【MIA】PS進出を果たし躍進した2023年のマーリンズを振り返ろう!
お久しブリンソン、マイア・ミッシーです。
今年も記事投稿日の本日12月31日で2023年が終了いたしますので、今年2023年のマーリンズについて1ファンの目線でざっくり振り返っていきたいと思います。
なお記事の内容はマーリンズの現在の野手有望株陣並に薄いと思いますが、どうかマイアミの温暖な気候のように温かい目で見て貰えると嬉しいです。
ではご覧下さい、どうぞ!
【チーム成績】
上記の順位表を見てもらえればわかる通り、マーリンズは今年見事ワイルドカードでPS進出を果たしました!👏👏👏
PS進出は2020年以来3年ぶり。また2020年は60試合の短縮シーズンだったので、その年を除くとなんとWS制覇を成し遂げた2003年以来20年ぶり(!!!)のPS進出ということになります。
月別でシーズンを見ると、マーリンズは3・4月から幸先よくスタートすると夏頃に一気に失速し一時は勝率5割を下回るなどPS進出が危ぶまれましたが、9月以降しっかり巻き返しました。
チーム成績を細かく見てみると、チーム得点数666はリーグワースト、得失点差は-57とこれだけみたらとてもポストシーズンに行けるような状況ではありませんでしたが、今年のマーリンズは接戦で大きく強さを発揮し特に1点差ゲームでは33勝13敗と無類の強さを発揮し勝ちまくりました。
21年と22年と2年続けて90敗以上喫しており、シーズン前の下馬評は決して高くなく、今年も良くて勝率5割行くかどうかなという感じの下馬評でしたが、まさかPS進出という形でここまで躍進するとは、MIAファンのみならず他の多くのMLB球団ファンの皆さんもきっと思ったのではないかと思います(笑)。
また今シーズンは、アングGM(オフに退任)が再三のトレードによるチーム強化でマーリンズをPS進出に導きMLB史上初の女性GMとして大きな成功を納め、新監督のシューマッカー監督も就任1年目でNL最優秀監督賞を受賞するなど、フロント・首脳陣の活躍も大きかった1年となりました。
なおポストシーズンの結果は…察してください()
【投手陣の1年】
(先発陣)
昨オフに先発2番手投手のパブロ・ロペスがトレードでツインズに移籍。昨シーズン球団史上初のサイ・ヤング賞に輝いたエースのアルカンタラ,新加入のベテラン投手クエト,21年NL新人王2位のロジャースがそれぞれ不振や故障に苦しむ中、そんな状況の中で輝きを放ったのは若手投手達3人(ルザルド,ギャレット,ペレス)の活躍。
ルザルドは、今年ついに自身初の規定投球回&200奪三振到達,球団左腕投手シーズン最多奪三振記録を作るなどエース級の投手に成長。ギャレットは、カッターの取得で投球の幅がさらに広がり制球力の高さが光る安定した投球で見事ローテ定着。そして今年20歳27日と球団投手史上最年少でメジャーデビューを果たしたペレスは、デビュー後からエース級のポテンシャルをいきなり発揮。
マーリンズご自慢の若手先発投手育成は2023年も健在。PS進出し躍進したチームの基盤となりました。
(救援陣)
とにかく接戦に強かった今年のマーリンズで、救援投手陣も大きく力を発揮。
特にタナー・スコットが大きな存在感を発揮。制球難を見事克服し、rWAR3.6とWPA4.9はMLB全救援投手で1位を記録、74登板で3失点以上の登板が0で複数失点の試合わずか7登板、Savantの指標も軒並み真っ赤と見事なシーズンに。
他の投手だと、ナーディが今年メジャーに定着し主に火消し人として投げると優秀な働きをみせブレイク。TDL加入組のロバートソンは移籍後はクローザー起用で乱調も勝負の9月は11登板中10登板で無失点を記録し思ってたのと違う形でPS進出に貢献しました。
【野手陣の1年】
今年得点数はリーグワーストでしたが、前年と比べると大きく成績が改善。打線1人1人の活躍や成績を見ても決して弱い打線だったとは、私自身思わないなと感じました。
そんな打線において最も印象的な活躍を見せたのは、やはり今年首位打者に輝いたルイス・アラエスでしょう。
今年ツインズからマーリンズに移籍すると、NLの投手相手にも関係なく抜群のバットコントロールをみせ、MLB史上初のリーグ跨いで2年連続首位打者のタイトルを獲得。三振数はわずか34個と現代野球では異次元の数字で、得点圏打率も.434とこちらも異次元の数字。4月11日の試合では、球団史上初のサイクルヒットを達成するなど大活躍しました。
他の選手を見てみると、ソレアが自身初のオールスターに出場を果たすなど、シーズン36本塁打を放つ活躍で主砲として大きな活躍。
今年MLB The Showのカバーアスリートに選ばれたチザムJr.は、2年続けて怪我で長期離脱しましたが、初挑戦のCF守備でのプレーなど走攻守全てにおいて相変わらずのポテンシャルを発揮。
昨年のNL盗塁王バーティは、今年は盗塁数を大きく減らすなど足でスランプでしたが、打率.294を記録した巧打と内外野6ポジション守れるユーティリティ性でチームに貢献。
サンチェスとデラクルーズの打撃が武器の若手外野手2人も、今年1年間通して試合終盤に価値ある一打を多く打ち、接戦に強さを発揮したマーリンズでいい働きを見せました。
TDLでマーリンズにトレードで移籍したベルとバーガーの大砲2人も、移籍後打ちまくってまさに救世主的な存在になりました。
今年のマーリンズ打線は全体を見たら不振の選手も多くいましたが、チームが一丸となり試合で勝負強さを発揮し続けた印象が強いと感じました。
【おわりに】
ここまで長い間低迷期が続いたマーリンズでしたが、今年は見事大躍進。
私自身今年1年間応援してきてこれ程応援して楽しいシーズンは今まで無かったな思うぐらい今年は楽しい1年でした。来年2024年もまたPSに進出できたらいいなとより一層思いますね☺️。来年のマーリンズも今年のように躍進してくれることを期待しております。
そして最後に挨拶。
まずは今年1年間MLB合同noteのメンバーの1人(MIA担当)としてこの活動に参加できて、本当にありがとうございました。
今年の後半はほとんど更新出来なくて自分自身申し訳なく感じましたが、来年もメンバーと参加させてもらうことになりましたので、来年は今年以上に色々な記事を1年通じて投稿することができるように頑張りたいと思いますので、これからもよろしくお願いします!
では皆さん良いお年を(o・・o)/
LET'S GO!! Fish!!
【(引用)サムネイルに使用したフリー素材画像】