BTS JIN : 軍服姿と戦争と義務と
ずーっと。
本当にずーっと心待ちにしていた。
いつかは見られる。
ソクジンの近影。
n月のソクジンも、毎月の楽しみ、いや生きる糧ではあるけれども、それでも見たい。
「今の」ソクジンさんが。
2023/07/26、ソクジンがいる大韓民国陸軍第5歩兵師団、新兵の基礎訓練の修了式が行われた。
ソクジンが代表で読み上げたあの式だ。
あれ以来、今の声も聞いてないんだよね。
贅沢は言っちゃいけないけど、声も聞きたいなぁ。
そこには6/20に入隊した、アイドルグループ WINNERのリーダー、メインボーカルであるカン・スンユンさんがいる。
そのカン・スンユンさんの修了式でもあるのだ。
ソクジンは、陸軍助教として服務中であり、入隊7ヶ月で特級戦士に選ばれ、伍長として早期進級している。
助教は、一目で助教だとわかるように、キャップの色が違ったり、助教と書かれた服を着たり、肩に緑の印があったり…
その、助教姿のソクジンが、見たくて見たくてたまらなかった。
韓国国民の義務として、やるべきことをしっかりとやりこなし、特級戦士にまで選ばれたソクジンがとても誇らしく、極強火オンマとしては、その姿を一目見たかったのだ。
잘했어 석지나!
そう褒めたい気持ちでいっぱいだった。
でも。
なに?ソクジンの存在って国家機密なの?って思うくらい、何も出てこない。
訓練兵の時はそれでも何度か、キャンプから写真は上がってきていたが、今はもう立場が違うからなのか。
https://weverse.io/bts/artist/0-122633690?hl=ja
終了式を終えたカン・スンユンさんと共に、突然、上がってきた写真を見た時は、もう、しばらくの間、何も手につかなった。
ソクジンだ
あぁ、ソクジンだ
ソクジンだ〜
五七五のリズムが頭の中をぐるぐる回っている。
写真を眺めては、あ、家事をしなきゃ、といったんスマホを閉じながら、気がついたらまた見つめるの繰り返し。
世界中のジンペンが幸せを感じた時間。
だと、思っていた。
Twitterを眺めて、軍服姿を見たくないファンがいると言う事実がある事を、改めて思い知る。
訓練中に上がってきた写真ですら、私は、頑張るソクジンが美しく見えた。
ただ、あの写真をあげる必要性はあったのかと言われると、日本人としては理解できない。
それでも美しかった。
頑張る人が美しくないわけない。
まだ行かないのかと叩かれまくった、韓国男子として生まれたが故の義務。
彼らはそれを、その義務を全うしているだけなのだ。
人を殺める道具を持つ推しを見たくない。
戦争の準備なんてしてほしくない。
そんな言葉を見かけるたびに、いい言葉が見つからず、説得もできず、考え方の齟齬なんだな、そう言う考えの人もいるんだなと、自分自身を納得させていた。
そんな時、こんなツイートを見かけた。
目の前の、靄が晴れた気がした。
私は日本人だし、そして、戦争経験者でもなく、休戦中の国にいるわけでもない。
でも、日本には自衛隊がいる。消防士だって、警察官だって、国民を守るために日々訓練を重ねている。
意味合いは当然違う。
義務と志願と。
休戦中の国と平和ボケした国と。
だけど、韓国の若者も、日本のそう言う人たちも、決して戦争を肯定して、毎日毎日、訓練を頑張っているわけではない。
軍服姿を見たくない人は、見なければいいとは思う。
TwitterなどのSNSを開かなければいい。
ただ、人を殺めようと訓練しているわけではないと言う事は、知っていて欲しい。
戦争をするために、彼ら若者はそこにいるわけではない。
国防のため。
その名のもとに、彼らは過酷な「義務」に励むのだ。
誰だって、戦争なんてしたいわけないじゃない。
https://weverse.io/bts/artist/3-125960999?hl=ja
ホビとジミンが訪問した時、少しふっくらしたソクジンの顔は、今、さらに精悍さが増して全体的に絞られた印象だった。
なのに、どこか少年っぽくて。
私は、本当に。
ほんとうに、誇らしく思ったんだ。
写真に添えられた、ソクジンのコメント。
ARMY、(W)INNER CIRCLE、どちらのファンにも気遣っていて、さらには上司にも。
そして特恵など受けていないだなんて、世間に対してもカッコ書きで言いきる。
彼の発言は小気味いいよね、いつも。
あんな短い言葉の中に、詰め込まれたたくさんの気遣いとウィット。
だからこそ、ジンペンであり、飽きもせず彼の帰りを楽しみにしているのだ。
好きな俳優さんが除隊するって聞いただけでも嬉しかったのに、推しの除隊ってどんなに嬉しいんだろう。
その嬉しい未来のために、私も毎日を、今やれる事を頑張らなくては。
今回も、ツイートの引用を快く受けてくださったDr. Japanese Studies(日本学)
[Goal-Writing Book]さん、ありがとうございました。
TwitterもYouTubeも楽しみにしております。
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