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(駆け出しWEBデザイナー)デザインで勝負する力がない私がしている事

皆さんおはようございます、こんにちは。
今回は、ボチボチ収入は得ているものの周りと比べてへこんだり
世の中の素晴らしいデザインを見て、本当にこんな風になれるのかな、と
時々不安に思ってしまう私が
こんなデザインの事以外で努力しているよ、というお話です。

最終的な私の目的はきちんと成果を出せるデザインをする事で
決してデザインの勉強を怠ったり学ぶことを諦めたという訳では
ない事を分かっていただけると幸いです。
あくまでまだ駆け出しである私がデザインではない物で付加価値をつける方法としてお話してます。
でもこのクライアントに対する考え方はこの先も変わらないのかな、と
思っています。

基本的に私はポジティブ人間で、たいていの事ではへこたれません。
それでもTwitterを見たり夜に作業していてふと一人だけ取り残されたような感覚に陥る事もあります。
あの人いつも案件抱えてて羨ましいな。
やっぱデザインの学校出た人は違うな。
あの人私と同じ時期に始めたのにフォロワー数が多くていいな。

などなどです。

そこで私はモチベーションを上げる為に考えました。

あの人いつも案件抱えてて羨ましいな。
→私には時間があるからその分インプットとアウトプットし放題じゃん!

やっぱデザインの学校出た人は違うな。
→習ってないから、まだ知らない、経験がないだけだから比べる事自体そもそも間違ってる。

あの人私と同じ時期に始めたのにフォロワー数が多くていいな。
→羨ましがっている暇があるならその人の投稿を徹底的に読んで分析してみよう!

に変わりました。
多分皆さんはそんな事は解ってるし当たり前だと思うかも知れませんが
私は気づけませんでした。

それを踏まえた上で私が実行したのは(いくつかあるのですが今回は)

とにかく今いるクライアントを大切にすること

クライアントを増やすことよりも私を選んでくださったクライアントに感謝することから
始めました。
最初は価格が安かったから、という理由で私を選んだかも知れません。
中にはポートフォリオをしっかり見てくれて私に決めたと言ってくださった方もいて、大変嬉しかったのですが
私は親しくない人からの誉め言葉は半分だけ受け取るスタイルなので(笑)多分価格の割にいい
(好みの)デザインだな、と思ったのだと思いました。
でも、私を選んでもらったからにはお互い気持ちよく取引をして末永くお付き合いしたいな、と思っているので
例え一流のデザインが出来なくても出来ることとして
私のファンになってもらおうと心がけるようになりました。
というお話です。
受注する側の立場になった時
やたらと専門用語を並べたり上から目線で意見を言ったり
そんなデザイナーには頼みたくありません。

私を好きになってもらいたい上で一番に心がけているのは
私がクライアントを好きになることです。

私のクライアントAさんはとあるバンドのメンバーです。
凄くやり取りの丁寧な方で、丸投げしてくる事もなく一緒にどうしたらいいのかを考え、
こちらからも提案をしていくというような感じで毎回作業をしています。
私はAさんとのお仕事が楽しくて実際にはお会いした事がありませんが
大好きです。
Aさんからはいつもライブのチラシのご依頼をいただきます。
普段私が聴くジャンルではない為、最初のご依頼時は不安でしたが、
音楽を聞き漁りライブ映像もYouTubeで見させていただきイメージを膨らませました。
私はまずはクライアントがどんな人なのか出来る限り深く知り、クライアントを好きになるという事を当時から無意識にしていたのかも知れません。
Aさんに限らず世間話をする事もあります。
初めはデザインのイメージを膨らませる目的であったように思える事も
好きになる為の作業だったのかも知れません。
ライブの前日には「明日のライブ頑張って下さいね」
と必ずメッセージを送ります。
Aさんは毎回「覚えててくれたんですね!頑張ります!またよろしくお願いしますね!」と言ってくださいます。
私を好きになって貰えたのかは正直分かりません。
私に出来る事は所詮こんな事なんです。
それでも私はAさんが大好きなので送られずにはいられません。
文からもわかる通りAさんは私にデザインを何度も依頼して下さっています。

似たような感じで、開業準備の為のデザインを依頼してくださった方達にも
お店のオープン前日、または数日前に一声掛けます。
そうする事で開店後「名刺作るの忘れてた!」といったような時にも私の顔が浮かんでくれると嬉しいのです。
そこから誰かを紹介してくれたりしたら、幸せなのです。
戦略的なところがありますが、いけない事だとは思っていません。
騙すような事は絶対にしないし、秘密は絶対漏らさない。
デザインではまだ勝負出来ない私に今すぐにでもできる事を付加価値として生きております。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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