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眼瞼下垂手術を受けた話

今回のテーマはタイトル通り、眼瞼下垂の話です。

眼瞼下垂症とは?

 眼瞼下垂症がんけんかすいしょうとは、さまざまな原因によって、まぶたが上がらなくなる疾患です。まぶたが黒目にかかることで視野が狭くなり、QOL(QualityクオリティofオブLifeライフ:生活の質)の低下につながる場合があります。
 眼瞼下垂症には先天性、後天性、偽性ぎせい(見かけ上、まぶたが下がって見える症状)があります。特に高齢化が進んでいる現在、多くみられるのが後天性眼瞼下垂症です。

https://www.med.kindai.ac.jp/diseases/ptosis.html

はじめに眼瞼下垂だと気づいたのは2020年くらいだったのですが、実際に手術を受けると決心するまでに3年近くかかりました。(切開の手術が恐怖だった^^;)

眼瞼下垂の診断〜手術日まで

私は、大阪の心斎橋・京橋・梅田に複数展開している美容外科「恵聖会クリニック」さんで診断してもらった結果、両目眼瞼下垂と診断され保険治療が適用となりました。

ちなみに手術する前のスッピンの目はこんな感じでした。
左目はお医者さんの診断を受ける前から、コンタクトを着けると擦れて痛く、自分でも眼瞼下垂だろうと思ってたのですが、右目も軽い眼瞼下垂と言われました。一見片目だけに見えても眼瞼下垂は両目にかかることがほとんどだそう。

恵聖会クリニックを選んだのは、二重手術の症例数が多く、口コミ評価も高く、価格も比較的リーズナブルだったので、もし保険適応されなかったら自費で受けようと思ったからでした。

流れとしては、診断→説明を受ける→手術日決める→お会計で至って普通でした。

眼瞼下垂手術は保険適応されると何円で受けられる?

血液検査代¥3,890
手術代+笑気麻酔代込 ¥43,900
+1週間目の抜糸・検診、1ヶ月検診・3ヶ月検診代 ¥1,320
トータルでかかった費用は、¥49,110 でした

手術当日

手術予定時間の1時間ほど前に病院に来るように指定され、受付をしてメイクを落とします。

それから手術室に行き、医師、看護師が色々準備をしてくれ、笑気麻酔を吸入し、手術スタート。

笑気麻酔は、局所麻酔の痛みを和らげる目的で使用されます。一時的にリラックスしてふわふわとしたような気分になります。私はアルコールが全然飲めない体質なので、すぐに効き目がありました。
おかげで局所麻酔(手術箇所に打つ痛み止めの注射です)の痛みはほとんど覚えてません。まぶたにチクっと刺されたくらいだったかな。

手術自体は1時間半くらいかかりました。もちろん最初からそれぐらいかかると伝えられてはいたのですが、ずっと意識はあるまま、切られたり、縫われたりといった工程が施されてるので、気分は良くなかったです。ずっと早く終わって欲しいと思ってなんとか耐えました。

術後やダウンタイム中の写真は痛々しそうで見栄えが悪いので割愛します。

当日〜麻酔が切れてからが激痛〜

手術が終わってからも出血がなかなか止まらなかったので、病院のベッドで1時間ほど休ませてもらいました。
そうしてる間に麻酔の効き目があっという間に薄れていき、今度は激痛との戦いでした。
瞼は切られて縫われているので、上を見上げるのも痛いし、瞬きをするのも痛いって感じでした。
一時的に焦点を合わせるのも難しかったです。

当日は帰ってからもアイスノンで瞼を冷やし、病院から処方された抗生物質の薬とロキソニンを飲んで、ベッドで安静にしていました。
それから3、4日目くらいまでは、腫れや内出血が酷く、とても外には出れない顔をしていたため、ずっと家で過ごしました。

1週間検診・抜糸

手術をしてから6日目に1回目の検診がありました。
この時はまだまだ「ダウンタイム真っ最中」って感じで酷い目をしていました。
抜糸はチクっとするだけで全然痛くなくてホッとしました。

抜糸翌日からメイクもコンタクトもOKでしたが、アイシャドウを乗せたり、またクレンジングで落とすのも痛みがあり、細菌が入ったりすると衛生上良くないので、3週間目まではアイメイクは我慢しました。コンタクトも入れると痛かったので2週間くらいは付けずに過ごしましたが、右目はメガネで視力が出ない強度不正乱視(円錐角膜という病名)なのですごく不便でした!

この期間は運動や普段通ってるホットヨガも控え、ベッドで寝てるばかりだったので、肩こり・頭痛が悪化して辛かったです…。

1ヶ月検診

1ヶ月も経つとだいぶ見た目はマシになって行きましたが、まだまだ「目の整形をした人」って感じの腫れとツッパリは残ってました。

3ヶ月検診

3ヶ月経つ頃にはもうほとんど腫れもツッパリも落ち着いてました。
伏し目にすると少し傷が見えるってくらいです。

現在

4ヶ月半経過しました。

左目はコンタクトを装着してももうまぶたが擦れる感じもなく、痛みも無くなりました。

4ヶ月ほど経ってから家族に会いましたが、事前に手術することを伝えてなかったので、自分から言うまで気づかれませんでした。

前から肩こりや頭痛があり、眼瞼下垂の手術を受けることで改善される人が多い、と説明を受けてたのですが、そこはあまり改善しませんでした。
でも眼瞼下垂があった時は、眉毛を吊り上げて物を見てしまうクセがあり、眉毛の位置も左右差がかなりあったのですが、頑張らなくても見えるようになったので楽になったし、位置も改善されました。

見た目の点なら、前より目がパッチリ開くようになったので、目が大きくなったようで単純に嬉しいしメイクも楽しくなりました。

眼瞼下垂は生まれつきの人もいますが、加齢による老化で発症することも多いので、30代前半の今で手術を受けておいて良かったかも?とも思います。

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