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BTS JIN : 極強火オンマジンペンが『Coldplay Music Of The Spheres: Live at River Plate』を見た

いやぁ、泣いた泣いた。
ぽろぽろ泣いた。

映画館で見たかったけど、田舎ではやってるとこ無かったのよね。

洋楽にそこまで詳しくない私でも、知っていたColdplay。

ソクジンが好きだと知った時、改めて彼らの曲を聴き直したりもした。

とにかく、圧巻だった。その一言に尽きる。

ETのテーマで登場してくる彼ら。
絶叫するファンたち。
宇宙のような、ポップで楽しそうなステージ。
それを取り囲む光の渦。

最初に思ったのは、こんな中で1人で歌ったんだな、ソクジンは…だった。

今まで、たくさんの人の前で歌ったことはある。
だが、ここはColdplayのステージ。
アミ達だけではない、言わば他人の土俵で。

どれだけ緊張しただろう。
そんなことを考えながら見始めた。

驚いたのは、サポートメンバーがいないことだ。
Coldplayのメンバーだけでライブの演奏をしていることを初めて知った。

私の目当ては、ソクジンだったのだけれど、結局、最初から最後までずっと観入ってしまった。

堂々たるもんだよね!

それにしても、クリスの歌声の優しいこと!
人柄が現れているのだろうか。

ソクジンが好きだと言ってから、Fix youをカバーしてから、My universeをリリースしてから、事あるごとにColdplayとはどんなバンドなのか、音楽を聴くこと以外にも興味が湧いた。

ネットには情報が溢れている。
この、Wikipediaを読むだけでも、彼らの凄さがわかると思う。

これは、ずっとファンの人に話を聞くのが正しいと思うので、私は敢えて何も書かない。

ただ、Coldplayは自分たちの曲のカバー、特にFix youをカバーさせることはほとんどない。

「おそらくこれまでに書いた中で最も重要な曲」と言っている曲。

それをBTSがカバーした。
そしてそれに対して、ColdplayがTwitterで、しかも韓国語でコメントしてくれたこと。

彼らの懐の広さ、優しさを、都度感じるのだ。

まさか、この時、自分たちがこの曲をカバーするなんて思っても見なかっただろうな。
しかも、MTVアンプラグドで。

そして、My universeから涙が止まらなくなった。

後ろにいる우떠。
今、兵役についているBTSのメンバーたち。
クリスの歌声。
ファンたちの顔。

自分の中の様々な思いが、涙と一緒に溢れ出した。

ソクジンが登場した時は、もう涙でボヤけて、しかもその涙を拭うためにメガネを外すから、ほぼ何も見えない状態だった。

両手で手招きをするクリス。
満面の笑みで走るソクジン。
宇宙遊泳をするように飛び跳ねるソクジン。
優しい笑顔で見守るColdplayのメンバー。

何度も見たはずなのに…。

私自身の生活が変わってしまって、なかなかそこに馴染めずにいる自分。
偏頭痛の回数が明らかに増え、休んだり在宅勤務を選ぶことが増えた。

BTSのメンバーたちはもっと生活が変わっている。
比較しようがないほどに。
私のはただの甘えだ。

世間、世界はもっと悲しい情報に溢れている。

そんな状況で見たこの映画。

believe in love.

やたらと胸に響いた、この最後の言葉。

愛に溢れた彼らだからこその言葉なのだろう。

愛を信じる。

私にはまだ、近しい人たちへの愛しかわからないけれど。

いつの日か、大きな世界の、愛を信じる日が来ることを願う。

そして、彼らの絆に感動せずにはいられないのだ。

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