かくれシュガを探せ!~ラップ前の囁きにとり憑かれた件
ある日バンタンのお気に入りチル曲を聴いて、霊現象に見舞われた。これは、3ヶ月前にバンタン(とりわけシュガさん)への愛に目覚めた新前アーミーである私が、シュガさんの声にとり憑かれた発見と調査と検証の記録。
Love Mazeってめっちゃいい曲じゃない?
まず印象的な音色でシンプルに奏でる落ち着いたイントロに遠くから聞こえるジョングクのかすれた声、そしてジミンのボーカル。私ジミンの声が好きなんですよね。さらに!その後グクの「あうそんどぅ~りいぃいぃぃ~♪」って下りてくる時の、こぶしっていったら違うのかな、なんていうのかな?あの歌い方。フェイク?上手いんだよなぁ(伝わる?😅)それからナムさんのラップ!途中からメロディ入れてくるでしょ?それが好きなんですよぅ😍ナムさんの歌好き~💓
僕たちは今迷路の中で正解を探し疲れて彷徨っているけど、手を離さないでお互いを信じて一緒にいなきゃいけない。誰に何と言われようと、嘘や困難が僕たちを引き離そうとしようと、決して手を離さずに僕を信じて。一緒にいなきゃ。お互いにすれ違うことがないように…
ざっくりまとめるとこんな内容なんですけど、初めて歌詞の和訳を読んだときは、バンタンから私への言葉のように感じて「もちろんずっと一緒にいるよ😭サランヘ~💜」と思ったのです。でも読めば読むほど、これはバンタンメンバーの事を言ってるんだろうなぁと思うようになりました。
先輩アーミーさんはよくご存じだと思うのですが、この曲が入ってるアルバム「Love Yourself 轉 Tear」が発売されたのは2018年5月。2018年といえば、年末のMAMAの授賞式でジンくんが「今年の初めは解散も考えた」と発言した年です。ちょうどこのアルバムの製作中のことなんでしょうか?
聞いてみてください👇
他人には言わせておけばいいよ。誰が何を言っても、言われれば言われるほど強い確信になる。果てしない迷路の中でも一緒なら楽園。永遠は簡単なものじゃない、それでも成し遂げてみたい、ならやってみよう。決して手を離しちゃいけない、信じて一緒にいよう。
メンバー一人ひとりの顔を思い浮かべながら聴くと、涙が出そうになる。
解散しようかと思うほど悩む中で、こんな風に歌にして自分たちの気持ちを整理し絆を深める…。その過程はけして簡単じゃなかったと思います。本当に乗り越えてくれてありがとう。そして改めて誓いたい。
ずっと側で応援し続けるよ。
……って、前置き長ッ!!
この曲大好き過ぎて、つい…😅
では、本題に入ろう!
私がこのLove Mazeの中でいっちばん大好きなのはシュガさんのラップ、いや、ラップ前の「しゅがぁ…」っていうささやきなんですよッ💗
私はいつも車でCDかけてる昭和女。運転に影響ない範囲の音量で聴いているので、何度も聴いていたのに全然気が付かなかった。ある日たまたまイヤホンして聴いたら「しゅがぁ…」って!!これがまた小ッさい声で!!
えー!シュガさんのラップ前「シュガ」はSeesawだけかと思ってた😻
なんで今まで気が付かなかったんだ私のバカ!タリョラばっかり見て、ちゃんと曲を聴かないから~😭
Love Yourself 轉 Tear は「しゅがぁ」の宝石箱やぁ~
大好きなアルバム。ヘビロテしていたのに気づかなかった。ほとんどの曲で言ってくれてる!しかもちょっとずつ違うラップ前シュガ。よければぜひ聴き比べてみてください。
曲名の横の数字は、しゅがポイントの時間です👇
Love Maze (2:07)
…お分かりだろうか?
え?聞こえた?ってくらい音量小さ目でジミンの歌に重なるように「しゅがぁ…」でも存在感が消えないのは、ジミンとの声の相性がいいんだな、きっと。その後のラップもステキで、うしろで「やぁ!やぁ!やぁー!」ってエコーがかかった声を重ねてるのが、本当に奈落の底で迷ってしまって不安な感じがよく表されてるのかな。
…とでも、いうのだろうか?
(スミマセン、今回ホラー仕様に無理やり持って行こうとしてます…元ネタわかる人どれくらいいらっしゃるだろう?)
