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聞く読書 Audible 3冊

こんにちは。
読書の秋、色づく木々をながめて歩きながら、
聞く読書はいかがですか。

Audibleを聞くようになって、
最近では3冊聞くことができました。

↑ こちらでサンプルもきけますよ。

著者 池井戸潤
朗読 杉山怜央
時間 15h 51m

感想

作家をしている主人公が、
東京から田舎に移り住みます。
地元に馴染んでいく過程が、
うらやましく、楽しく、ワクワクしました。 

ストーリー

個性豊かな面々に加えて、
魅惑の女性も登場し、
ほのかな恋心に胸もたかなります。
地区のみなに頭を下げられ、
しぶしぶ参加した消防団ですが、
何かにつけては居酒屋に集合し、
すぐ打ち解けていきます。
にぎやかに新しい生活が始まっていく中で、
ハヤブサ地区に不審な火事が起こります。
主人公も経験のないままに消防車に乗りこみ、
火事現場での消火活動にあたります。
焼け落ちる家屋を目の当たりにし、
日々の生活や築きあげてきた人生が失われる様に衝撃をうけます。
他人事ではすまされず、ハヤブサ地区を守りたいという気持ちになっていきます。
さらに、自然ゆたかな景観が、ソーラーパネルに置き換えられていくことへの抵抗感、
また、地区になぞの集団の侵入がみられはじめるといった問題がおきていくなか、
ハヤブサ地区の人々の生活を守ることはできるのでしょうか。

ナレーターさんに感心

ナレーターさんは、消防団の団長はリーダーらしく、飄々とした団員はそのように、声を使い分け朗読されていて、とても楽しめました。

消防団

近所に消防団のポスターが貼ってありました。

この本を聞いてみようと思うきっかけになりました。


消防団員募集ポスター


つぎの作品です。

著者 吉川英梨
朗読 利根健太朗
時間 12h 22m

↑ サンプルきけます

突如、失踪事件に巻き込まれた家族と刑事のストーリーです。

あきらめない家族の様子や、
いらだち、焦りをかかえながらも捜査に従事し、家族に寄り添う刑事、
彼らの寄り添いあいの中で出てくる小さな展開、刑事ものの新たな発見がありました。

いつもナレーターさんには感心だけと、作者にも感心

作者は女性の方でした。
13階の女、という女性公安捜査官ものも書かれています。

男おとこした世界の話で、
何か新鮮だな、と感じると女性の方の作品であることってありますね。


著者 吉川 英梨 氏

だいぶ前ですけど、
ハートブルーというキアヌ・リーブスの
サーフィン&ディテクティブもの映画も、
新鮮、好感を若い時に感じました。
監督はキャスリン・ビグローという女性の方でした。


キャスリン・ビグロー監督


Audible 3つ目まだあります。

↑ サンプルきけます

著者 青柳碧人
朗読 多田啓太
時間 8h 44m

こちらの話は、ずばり日本昔話です。

タイトル通り、殺人事件がおきて、
謎解きをしていくというアレンジがクリエイティブにほどこされています。

例えば、花咲かじいさんのお話では、
ワンコが物語りを語り、
花咲かじいさんは何者かに殺されてしまいます。

語るワンコが可愛かったです。

元芸者さんが三味線を弾いて、
歌いだすシーンでは、

ぺぺん、ぺぺん、
ぺぺん、ぺぺん、
おいらこの音、
結構好きだな、
とワンコが言っていて可愛かったです。

本を買っても、
いつも積ん読ばかりの私でした。

Audible のおかげで、
いろんな作者の本に触れられて嬉しいです。

何と言ってもナレーターさんありがとう。
すごいエンターテイメントだと思います。
これからも、よろしくお願いします!

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