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マラソンのような就活が終わって-何者かでいたい、残り7か月の学生生活。

いつか思い返した時に、長い長い就活を終えたときの感情は懐かしく思えそうだから、残す価値があるかなと思って。

心境

8月16日、就職する会社が決まった。

長かった。マジで長かった。本当に長かった。やってる最中でも長く感じてたけど、終わって振り返るとさらに長く感じる。長かった。終わらないかと思った。どうなることかと思った。ゴールがないのかと思った。一生続くのかと思った。もう頑張れないかと思った。どこに向かってるのかも途中わかんなかった。終盤はもう、意地だった。ずっとずっと脳味噌パンクしそうだった。

私が最初に面接というものを受けたのは1月、わりと早く始めたのに。就活生が一般的に動き出すよりもちょっと早く指導して、アドバンテージ稼ごうなんて思ってたのに。周りと大して変わらないどころか、むしろ遅かった。ひとより早く始めてひとより遅く終わるなんて、想像してなかった。想像してなかったから、戸惑った。劣等感、劣等感。

7月に初めて内定をもらった瞬間も同じで、就活が終わった(入る会社が決まった)瞬間は、思っていたよりもずっとぬるっとじめっとあっさりしていた。もっとなんかこう、ドラマチックで強く心が突き動かされるような感動に包み込まれて、スッキリと達成感が全身を駆け巡ってハッピー100%になるのかと思ってた。意外とそんな爽快感はなく、"こんなもんか"な気分。

あんまりスッキリしなかったことには若干落胆したけど、「内定はゴールじゃない」が思ってたよりも真実であるということが原因な気がするから、だったらむしろ高評価(?)かなと。納得してないからスッキリしてないわけじゃなくて、内定は通過点で入社後が本当の勝負だと実感したからまだスッキリしてる場合じゃない。はず。

そう思ったひとつの場面が最終面接。最終面接ってそこまで進んだ過程があるから絶対に失敗したくないし、"これいければ、内定。"の思いが少なからず胸中にあるから、めちゃくちゃ緊張したけど、その一方で"入社初日って最終面接よりもっと緊張するんだろうな"って思う冷静な私もいた。最終面接を目前に控えて心臓バクバクしていっぱいいっぱいなのに、そんな状況で入社後を想像してドキドキ&身震いしたんだよな。目の前の最後面接ものすごく緊張するしあーーーーいやだけど、これ終わったところで完結じゃなくて社会人としての日々がその先待ってんだよな~~~~と思いました。

内定も内定承諾もなかなか実感わかなかったけど、いろんな人に報告したらそれによって実感がじわじわときた。東京に住むことに対しては自分で言ってて未だにしっくりきてないけど。もらう言葉としては「内定おめでとう」よりも「就活お疲れ様」の方が嬉しかった。なんでかはわからん。

あと半年の学生生活

就活終わってから教育実習(9月)までの間に何かしたい予定だったのに、就活8月までかかったのうける。髪色変える暇もなく9月がくる。

卒論と、バイトと。あと何をしますか?留学に伴って大学生活を5年間に延ばしたけど、このあと残り7か月をなんとなくなにもせず過ごしたら、それこそ5年目を設けた意味がなくなる気がする。留学中は"留学生"の肩書き、就活中は"就活生"の肩書きがあった。それがそのとき何よりも一番に頑張ってることであったし、その肩書きに納得していた。いま、留学も就活も終わり、肩書きがフラットに戻った。何者でもなくなった。卒論を書かねばならない大学5年生。"22卒"も"アメリカ留学"ももう、ない。

あと7か月。何者かになりたい。何者かでいたい。

就活ノートに書き留めた(はずの)大量のメモや就活ハックや気持ちの変化やその他いろいろ、膨大な量のいろいろを、改めて文章でまとめてnoteに残したいとは思っている。何せ量が多いし楽じゃない。多分。計5冊?6冊?とかになった就活ノートをぺらぺらと一枚一枚めくりながら、辛い苦しい就活を思い出しながらになるからちょっと嫌だけど、でもまとめてストンと自分の中で落としたいな。

次の春が来たら

2022年4月、出勤初日の私はどんな気分でいますか。住む場所はどこになりましたか。同期は何人いますか。家からオフィスまで通勤何分ですか。楽しみですか。ビビってますか。あんまりぐるぐる考え過ぎずにありのままでやったらいいと思いまーす。

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