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2018-03-04 美しくなりたい

・橋本ルルになって大勢の人の前で踊る夢を見た。私は踊ることができない。

・美しいとはなんだろう。美しくなりたいといつも思っているが、美しいとは何なのか、何もわかっていない気がする。容姿が私の基準で整っていることなら美しいと思うが、私の基準に人間が届くことはそうそう無理だし、なおのこと私は絶対なれないので。整形は過去の夢だ。整形はどんな種類の美しい顔にでもなれるふしぎな魔法ではない。

美しいとはなんだろう。わからないものを美しいと思う。わかるものは読み取れてしまう、共感できてしまう、あるいは共感できない、そういう余地がある、そういう余地があること自体を美しくないと感じるようになった。突き放して。私を受け入れようとしないでほしい。前回のブログにも書いたが、美しいものの要件は私から遠いことだと感じている。

・やってきた中で一つだけ間違いのない美だと信じられることがある。売ってきたことだ。買えることは愛だ。ガラスの向こう側に飾られた選ばれた人間によって作られる、選ばれた人間のための芸術はこの世界にいくらでもあるけれど、そういうものから一般人である私は見放され続けてきた。対して商業は愛だ、自動販売機、コンビニ、それらに始まってそういう誰にでも買える誰にでも手の届くあらゆる販売の手段は人へのへだてのない愛だ。ひとりひとりすべてが愛すべき人間だと知っているからできることだ。私はアートじゃなくて商業がやりたい。私は選ばれなかった人間で、選ばれなかった人間たちを愛していて、選ばれたか選ばれなかったかで幸福に生きられるかどうかを決定されることはないと信じている。

・絵の展示に行った。知らない人が「可愛いワンちゃんのところを撮りたい」と絵の一部をズームで撮っていた。私はなにもかも無意味にねじくれ曲がっていただけなのかもしれない。そんな風に生きたい。

生きてる いのちって最高♪