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相対見積りってなに?そのやり方とは?

J.J. / Manhattan Code Inc.

事前調査

見積り、ないし相対見積りについて2つだけ事前調査を行いました。
その結果がこちら。

大体の人が、見積りは作業量で出すということがわかりました。一方、過去の実績や勘は時間を軸にした算出になるので見積もった人の経験やスキルに依存してしまうという特徴をもっています。
もう1つの質問にある、相対見積りの「基準となるタスク」の認知度はとても低いことがわかりました。その点も踏まえ、この記事を書こうと思います。

相対見積りとは

規模見積りと言ったりもしますが、基準となるタスクを決めて作業量で規模感算出ができる見積り方法のことを言います。実際にその作業をやったことがない人でも見積りができることが特徴としてあります。

相対見積りのやり方とは

1、タスクまたはやることを可視化する
2、複数あるタスクの中から基準となるタスクをチームで決める
3、タスク1つ1つに対して何ポイントにするかを決める
4、時間係数を掛け算して規模感を出す

複数あるタスクの中から基準となるタスクを選択し、それを2ポイントとします。それを基準に、作業量が多いか少ないかで他のタスクにもポイントを振っていきます。ポイントにはフィボナッチ数列を使います。全てのタスクにポイントを振り終え、時間係数を掛けたら見積りは終了です。
なぜフィボナッチ数列を使うのかと言うと、人間はキリの良い数字に寄せたくなるのが習性のようなので割り切れない数字を用いたフィボナッチ数列を用いているとのことでした。

なぜ基準となるタスクが必要なのか

簡単に規模感を算出するためです。例えばですが、大工さんが新しい家を6つ建てた時の規模感を出したい時に、その1つずつの敷地面積を正確に測り、間取りから何から算出しているとものすごい労力や時間を使います。実際にやってみると誤差もあるのでかけた労力や時間が無駄になったりもします。
相対見積りはある程度ズレる前提で出すので、基準となる家を決めてしまい、その基準に対して他の家はどのくらいなのかを考えてみると規模感をすぐに出すことができます。

例題

<基準>
 及川さん家 (2ptとする)
<算出>
 図師さん家は及川さん家の2倍大きいから4pt
 千葉さん家&石垣さん家は及川さん家と同じくらいだから2pt
 大山さん家は及川さん家の4分の1くらいだから0.5pt
 高橋さん家は及川さん家よりも少し小さいから1pt
<ポイント累計>
 11.5pt
<時間係数>
 60日(2ptを2ヶ月と定義する)
 1ptあたりの日数 ... 30日
<規模感>
 Manhattan Code Townに新築を6軒建てるのには約11.5ヶ月かかる
 (11.5pt x 30日 = 345日)

相対見積りの特徴

作業量で算出をするので人に依存した見積りにならないという特徴があります。


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