見出し画像

ソシオニクス「機能の次元の質問リスト」に答える 〜Ni(内向直観)編〜

~Ni編~
1.人々がどのように変化しているのか教えてください。これらの変化についてどう思いますか?このような変化を他の人達も認識していると思いますか?
 人々は外界からの刺激を受けることで内側に知識と経験を蓄え、成長していく。これが変化だと考えます。初めは誰しも経験や知識のない状態にあります。ですが、物事をなしていく中で外界との接触が生じ、外界から未知の知識を吸収し、また経験を積んでいきます。これらの知識、経験はこのプロセスの中で自分のスキルとなります。こうして新たなスキルを身につけることが成長、すなわち変化だと解釈します。これらの変化は生きていくうえで自身の生存、そして自らの楽しみのために必要なものです。このような変化は近しい他者には容易に判別できるでしょう。

2. 時間とは?それについてどう思いますか?あなたは時間をどのように潰しますか?
 時間とは止まることのない1つの流れで、誰しもが平等に持ちうるものだと思います。人々は時間を持つことであらゆる行動が可能になります。自身の野望を達成したり、好きな人と一緒に過ごしたり、内省することが出来たり。つまり人として生きていくうえで時間は必要不可欠なものなのです。それゆえに制約にがんじがらめにされて自由に使える時間が少ないことは大きなストレスになります。私は時間を無駄にすることなく活用しています。時間を何もせずに過ごすということはほとんどなく、常に何かをするか何かを考えて過ごしています。時間を無駄にするということに強い苦手意識があるからです。

3.物事の成り行きを予測するために外部の助けが必要ですか? これらの予測を信頼しますか?
 物事の成り行きを予測するためには外部の情報を必要とします。他者からの助言をもらうこともあり、自分一人で予測を立てる場合であっても外界からの情報を取り入れ、参考にすることで物事の成り行きを予測します。ただし自分だけで考えた場合は精度の高い予測を行うことは困難だと思います。よって自身による予測を信頼することはないでしょう。一方事情に精通した他者からの助言による予測はその人の実績にもよりますが信頼することが多いです。

4.遅刻することはありますか?他の人が遅刻することについてどう思いますか。
 ごくたまに遅刻することはありますが、多くの場合は遅刻することはありません。遅刻する場合は様々な理由が挙げられますが、最も多いのは寝坊によるものです。また、乗換案内を調べずにおおよその時間で出発した結果、実際にかかる時間が予測より多かったために遅刻してしまったこともあります。他人の遅刻については実害ななければ問題ないと思いますが、遅刻することによって他人のスケジュールが狂うようなことはあってはならないと思います。

5.社会では、どれくらい遅くなっても許されると思いますか?
 これはどのような社会かによって大きく変動すると考えられます。たとえば病院や公共交通機関、劇場などサービスの開始時間が明確に定められている場所では、不可抗力によるものを除いて1分たりとも遅刻は許されないでしょう。これはサービスを受ける側が定められた時間に開始するという前提のもとサービスを購入しているため、遅くなることが契約違反となるからです。一方直接顧客を相手にしないような会社においては20~30分の遅刻は許容されるでしょう。とはいえそれ以上の遅刻は秩序が崩れる原因にもなり、同僚からの信頼も損なうこととなるので控えるべきでしょう。

6.誰かと待ち合わせしている場面を想像してください。それぞれの場面ごとの心情や行動を答えてください。 a) 到着まであと 20 分の時 b) 到着まであと 5 分の時 c) 時間になったが、彼(彼女)はまだ来ない d)すでに 20 分は経過しているが、彼(彼女)はまだ来ない。 e) そしてそのまま来なかった…
a):これから会う人のことについて考えると共に、会ってから何をするかについて想像を巡らせます。
b):相手が現れる時間になると考え、自分の身だしなみをチェックします。そして相手からの連絡に即座に反応できるようにスマホに気を配りはじめます。
c):何か理由があると考えますが、数分程度の遅れはあるものだろうと割り切り、深く考えることはせず、相手の到着or連絡を待ちます。
d):何か理由があると考え、電車やバスに遅れがないかを調べます。遅れがあればそれが原因だと思いそのまま待ち続けますが、特に遅れがないなど遅刻の理由が不明であれば相手に連絡をとります。
E):相手が現れることはないと断定し、待ち合わせ場所から去ります。その後なぜ待ち合わせ場所に現れなかったのかについて連絡をとります。この状態ではネガティブな感情を持っていますが、相手にしかるべき理由があった場合はネガティブな感情はなくなり、相手を許すでしょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?