あなたが行く前に BTS JIN
あなたが行く前に、あなたにお礼を伝えたいと思った。
こんなもの書いても、伝わらないのはわかっているけど。
いやむしろ、伝わらない方がいい。
釜山のコンサートが終わってから、どれだけのコンテンツをこなしてきたのでしょう。
それが全て、自分自身のためではなく、ファンの皆さんに喜んで欲しいと言う、あなたの思いによるものだと言うこと。
あなたが語っていたやりたい事は、ファンに見せたいもの。
ファンに楽しんでもらいたいもの。
本当なら、旅立つ前には穏やかに過ごしたいと思う人もいるだろうに、そこに全力で取り組むあなたの姿。
どれだけ忙しく過ごしたんですか?
ファンのためだけに。
あなたに言わせれば、それは自分の喜びのためとか言うんでしょうね。
私は、自他共に認める極強火ジンペンで、過保護が過ぎたモンスターペアレントで、偏った愛情でしかあなたを応援できない、心の狭い人間なんです。
だから、あなたの寛容さに、あなたの大きすぎる懐に甘える弟たちに、時々胸を痛めることがあるんです。
わちゃわちゃして面白い、楽しい、そんな風に見られないこともあって。
青町の時も。
みんなで写真を撮る時も。あれはあなたがスパイだったけど。
ゲームで1番に回答したのに、練習問題だって言われた時も。
soopで、車に乗せてもらえず置いて行かれた時も。
ほんの些細なことでも。
そんなシーンを見る度に、胸が痛くて悲しくなって。
だから、今回の釜山コンサート。
あなた1人、意見が違ったと言う事を聞いた時、頭の中に過去のそんな映像が蘇って。
悲しすぎて、少し泣いて、腹が立って。
それでも、いつでもファンのことを1番に考えてくれるあなただから、真っ直ぐに向き合ってくれるあなただから。
私もそれを受け止めなくては、と思ったんです。
けどね。
そんな綺麗に割り切れるものではないのよ。
割り切ったようなこと、人には言ってるけど。
どうして?
年上の意見が尊重される韓国の文化の中で、どうして?って。
悲しくて。
腹立たしくて。
過保護なファンでごめんなさい。
悲しませたなんてあなたが知ったら。
良い姿だけをお見せしたいって常に言っているあなたが知ったら…。
きっと、あなたが悲しむでしょうね。
釜山のコンサート。
もしあれがなければ、こんなにもたくさんのあなたの愛を受け取れなかった。
The Astronautにも、우떠にも出会えなかった。
酔っ払いジンニムにも出会えなかったし、おじさまたちに愛されるマンネジンニムにも出会えなかった。
壺男に翻弄される、あのあなたにも出会えなかった。
でも、暖かい季節に行かせてあげたかった。
もっと、穏やかに過ごさせてあげたかった。
叩かれることなく、ヴォルデモートと表現したあの単語、言いたいことを我慢することもなく、どんどんと痩せていくあなたを見ることもなく。
はぁ…。
どうか。
どうか、この兵役と言う、韓国のほとんどの男性が受ける試練をやり終えた時、あなたが、あなたのやりたい事、ファンやメンバーにばかり気を使う事なく、あなた本人がやりたいことをやれる人になってくれてたらとも思うんですよ。
もっと利己的になってくれても良いと思うんです。
でも、そんなあなただから、尊敬して、愛おしくて、かけがえのない存在になったんですけどね。
こんな年になってから、韓国のアイドルに救われて、推し活なんて言うものも覚えて、側から見たら滑稽に映るかもしれません。
でも、本当にあなたのような人の存在を知れたこと、私の誇りなんです。
あなたのファンでいられること。
こんなにも愛されるファンでいられること。
ありがとう。ソクジンさん。
心からありがとう。
おかえりをお待ちしてます。
あなたの健康と、幸せを祈りながら。
いってらっしゃい。
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