Paradise (2:17)
ささやき。「しゅが」というより「しゅー…」。あれ?誰かとすれ違った?ってくらいの風がさっと通り過ぎる感じ。とけるようにラップに導入される。夢がなくたっていいじゃない、立ち止まったっていいじゃない、ちょっと幸せって思うことがあればケンチャナ…そういう押し付けない感じが表わされているのかも。
134340 (1:39)
ため息っぽい「シュガ…」。ひと作業終えてノートパソコン閉じながらコーヒーかな?ビールにしちゃおかな?ふ~「どっちにシュガっかな…」声に出さずに言う感じです。134340のラップは、元カノと偶然再会して戸惑う箇所もあり、シュガさん演技もできるのでは?って思う。自然。元カノにジェラシー(痛…😅)
So What (0:47)
ご存じライブでも盛り上がるこの曲。ホビさんのラップを受けてさらに勢いつけるように「ッシュガッ!」。炭酸のペットボトルを開けた瞬間のプシュッ!というスピード感。オレ、登場!って感じでカッコいい😍盛り上がらないわけない!😆
Magic Shop (1:56)
しっかり聞こえる「しゅがー…」シにアクセントを強くおき、わりとのばして消えていく。大げさに言うと「シシュがぁー…」スピード感あり。爽やか。よくライブで水まくじゃないですか?あんな感じで夏の空にやる感じ(笑)余韻がよい。ラップ部分の「ッアイアイッ」っていうのも好きです。
Outro:Tear (2:20)
下を向いているシュガさんが顔を上げこちらを見る瞬間に閉じていた目を開けてひと言…っていうイメージが湧きました。わりと音量は大きくしっかり聞こえるのですが、声にはならない「シュガ…」(ガはほとんど聞こえない)ささやきというよりはつぶやきです。ラップの内容がなかなか強い表現というか…キレイな別れなんてないから俺の心臓をえぐってバラバラになったかけらを未練が残らないように燃やしてくれよ…って感じの…
以上、Love Yourself 轉 Tear の検証でした。
改めてこのアルバム、134340で自分の存在に対する疑問や諦め→Paradiseで無理しないで自分でいればケンチャナという容認→Love Mazeで周囲に流されず自分たちを信じていこうという決意…この流れでバンタンの心の動きを知ることができます。こういうのさらけ出すことで前に進む彼らは、本当に素晴らしい人たちです。感…動…😭
あ、ラップ前シュガに取り憑かれた件でしたね😅 さて、皆さんはどの「シュガァ」がお好みですか?
私はやはり、最初に見つけたLove Mazeとか、Paradiseの優しい感じが好きなんですが、So Whatも捨てがたいですね😊
マジで恋するラップ前~これぞ王道の2曲
ラップ前「シュガ」現象を語る上で、どうしても外せないこちらを検証してみましょう。(あくまで個人の見解です)
Trivia 轉:Seesaw (0:09)
ハイしーそー!冒頭からの「しゅがぁ…」は、これも声にならないささやき声なのですが、スピード感というか、テンションはそこそこある。音量もあります。ため息混じりのけだるさ、たばこの煙をはく感じ…そもそもこれ、ラップ前じゃなくね?歌前じゃね?というツッコミはスルーして…😅
シュガさんのソロ曲なので「シュガ」って名乗らなくてもわかるようなもんですが、なんでしょう?冒頭からそんなにセクシーに名乗られると、一気に曲がシュガ色に染まります。そうか、聴く側がちゃんと準備しておかないとシュガさんの歌声で倒れてしまうからだな。俺の声で失神する前に受け身とっとけよ、という優しいアナウンスなのですね…尊…
もうSeesawは始めから最後まで、全部が聴きどころ。私はヘッドホンで音量抑え気味にして聴いています。強い薬なんで。なんのこっちゃ🐼
そして次。私の中でこれが一番ヤバいラップ前と思うのがこちら!
Pied Piper (2:03)
テテのセクシーボイスを受けての「yeah~しゅがぁ~…」アギャー💔
もはや「しゅが」に収めきれないエロ味を「yeah」に乗せるまさかのおまけ付き💜流れが素晴らしい!セクシーからのエロからのラップ😍
俺の魅力にもう君はやられちゃってんでしょ?本当は気付いてるんでしょ?いいじゃん、ついて来ちゃいなよ。っておい~~~~~!この曲を聞いた後の背徳感と言ったら…ドキドキ💔… 救心💊飲まなきゃ心臓もたない世代😭
…いかがだっただろうか?
