夕立に一人
夕立に一人
あの日、
ものすごく雨が降っていて
ものすごく雷が光っていて
ものすごく雷が鳴っていて
一人でず~~~っと
誰かが帰ってくるのを
ここで待っていました
ものすごく心細かったのを
覚えています
もう誰も帰って来ないんじゃないか
このままずっと一人なんじゃないかって
一人で泣いていたかもしれない
この場所は家の中と外を隔てる
場所みたいになっていて
そう感じていたのかな
家の中で待っていればいいのにね
子ども頃
何回もこの辺のガラスを割ったな
子どもの仕事かな
写真は2005年10月2日 母と甥っ子
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?