生時代にこんな下宿に出会っていたら絶対に住みたいなぁと思う場所ができつつあります。多くの学生がこの下宿に関わってくれたらもっと楽しい場所になっていくだろうなぁと確信もしています。

立地は大阪大学豊中キャンパスから徒歩10分ほどのところです。阪大生はもちろん歓迎ですが、学生でも学生じゃなくても、何だか面白そうと思った方はいつでも気軽に遊びに来てください。お待ちしています。

<お問合せ>
ひつじ不動産
大阪大学生活協同組合 マイルーム
Instagram:@mibusanci
e-mail:mibu.sanci@gmail.com

<設計> 土中 萌
<構造> 桑島 由美子(桑島由美子建築設計事務所)
<施工> ゆーだいさん・りょうくん・さっさん(TEAMクラプトン)
     大川 輝(POS建築観察設計研究所)
<企画> 壬生 勇輔
<すーぱーうるとらスペシャルサポーター>
あきらさん・ふくちゃん・まーみー・えびちゃん・みどりさん・藤田さん・ちぇきねさん・あすかちゃん・さきちゃん・ヒョンチュル・ねぎちゃん・米くん・西田さん・國重氏・りかねさん・福井さん・けいたくん・せいぞう・まあささん・べーさん・いまちゃん・コムジュン・眞子ちゃん・深井さん・雨さん・後藤くん・流くん


文:MIBU SANCI の妻の方




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?