一度聞こえてしまった「シュガァ…」に取り憑かれるあまりに、私は何を聞いてもどこかに「シュガ」が隠れているような気がして、気が狂ったようにイヤホンで曲を聴いているのだ。
…そして、その呪いなのだろうか?気が付くと耳から血が染み出しているのは…(単なるマスクかぶれです😅)
ラップ前シュガァの3傾向
私のできる範囲で、ラップ前のささやきについて調べてみたが、そもそもこれはいつから観測された現象なのだろうか?やみくもにYoutubeをさまよっている私には未だに解決できない。
しかし、大まかに3種類に分類できることがわかった。すなわち、有声・無声・まぼろしである。
1、有声
まさにハイキターヾ(≧▽≦)ノ と、ダイレクトに耳とハートに届く声。普通にシュガさんの話している声です。これから俺のラップやで!という宣言を受け、我々はよっしゃ!と心構えをしなければなりません。受け身取らないとケガするからネ😉(2回目)
Pied Piper や、So What、あとIUさんとのコラボのeightもオレ様感が素敵です(weverseのコメントで教えていただきました)
2、無声
これが一番多いんじゃないでしょうか。ヒソヒソ声。耳元でささやかれるようなドキドキ感。音は小さいけど印象的。曲に合わせていろんなバリエーションもあり、未だ全容が見えません。
SeesawやMagic Shopみたいに存在感のあるものや、Love Mazeや134340みたいにやさしいものまで。息の使い方、速い・鋭い・強い・弱いでいろんな表情が出せます。
3、まぼろし
これは、つまるところ霊現象。声なのか効果音なのか判断が難しいくらいに溶け込んでいる「シュガァ」のことです。まるで楽器なんですか?と思うような「シャラン」とか「シャー」とか、「シュワー」とか。時にシンバルや鈴のような金属系の音、時に水、時に泡、時にハリーポッターの蛇の声…
「今聞こえたよね?シュガって言ったよね?」「え?私には聞こえなかったけど…」
ガーーーン😨
………お分かりいただけただろうか?(ここでもう一度VTR流す)
これは2!3!や、Outro:WINGS、Answer:Love Myself などでも目撃された現象である…
スミマセン、ホラー仕様には無理がありますね💦もうやめます。
「SUGA」という素材の可能性
こうやってひたすら「シュガ」部分ばっかり聴いていると、改めてシュガさんが「SUGA」という名前でよかったと思わざるを得ない。
「シュ」という音は、空気感・スピード感を表すばかりか、心情や状況を形容する役割も果たせる音なのではないでしょうか。
シュッ!シューッ!(スピード速・勢い強)
シュー(空気抜ける感じ)
しゅん(がっかり)
しーん(静か)
これはサ行のオノマトペの多さからもわかります。
サッと、ササっと、しょんぼり、ショック!、シャキッと、シャカシャカ、シェー!、シクシク…、しんしんと、スルスルー、スリスリ、スラスラ、スッキリ、スパッ!、すっぽり、すべすべ、せいせいする、そーっと、そろりそろり……などなど、きりがないですね。
次に「ガ」の音についてです。
シュの空気漏れ感に対して、ガっていうのは一回せき止めてから飛ばす感じで、まさに「ガッ」とぶつける、衝突音。どちらかというと能動的な動きのある音です。
「ガーッ」だと勢いとともに広がりも感じるし、
「ガッ!」と短めだとその先に行けない閉塞感もあるような…
「ガン!」だとぶつかった後の余韻もある
このガの点々の発音のしかたによっても印象はグッと変わります。
よくシュガさんはカに近いくらいガの点々を弱めて発音し、それがまた豊かな表現となっています。韓国語って同じ言葉でもガで発音したりカで発音したり…私はその辺のからくりがよくわかんないんですけど…
結論:ラップ前の「シュガァ」は、サンプリング音源
それぞれの曲にそれぞれのラップ。「シュガァ」というささやきは、メロディーとラップをスムーズにつなぐ役割を果たしている。その曲の世界観を壊さないように、というよりは世界観をより深く、より色濃くする要素のひとつとして「ラップ前シュガ」があるのだ。
ここでちょっとキラキラ系の音が欲しいな、とか、もうちょっとビートを感じたいな、とか、メロウな感じが欲しいな、とか。
そういう素材としての「SUGA」の効果は絶大と言える。
以上、私の考察でした。
シュガさんの声が大好きだからいつまでも取り憑かれていたいので、お祓いとかは無用です(笑)
ちなみに「シュガ」さんだとカッコいい感じで「ゆんぎさん」だと優しい感じがします。音の考察、楽しかった🎵
ここまで忍耐強く読んでくださってありがとうございました。
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