女子大に通う大学4年生が今思うこと
昨今ジェンダーの問題は本当によく取り上げられていますね。女子大にいるから触れる機会は更に多いかもしれませんが。
もちろん理想は、ジェンダーを改めて取り上げる必要がないくらいに男女平等が実現することなのだろうと思いますが。
私は、正直女性学やジェンダーにはこれといった興味がある訳でなく、履修も最低限の2単位しかしませんでした。ただ、私は将来ずっと働き続けたい気持ちはあって、女性だからといって昇進できなかったり仕事を辞めざるを得なかったりっていうのだけは絶対嫌だなって思いながら就職活動をしています。
そんな時に読んだのが、大学の私の所属する専攻で毎年配られる冊子の前書きでした。
それを読んで初めて、女だからいいや、だとか、男の人に任せちゃおう、だとか考えることが無い3年間を過ごしてきたのだなと知りました。
確かに中高では、大事なリーダーが男の子であったり、面倒臭いことを男の子に任せたりって普通にあることだったな、と。
そして私はこの大学生活の4年間では、女性としての生きづらさを感じていないことに初めて気付きました。自分がやりたいことを、自分のために、当たり前のようにやってきていました。
しかし、私が1年後に社会人となったとき、この環境やこの思考は当たり前のものでは無くなるのです。そう気付いたとき、今自分がどれだけ恵まれた環境にいるのかを知りました。これを恵まれていると捉えるか、女性だけの閉鎖的な空間と捉えるかはそれぞれだと思いますが。
これまで正直、女子大に通う私ですら女性学やジェンダー論者を馬鹿にしていました。
しかし、今の社会において、このようなことを考え、改善しようとするのは当然のことであるのだなと。
ジェンダー論を馬鹿にしてくる人たちの多くは男性です。そして男性には女性が実際にどのような思いをしてこれまで生きてきたのかを完全に知ることはできないのです。これは逆も然りだけど。
結局、他者を受け入れる心だったり価値観を受け入れる心だったりが大切になってくるのかなあ。
さて、わたしは偉そうなことを言いたい訳でもなく、誰かに訴えたい訳でも無いのです。
ただ、自分が忘れないように書いておきます。
女だから、という理由で諦めることのなかったこの大学生活を忘れませんように。あと1年間、女だけのこの環境で、自分の為に、自分のやりたいことをできますように。💗
おもったことをつらつらと書きました。読み直しても無いし適当な文章なのでもし読んだ方がいたらどうかお許しを。
さて、卒論に追われているのでまた卒論執筆に戻ります。
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