思い出の味

前に書いたものから掘り下げる。

中華と焼肉とお好み焼き

いわゆる幼き頃の思い出の味というヤツ。

答えを言うと

「萬来軒の焼きそば」と「寿年苑の白ご飯」と「一福のモダン焼き」

である。

いずれの店も新規開拓といった冒険を全くしない我が家において外食する時の定番の店だったが、残念ながら3店とも閉店してしまっている。厳密に言うと中華だけは主人の味を引き継ぎたいという方がその場所でやられているので閉店してるわけではないが、残念ながらあの味に近い味でそれそのものではない。

焼肉の白ごはんというのも、その店で初めて知った。何の肉を食べてもとにかくあの絶妙な固さの白ごはんとの相性が抜群だった。どうすればあの絶妙な固さのご飯に炊き上がるのか教えてほしい。

で、最後のお好み焼きだが、学校終わりでホームに通っていたが、土曜日はそれがなかったので、朝にオカンから500円を渡されて、それを持ってほぼ毎週学校が終わるとこのお好み焼き屋へ行き、モダン焼きを食べながら店のテレビで吉本新喜劇を見るという流れが基本だった。

今食べたら「あれ?」って思うかもだけど、今食べられないからこそ「思い出す味」なんだと思う。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?