PTDという曲の持つ意味
偏見 と言う言葉が衝撃だった(ナムはためらいつつもまっすぐに言葉を放つ その勇気に恐れ入る)
偏見と感じていたものは何?
アイドルのメッセージ性なんかたかが知れてる(子供じみた恋愛、大人社会やアンチへのステレオタイプな反発など)ということなどだろうか
8年目を迎えだいぶそれは無くなったと思っていたけど、まだまだ自分達への視線は偏見(それは悪意とは限らず、好意的なものとしては“従来通りへの期待”)に満ち、言わば自分たちに追いついてない、と彼らは思っているのかもしれない
それを打破することが出来る曲として彼らはPTDを捉えていて、今までの曲とは全く違う意味合いの重さを持つ曲ということを自覚して、覚悟して世に放った
それがこのMV鑑賞が妙に重い(特にヒョンラ)理由かもしれない
世間の反応はまだ未知数だけど、想像通りarmyからは戸惑いや反発の声が上がった(特にラプラペン)
それに対し、ナムはブイラで丁寧に考えを述べた
ラップの欲がなかったわけではないが、これは完結した一つの曲で、そこにラップを入れたら曲の流れが完全に崩れる、とまで言った
それは素人が聞いてもそうだと思う
今までは、かなりラップを入れるのは厳しい曲でも(特に日本語曲)アイドルという立場もあってなんとか入れていたように思う
(そうしなければここまで到達できなかったかもしれない)
彼らはデビュー時から終始一貫していて全くブレていない
ただただ良い音楽を作りたいのであり
それにメッセージをのせて届けたいのであり
いわゆる“アイドル”として愛されたいのであり
1人の人間としてarmyを愛したいのだ
アイドルとアーティストが分離して存り、その融合体の概念も、当然表す言葉もない現在、その乖離に耐えられず崩壊していったグループは数知れずあると思う(私はその辺全然詳しくないけども
彼らは崩壊せずに融合した“何か”を作るという、前人未到の地を一歩一歩切り拓いているところなのだ
もうそこまで行っちゃってるのだ
分岐点、宣言、宣告、なんでもいいけどPTDは彼らの思いをよりはっきりさせるという役割もあったと思う
And you know we don’t stop‼︎
俺たちが止まらないこと、知ってるだろ⁉︎
ただ私たちも自由なので
変わってしまったとarmyを降りるのも良し
昔の彼らだけを愛でるのも良し
覚悟してついていくのも良し
個人的には偏見をなくせた発言が出た以上、変わるのは当たり前という前提で彼らを愛する覚悟がいると思う
覚悟なんかして推せないって?
人を愛するってそもそもものすごい覚悟がいることだと思うな
変わらないものなんてこの世にないんだから😌
PTDはものすごく特別な意味を持つ曲で、私はこの曲がおそらく今後も一番好きだし、この曲を出した彼らをますます好きになったことは間違いない
人種、性別、年齢を超え、全ての人は人生を謳歌する権利がありそれには誰の許可も要らないということ
それを今までとは違う、バンタン以外の人が主役級としてたくさん出演するMVで表現してくれたこと
そんな彼らが本当に好きで好きで
誇らしくてたまらない
私はこれからもずーっと推していくし、愛します
彼らがどう変わっていくか期待しているし、喜びしかない未来がちゃんと見えるから。
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