見出し画像

ソシオニクス「機能の次元の質問リスト」に答える 〜Te(外向論理)編〜

1.あなたにとって仕事とは何ですか? そもそも、なぜ仕事が必要だと思いますか?あなたがその仕事に対処できるかどうかを判断する基準は何ですか?

 仕事とは、生活のために金銭を得るとともに自らの持つスキルを使用し生きるモチベーションを上げていくためのものだと思っています。生きていくためには衣食住を整えていくことが必要ですが、これらは何もしなくても手に入るものではなく、必ず対価を必要とします。現代ではその対価が金銭であるため、金銭を手にいれるために必要なのが仕事です。ただし仕事が必要である理由はこれだけにとどまりません。人は自分にあった仕事をすることで、自分自身が持つ長所や持ち味を活かすことが出来ます。そうすることで自分が存在している意義を自覚することが出来、心の充足感も上がります。これこそが生きるモチベーションを上げる秘訣かつ仕事が必要な理由の2つ目です。私がその仕事に対処できるかどうかを判断する基準は以下の3つです。その仕事が自身の持つスキルを活かせるかどうか、自身の倫理観の基準を下回らないか、仕事をする仲間の価値観が自分と大きく離れていないか。


2. 仕事の質をどのように定義しますか?購入した商品の品質をどの程度判断できますか?またどのような部分に注目していますか?

 仕事の質は仕事から生み出されたもの(例えば製品とか提供されるサービス、プロダクト)の品質が高いかどうか、あるいは時間あたりの生産性が高いかどうかという点において定義されると思います。どちらも高ければ高いほど仕事の質が高いと言えるでしょう。購入した商品の品質を評価する時はその商品の作りや素材、きめ細やかさ、欠陥の有無といった指標をもとに判断します。形のない商品、例えばサービスの場合は細やかな配慮があるか、こちらのニーズを汲み取れているか、といったことを基準に判断します。この方法によって安いものから高額なものまで品質を判断するのはある程度得意だと思います。


3.自分が商品に値段を付けるとしたら、どのような基準で価格を判断しますか?

 値付けの基準となる指標は3つあります。1つ目は商品製作にかかった原材料費、2つ目は製作にかかった人件費、3つ目は既存の類似商品の値段です。まず原材料費についてですが、高い材料を使えば当然商品の値段も上がってくるので、価格は原材料費に左右されます。次の人件費ですが、作り手においても能力の差は存在するので、誰がどのような技法で作ったかによって商品の品質は左右されます。よって商品の値段も左右されます。最後の類似商品の値段ですが、どれだけ良いものであっても他の商品と比べて値段が高くては購入者に選んでもらえないでしょう。また安く提供しすぎても利益が見合わなくなるのでいずれ提供する側が破滅するでしょう。このことから、同等の品質と労力で生産された他の商品と比較して著しい価格の変動がないことも重要と考えます。


4.プロが自分の隣で仕事をしていたとします。仕事が彼ほど上手く出来ないことに貴方は気付きました。あなたの気持ち、考え、行動は何ですか?

 私はプロではないと割り切ります。プロはプロとなりうるだけの経験と知識を身に付けているので、素人の自分がプロと同じ仕事が出来ないのは当然のことだからです。しかしその一方で仕事が上手く出来ないということに対する劣等感がわずかながら生じます。その劣等感をカバーすべく、プロの仕事の技を盗もうという思考になります。もっともここでいう盗むとは窃盗の意味ではなく、「技は見て盗め」という意味の”盗む”です。ただ盗むだけでなくプロに対してどのようにしたら良いのかというフィードバックをもらいに行くこともあるでしょう。


5.何かを上手くこなすことができない場合、それについてどう対処していますか?どのように対処しているか例を上げてください。また、同じ状況で他の人と比べて自分がどのように行動するか比較してみてください。

 まずは一旦上手くこなすことが出来ない何かに着手するのをやめます。そして一旦頭をリセットし、なぜ上手くこなすことが出来ないのかを考えます。その時はできなかった際の自分の行動を1から振り返ってみて、ここはどうだっただろうか、と内省します。そしてそこで浮き彫りになった原因を解決する方向に動きます。例えばゲームでクリア出来ないステージがあって、数回ミスした場合は一旦プレイするのをやめ、自分がどこでミスをしたのかを振り返ります。そしてどこでミスするかがわかったら、その点に関する解決方法を収集し攻略法を立てたうえで再挑戦します。他人と比べた際にも先述の行動をとると思います。


6.エジプトにあるようなピラミッドを建設することになりました。そうなった場合、あなたの考え、感情、行動を教えてください。

 まずはピラミッドを建設することになった動機、理由について把握しようとします。そこで採算が取れる、役所から建設するようになった、あるいは自分自身がピラミッドの建設に乗り気といった理由がある場合は建設に向けての手筈を整えます。最初に文書を参照し、ピラミッドがどのような工法で建設されたのか、どんな建材を使ったのか、人手はどれくらいかかったのか、ピラミッドの大きさはどれくらいだったのかについて調べます。それを元に目的、規模などが記載されたピラミッドの設計概略をまとめます。次はピラミッド建設に必要な資金集めをします。クラウドファンディングで資金調達する方法が真っ先に思い浮かびましたが、必要であればスポンサーを募ります。そして資金調達に成功したら建設会社にピラミッド建設の発注をします。ここまでしようとする動機があるとすれば先述した通りになりますが、いずれにせよ「自分にメリットがある場合」に限ると思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?