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ソシオニクス「機能の次元の質問リスト」に答える 〜Ti(内向論理)編〜

1.一般的な法則から具体的な事例を挙げたり、具体的な事例を一般化してそこから一般的な法則を見出してみてください。

 H2Oはは0℃が固体/液体の境界、100℃が液体/気体の境界というのが一般的な法則です。具体的には水を-10℃の冷凍庫に入れておけば氷が出来ますし、鍋で100℃以上に熱すれば水蒸気となったのちに気体になります。これが一般的な法則から導き出せる具体的な事例です。逆に具体的な事例から一般化され導き出される一般的な法則は以下の通りです。会社では役職によって給与が違い、社長や会長といった上のポジションほど給与が高いです。一方入社間もない新入社員は給与があまり高くないです。これは個々人のスキル、つまり能力と給与が正比例するということになります。

2.論理的とは? 論理についてのあなたの理解は、一般的に受け入れられているものと一致していますか? 論理的になりやすいですか?

 論理的とは、物事がどうしてそうなるかと言うことが筋道立って説明されている様のことを指すと思います。論理的であることは物事を正確に評価するという点では重要ですが、一方で個々人の感情を無視してしまうと言う欠点も孕んでいます。論理についての私の理解は一般的に受け入れられているものと比べて一致していると思います。私自身は理系の学問を学んでいるという背景もあって努めて論理的であろうとしていますが、本当に論理的な人に比べると論理的にはなりにくいと思います。

3. 階層とは何ですか? 階層の例を挙げてください。ヒエラルキーに従う必要があるのはなぜですか?システムの階層の例を挙げてください。それは何ですか?

 階層とは、物事や人の上下関係を定義するものだと思います。例えば会社での肩書きや軍隊における階級が挙げられます。こういった組織の中には経験豊富で高度なスキルを身に付けている人もいれば、経験が浅いうえに身に付けたスキルの量が低い人もいます。もしこの二者が対等な立場で組織を指揮するとなると、誰が指揮を取るのかが明確にならず、組織がうまく回らなくなりますよね。こういった事態を回避し、適切な運営がなされるようにするためにもヒエラルキーに従う必要があるのです。システムの階層というのも先述したものと同義だと思います。

4. 「カトラリー(ナイフやフォークなどの刃物の総称)」と「スプーン」という概念の関係は?

 「カトラリー」という大きなカテゴリを形成するものの一つが「スプーン」であると捉えています。スプーンは食べ物をすくって食べるのに使いますよね。でも世の中には突き刺して食べたり、あるいは切って食べる必要のある食べ物もあります。そのためにナイフやフォークが存在しますが、スプーン、フォーク、ナイフは同じ食べるための道具なので一括りにされることが多いです。その時にわざわざ「スプーンとフォークとナイフ」と言うのは長くて煩雑なので、これらを総称する「カトラリー」という言葉があるのだと考えます。

5.情報を構造化することがよくありますか? 何の目的で?どのようにそれを行うのが通例ですか?どのようにしますか?

 情報の構造化という言葉自体がどういう意味なのかがそもそもわからないのですが、一つの事柄に対する事項を。例えば「山手線」という事項を「山手線は”東京を一周する”、”黄緑色の””JRの路線”」という風に層分けして考えることがあります。ただしこれは難しい事柄を理解する時くらいしか行いません。構造化する時はいわゆる5W1Hを意識して行なっています。


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