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大艦隊、ギルド系要素について思うところ

はじめに

本記事は普段の解説系記事とは違い、ただただ私が思う事について語る記事です。


大艦隊-ギルド系要素-

最初にハッキリ言っておきますと私はギルド系要素反対派です。

というのもソシャゲ全盛期(モバゲー、グリーが人気だったガラケー期)にギルド系要素を色々経験してきて「ぶっちゃけマイナス面の方が大きいよね」という結論に至ったからです。

まず、ギルドとは組織です。
会社や競技団体と同じ「組織」です。

加入時にはギルドによっては面接がありますし、履歴書のようなモノを求められることもあります。

そして加入後は組織である以上”貢献度”が問われたり”ノルマ”が生じたりします。

正直会社と変わりません。
ギルド≒会社
なのです。

※もちろん身内(知り合いのみ)のワイワイ系や、ギルドというシステムを活用するためだけに結成されたエンジョイ系ギルドもありますが、それは会社でも似た事例があるので置いておきます。

結局のところ、ギルドという要素は基本的に”貢献の義務”が生じるのです。

これは特定の人だけが努力し、その他の人が寄生するのを許さないという至極真っ当な話ですので、しょうがないと言えばしょうがない話なのです。

とはいえ”貢献の義務”が生じている事には変わりないため、ゲームという娯楽が仕事になってしまうという事実もあります。

義務でこなさなければならないのであれば、それは仕事であり娯楽ではありません
実際に経験してきた感想がこれです。



競技的要素

近年ゲームは娯楽から競技に変わってきたりもしていますが、基本的には娯楽です。

プロを目指す数パーセントの人たちにとっては娯楽ではなく、競技でしょうが、基本は娯楽なのです。

特にアズールレーンはPvEゲームであり、競技要素は限りなく低く、自分の好きな方法で好きなように遊ぶ形になっています。

なのでおそらくではありますが、競技的要素や義務が求められる要素に反対している人は多いのではないでしょうか。

実際、大陸版アズールレーン3周年記念生放送で大艦隊にテコ入れが入るという告知映像が流れたとき「NoPvP」というコメントが大量に流れていました。

これはやはりアズールレーンという「個人のペースで楽しめるゲーム」だからこその流れかもしれませんが、競技的要素、つまりは対戦(ギルド対抗戦)は求められていないということです。

ギルド系要素と言えばやはりギルドバトルといったギルド対ギルド、もしくはランキングによるバトルです。

そして競技的要素があれば当然生じるのが”貢献の義務”です。

上を目指さなないのであれば”必要貢献度”は低くなりますが、貢献度が高い事に越したことはないため、モチベーションの高い人が求められ、モチベーションの低い人は基本的に淘汰されていきます。

これも会社と同じで、仕事ができない人より仕事できる人が良いよねというだけの話なんです。

とはいえ、ゲームの楽しみ方は人それぞれであり、人それぞれのペースや手法で楽しんでいるのだから”貢献の有無”なんてものは本当であれば他人がとやかく言うべきことではありません

ただ、組織である以上どうしても”貢献”が求められてしまうという話なのです。

そして貢献の義務であるならば、それは遊びではなく仕事です。


ギルドの問題点

一般的なギルドには”貢献”や”義務”以外にもいくつかの問題を抱えています。

一つ目は”縛り”です。
ゲームによって異なりますが、戦略が必要であったり、時間的要素が絡んでくるゲームだと「特定の時間に〇〇をしろ」という命令が下されたりします。

これは個人のプレイを縛っている事にほからなず、自由に遊びたい人にとってはただの枷になります。


二つ目は”人間関係”です。
ギルドの雰囲気にもよりますが、ギルドマスターというトップに一般団員という下の人間がいるという構図を生じさせたりします。

ゲームにまで上下関係を持ち込まれるのは正直面倒です。が、組織である以上仕方ない側面が強いです。


三つ目は”同調圧力”です。
これに関しては上記で類似したことを書いていますが、つまりは寄生を許さないということです。

私が頑張っているのだから貴方も頑張れということですね。


このようにギルドには会社といった組織どうよう問題点、もしくは難点を抱えています。

これらはユーザーのモチベーションを削りかねない要素です。
まぁ、だからこそ私はギルド系要素否定派なんですけどね。


ギルドにおけるPvP要素

まず最初に、私はPvP要素が好きではありません。
何故なら勝つためには負ける人が必要だからです。

PvEであれば敵は人間ではないため、人間側全員が勝つことが可能です。
しかしPvPは人間対人間なため、勝つ人がいれば必ず負ける人もいます

ゲームであろうが、何であろうが負けは負けであり、基本的にはストレスです。
※少なくとも私にとってはストレスなので、そういう体で進めます。

基本的にストレスを生じさせるモノであれば排除するのが好ましいです。
娯楽を通じて逆にストレスが溜まってしまっては、なんで遊んでいるのか意味がわかりません。なのでPvP要素は無いに越したことはありません。
※PvPがしたければそういうゲームをやりましょうという話。棲み分けが大切。

現在のアズールレーンにおけるPvP要素はほぼ皆無と言っていいでしょう。
唯一PvPに近いのはランキングが絡んでくる演習ですが、これは自分が勝つまでリトライ可能であり、そもそも相手はCPUです。

