介護の話
自分の尊敬する親が歳をとり今まで出来た事ができなくなる。認知症になり人格が変わっていく。今までの人物像があるから、こちらはイライラもするし、怒鳴る事もある。手を出すことも、首に手をかけることもある。
それはとても辛いこと…
でも、1番辛いのは本人なんだよ。寂しくて怖くて不安で。
お互いに人間だから、ぶつかる事もある。
1番に分かってあげられるのは一緒にいる家族だけだから。
「親」としても「人」としても尊重して、いつでも心に笑顔の花を咲かそうね。
辛い時は誰かに相談して、お友達、役所、ケアマネさん、1人で抱えてたらダメだよ。
がんばり過ぎちゃうとがんばれなくなるからね。
どんな姿になろうと、声は聞こえる。心は伝わる。
手を握って、体温伝えて、お話ししてね。
もし、誰かわからなくらなったら、何回でも言ってあげようよ。
「はじめまして、お元気ですか?」
私はあなたの親だから良く知ってる。
私はあなたの子供だから良く知ってる。
愛してるは小恥ずかしいから、
「いつも、ありがとう。大好きだよ。」
元極悪介護福祉士 金城みーこ