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新しいお友達は80歳のお姉さま

先々週思わぬところで80歳のお姉さまという新しいお友達ができた。

出会いは、学生時代の友人に群馬県の富岡まで行った帰り。高崎まで向かうローカル線の乗車方法がわからず私から声をかけた。

高崎駅までの時間は約40分。その間にお話をしていたら神奈川でお蕎麦屋さんをしていてホールで働いているらしいことまでわかった。

80歳というのには若すぎるお姉さまの元気の秘訣はそれかと納得していると電車はあっという間に高崎へに到着。

乗り換えの関係でそこからは別々なので、そこで連絡先を交換してその日はお別れしたのだった。

とはいえこれも何かのご縁と思いGW初日、行ってみることに。

(なぜ2週間開けたのかというとその間の土日はお姉さまがお孫さんと別府旅行に行くというので確実に会える日を狙ったわけです。
富岡の次の週に別府で、その間の平日は働いてるなんて体力お化けすぎる…)

ランチタイムの終わりに入ったため、お仕事がいち段落ついたところでお姉さまと一緒にお蕎麦をいただいた。

初夏らしくほんのり暑い今日みたいな日に食べるお蕎麦はさっぱりと本当に美味しい。
それとおすすめという唐揚げも味しみしみジューシーで最高だった。ビールが欲しくなっちゃうね。

そこからお互いに時間があるからと近くの喫茶店へ移動。
最寄りにはスタバもドトールもあるけれどお姉さまお気に入りという昔ながらの喫茶店、なんかもう状況から素敵じゃない?

そこでお姉さまのお話を聞いていたら本当に素敵な方で、、、多分今まで会った人の中でいちばんのギバーだと思う。

周りの人をほっとけない性格で気にかけて気にかけ続けて、人に何かを与えることだけを続ける人。

それでいてその見返りに誰かから与えられることは一切望んではいない。けれどお姉さまに愛を注がれた人たちはみんなお姉さまのことが大好きだからずっと縁が途切れない。

だからお姉さまはそれだけで幸せなんだとか。

特に、息子さんの離婚相手の女性までずっと気にかけ続けていて、孫ができたからと抱かせてあげたというエピソードが強すぎた。

このお話、文字面だけで見るとなかなか理解し難くも見えるけれど、実際にお姉さまのお人柄に触れるとこの人が中心にいたから実現できたことなんだなということが分かる。

もちろんお姉さまご自身も幸せなことだけではなく苦労もたくさんしてるからこそ説得力があって凄みのあるお話になるんだけど。

うんと年上のお友達というのも素敵だ。
これだけ歳が離れていると利害関係になり得なくて純粋にお話友達になれるのが良い。

ここ最近の中では1番素敵な出会いだったな。
また会いに行ってきます。

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