相手は実在するプレイヤーの編成なため、間接的なPvPではありますが、負けてもデメリットというデメリットはありません
またランキング上位で受けられる恩恵というのも大きい訳ではなく、ランキング上位に入るに越したことはないけど、別に入れなくても問題ない。
という形になっています。

また、ランキングは一瞬だけ上位に入ればよく、入るための難易度も低く、そもそも2週間スパンで切り替わる常設要素であるためストレスは限りなく低いです。

たまにガチ勢の方がメンテの時間がずれたりすることで、計画が狂い発狂していたりもしますが、最高報酬を受け取るだけであれば発狂するほどストレスを抱えることもありません。

つまり、現状のアズールレーンにはストレスになるPvP要素はないということです。
※イベントのランキングもありますが、あれは報酬が一切ないのであってないようなものです。私も過去に10万ポイント分走ってランキング入りしたりしましたが、設計図掘りした結果入っただけなので本当にオマケ感覚。


では、もし大艦隊対抗戦が実装されたらどうでしょう。

ギルドにおけるPvPは個人のPvPとは比にならないストレスがあります。
※私の主観

これはFPSやTPS系のゲームに手を出したことある人なら伝わると思うのですが、何もしない・迷惑をかける仲間というのはとてもストレスなのです。
※「真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である」に通ずるところがあるかもしれない。

ただでさえストレスである対人要素に仲間同士のストレスも加わると本当に辛いです。

かと言って皆が上位を目指し、皆で走っているような環境だと、互いを監視し束縛のし合いが始まったりするので本当に悩ましい事案です。

こうなってくると上記で語った”貢献の義務”になってくるので、ゲームが遊びではなく仕事になってきます。


アズールレーンの未来

ここまで色々とギルド的要素って嫌いだわみたいな話をしてきましたが、正直なところ私はアズールレーンの運営が私が懸念するような要素はほとんど実装してこないと思っています。

これは大陸版3周年記念生放送時のツイートですが、大艦隊間の競争要素はできるだけ薄くする予定と明記されていますし、実際の告知映像も共闘らしき項目はあれど、あくまでもギルド内完結っぽい雰囲気でした。

とはいえ”共同”という時点で一定の問題はあります。

アズールレーンは基本的に縛られないゲームです。
SP60周するミニイベはガチャで解決できますし、大型イベもガチャである程度完結します。
また期限もそれなりにありますので、自分がプレイできる時間に自由に遊べます

ソシャゲ全盛期によくあった特定の時間だと報酬倍増みたいなのは当然ありません。

そう、アズールレーンはとても自由なゲームなのです。
だからこそ続けられているという指揮官も多いのではないでしょうか。

”共同”任務、つまりは”共闘イベント”正直それに反します。

設定ノルマによりますが、一人で達成できるような目標値でない場合、他の大艦隊メンバーの強力が必要となります。

これは自由かつ個人で完結している今のアズールレーンを壊すことに繋がります。
期間限定任務だった場合はより深刻でしょう。

ちなみにTwitter上での意見はこんな感じです。

だいたいの人が競争要素には反対。あとはソロでも問題ないなら大丈夫という感じでしょうか。

やはり競争要素がない自由に遊べることが強みだったアズールレーンは競争を求めない人がほとんどという印象です。

告知映像では

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通称しばき隊系のイベントが映っていましたので、やはり一定の懸念があります。

ぱっと思いつく例としては
・個人報酬がまずい可能性
→全体報酬だけ回収する方が賢い場合、周回してくれる人に対する負担が目立つことに
・順位報酬
→うますぎると中間層からのクレームが出そう
・ソロ討伐がかなり難しい可能性
→個人プレイで完結できないのは、やはり辛い
・期間限定
→SP60周でも辛いと言っている層がそれなりに厚いため、これ以上イベントが増えると...という懸念
・燃料不足
→もし出撃時に通常の燃料を消費する場合、燃料不足が深刻化する可能性
 →燃料が通常とは別枠の可能性があるので、様子見

といった感じで懸念はやっぱりあります。


とまぁ、マイナス面の話はこれぐらいにして、次はプラス面の話。

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内容はこんな感じ
・素材の保有量プラス(多分資金の話)
・燃料の保有量プラス
・ドックの上限プラス
・倉庫の上限プラス
・大艦隊メンバ上限プラス
・オフニャ技術(謎)

という感じで艦隊科技が追加予定の模様。

資金保有量や燃料保有量は指揮官レベルが上がればある程度気にならなくなりますが、新米指揮官にとっては割と厳しい要素なので結構歓迎される要素ではないでしょうか。

上級指揮官にとってもイベント前に貯めこめる量を増やせるためみんな幸せ皆ハッピーみたいな追加要素です。

現状大艦隊は設立するのに600円かかるのにも関わらずメリットが何一つない寂しいコンテンツです。
なのである程度還元があってもいいのではという意見も納得できます。


まとめ

結局のところ重要なのはどれぐらい縛られるのかということだと思います。

個人の裁量で自由に遊べるゲームだからこそ、下手な枷になるような要素は実装しないで欲しいというのが素直な思い出す。

現在サーバー別のイベントがありますが、あれぐらい自由かつ平和な形で落ち着けばと期待しています。

かれこれ2年以上毎日遊んでいる大好きなゲームなので、今後も楽しんでいけたらと思います。

ここまでだらだらとした独り語りにお付き合いいただきありがとうございました。

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