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娘へ

テーマ選びでぐるぐるしてたら、私も似たようなの書きたくなった。
女の子には幸せになってほしい。

娘へ
きっと私たち夫婦の子供だからいずれ困難にぶつかると思う。
パパもママも根は違うけれど、環境や境遇が似ていたから、何処かで交わって、一緒に生きていく事を決めたんだよ。

ママはねずっとママのママが大嫌いで大好きだったの。ママが傷付いても良いって、そう思って我慢して、我慢してる事すら分からなくなるくらい我慢してたんだよ。だから、ママはね、自分を切りつける事で保っていた時期があったの。必要のないお薬もたくさん飲んだり、ずっと家に帰らなかったりして、傷を付けていたの。
心が傷付く前に、自分の傷を見て、心が落ち着くように。

このまま傷だらけで心まで傷付くのかなって思ってた頃に、パパとインターネットの世界で出会ってね。
[この人だけはコンタクト取らなきゃ]って直感がしたの。
きっと数行の言葉だけでパパの中身が分かっちゃったんだろうね。
この人じゃないとダメなんだって、実際に会ってそう思ったよ。

色々話して、聞いて、交流するとやっぱりパズルのピースだったって分かったんだ。
ママはさ、今よりもっともっと深くて暗い暗い底でずっと誰かが来てくれるのを待ってた。
待つだけの人生だった。それしか知らなかった。
義務教育を終えて、みんな自分の道へ進んでいるのに
私には道が無かった。養うべき場所と環境で作られていくはずの道が
最愛の母の手によって壊されていた事に、ママは気付けなかった。

歪な形のママをパパは「幸せにする、幸せっていう事を教えてあげる」って
一から見せてくれてたんだよね。
出会って11年。ママは貴女が2歳のお誕生日をみんなで迎える事が出来て、
本当に幸せ。

パパと貴女が教えてくれた幸せを、還元できていると良いのだけど、
ママはまだ伝え方のお勉強の途中で、下手だから、これからも頑張るね。

いつか本当にこの人じゃないとダメだって、思える時まで
人をよく観察して、なるべく傷つかない人生を歩んでほしいと、ママは思っています。
貴女は私の命です。大きくなって、自分で立てるようになるまで、ママはずっと支えます。
立てるようになってからもずっとママは貴女の味方です。
悪い時は悪いって言うし、良い時は良いって言います。
パパもママも地頭は悪くないはずなので、ちゃんとまっすぐ進めるようサポートします。

たまにママじゃなくて1人の人間になってたとしても、それはそれで許してください。
ママより。

娘以外の人へ。
多分、私繋がりだと、大なり小なりあったと思うんで
過去はどうだったか分からないけど、その過去も今のあなたを作ってきたものだから、認めて、受け入れて、愛してあげてください。
乗り越えた人はそのまままっすぐ自分の信じた道を進んでください。

読んでくれてありがとう。

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