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家を買うことにしました3(契約編)

そしてその週の土曜日。
私たち夫婦がそこの不動産屋さんに行って、中川さんと2時間くらい話した。

私は年収低いし旦那も日本語わからず横で黙って聞いてるだけからあまり助けにならないし、けど欲張って身の丈に合わないローンを組もうとしているから(私に融資してくれる銀行は一行だけだった)、引け目を感じていた。

その日には私も、購入の意思は固まってたから、購入に向けての手続きとかを聞いた。

中川さんは、お客さんと積極的に距離をつめる感じの人じゃないと思う。

なんで私が急に自分の家の購入について文章にしようかと思ったかと言うと、
これから中川さんにお世話になるにあたって、
私たち夫婦が中川さんと揉めた時に(かなり可能性はある)できるだけ思い出しやすいように記録しておこう、と思ったから。

なぜかと言うと、
中川さんは都合が悪いことは隠す人だと思う。

まず第一に、
契約の日、私のローンの保証会社への保証金が50万円高くなっていた。
それにきづいたのは、中川さんが伝えたからではなく、別の話で銀行からFAXで送られてきた書類を見ているときだった。
なんか気になる金額が書いてあって、これはなんですか?と聞いたら、
私は信用が低いから保証金が膨らんだ、とのこと。
中川さんはそのFAXを4日前に受け取っていた。
私は契約の前日、中川さんと電話で話していたのに中川さんはそんなこと全く話していなかった。

しかもその書類、
「この金額に合意して融資を希望します」みたいな欄に☑︎がしてあった。
中川さんは私たちに確認せずにそこにチェックしていた 。
そして中川さんは、
足が出た50万円分はリフォーム代を削ってください、と簡単に言う。
まぁ、それしか方法はないんだけど。
リフォーム代を削ると、お風呂のリフォームも難しくなる。
お風呂は在来工法だからタイルで冷たいし、バスタブも昔の金属みたいなやつだから、それをユニットバスにしたいんだけど、リフォーム代が50万円減るとかなり厳しい。

契約するために100万円以上の手付金を現金で持ってきたのに、
いきなり金額アップ。しかも50万円も。
旦那はかなり頭にきていた。

2番目は契約書の読み合わせの時。
家の備品の説明の時。
私はお風呂の換気扇がないことについてと、インターネット回線は光なのかADSLなのか、を質問した。
しかしたぶん彼はすぐには答えられない内容で、慌てて別の話をしたり、
私がまだ書類に目を通しているのに、書類をそそくさと片付け始める(その時は契約の署名・捺印は終わっていた)など、これ以上説明しないでください、っていう空気を感じた。

そんなこんなであまりハッピーではない気持ちで契約は終わった。

とにかく契約が終わったので来週はローンを組む銀行と面談したり、引っ越しの見積もりをします。