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2023年、出産の思い出。

もう間も無く2023年も終わるというのに、まだまだ暑い…。

昨日自宅の部屋は、室温25℃に迫っていて、生後7ヶ月の次女は頭がしっとりとしていた。
クーラーをつけるか、半袖になるか本気で悩んだが、悩んでいる間に夕方になり空気がひんやりしてきた。

こんなに暑いのに、年末なんて信じられませんが、今年の振り返りを。

今年の一大イベント【次女出産】

最初の方は、妊婦健診で「順調に大きくなってますね〜」と言われていた次女。

徐々に雲行きが怪しくなってゆき、
「あれ?少し小さめですね…。でも許容範囲内かな。」
「あまり大きくなってないですね…。うーん…。」
「やっぱり大きくなってないですね…。成長曲線ギリギリのライン。」
と毎回毎回胎児の小ささを指摘された。

長女も小さめと言われていたが、成長曲線ギリギリではなかった。

とりあえず成長曲線に沿ってはいるので、様子見でって言われ続けた次女。

つわりが良くなかったのか、仕事のストレスが良くないのか、、
これだけ医療が進歩しているのに、分からないことが多い産科。
もやもやしつつも、長女のお世話に仕事の引き継ぎに、バタバタしていて次女に思いをふける余裕がなかった。ゴメンネ。

ようやく産休に入り、毎週妊婦健診に行き、毎週小さめ小さめと言われて帰る。

長女の出産時に逆子が治らず、かつ次女も逆子だったため予定帝王切開で、出産日があらかじめわかっていたので、入院準備なんかもゆったりとしていたところ…

入院1週間前の検診で、主治医の先生が急患対応されていたので、別の先生に見てもらい、やはり小さめと言われ、そのまま帰宅。
それが月曜日。

その週の金曜日に、主治医の先生から電話が入る。

前回診られなかったから、念の為もう一度、今日検診に来てほしい、とのこと。
やはり小さめであることが気になると。

まじかー!やることあるのにー!と思いながら、夕方検診に向かう。

そして、検診で先生にこう言われた。
やはり小さい。ここまで小さいと発育不全かもしれない。早めに出してあげないと、急にお腹の中で死んでしまうかもしれない。
早めに出して、外で大きくなったほうが赤ちゃんのためになる。
なので、手術日を早めて来週火曜日の朝イチにしたい。
その場合月曜日に入院、火曜日手術になるから、ご主人に連絡してくれるかな。

死ぬかも、という衝撃的なワードにショックを受けながらも、胎動モニターをつけた状態で仕事中の夫に電話。

仕事の調整をつけてもらい、入院日変更。

お腹の中では次女は元気に動いて、心臓も動いている音がモニターから聞こえる。

死なないよね…?
と思いながら、心音を40分聞いていた。

そして入院日。
2度目の帝王切開に少し緊張しつつも、病室でゆっくりと過ごす。
血圧が気になるということで、明日の朝5時頃に妊娠糖尿病じゃないかの確認をするため飲み物を飲んで検査すると言われた。まじかい。

翌日、手術日。
朝5時に起こされ、甘いシュワシュワしたサイダーみたいな飲み物を飲まさせる。
血液検査をして、糖尿病ではないとのこと。

そして8時半くらいから、手術前の胎動モニターを装着され、次女の胎動や心音のチェックが入る。
少しすると看護師さんがバタバタしだす。
次女の心拍が下がってきていると言って、病棟の先生が走ってきた。

助産師さんが、大丈夫だからね、と声をかけてくれるが不安で仕方ない。

心拍が下がってきていて、赤ちゃんが苦しくなってきてるので、まだ時間になってないけど手術を始めますね。と先生から説明を受ける。

助産師さんから、入院しててよかったよ〜!苦しいって言ってるのがすぐ分かってよかった!と言ってくれて、少し気が楽になった。

ちなみに4月だったので、ベテランの助産師さんに新人の助産師さんがついていて、私の出産にも新人さんが1人ついてくれた。
その子の名前が、次女につけようと思っていた名前と同じで、なんだか縁を感じて、出産はきっと大丈夫だなって思った。
後日、名前のことを伝えたら、すごく喜んでくれて、次女のことも名前で呼んでくれて、とても可愛らしい子だなとほっこりした。

あれよあれよと手術室に運ばれて、あっという間に麻酔の効きを確認され、手術開始。

お腹を開くのに半身麻酔って、出産くらいじゃないのかな…と前回も今回もそんなことを考えながら腹を切られる。

先生たちの雑談を聞きながらお腹をさくさく切られ(さくさくかは知らんが)、あっという間に次女誕生。

無事産声を上げてくれた。

死ななかった…よかった…
と思っていたら、低血糖状態だったらしく、そのままNICUへ運ばれていった。

2100gちょっとで産まれたため、数日NICUに入院、2500g超えるまで退院できませんとのこと。

それから授乳にミルク、必死に飲ませた。
なんとか私が退院する日にギリギリ2500gを超えてくれて、無事一緒に退院することができた。

出産後に、先生から妊娠高血圧症だと思われるので、胎盤など精査します。と言われた。
ちなみに、妊婦健診で血圧が高血圧直前くらいになっていたり、むくみがひどかったり、それらしき症状はあった。

助産師さんから、
上の子も小さめだったんですよね。
多分、お子さんたちがお腹の中で小さかったのは、お母さんの体が妊娠したことで負担を感じて血圧が上がったりしてたから、赤ちゃんがお母さんの体を守るために小さめでいたんだと思いますよ。
赤ちゃんってお母さん想いですよね。

なんてことを言われた。
全米が泣いた映画よりも、この言葉の方が泣けた。

いまでは、成長曲線ド真ん中をいっている次女。
顔も太ももも、ふくふくしている。

このまま無事、健康に大きくなっていくことを願います!

残りの2023年を楽しく過ごしましょう!!!

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