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【書記の役割】文字起こし部隊ではないけど、オリジナリティ出しすぎても。

今日、教員免許に必要な授業が、ありました。今年度の私は授業の少ない5年生なので、久々の授業らしい授業。

「教育実習生のあるべき姿」みたいな議題を、ワークシートを用いて10分で各々設問に答え、その後15分で3-4人のグループ内で意見共有を経て、最後クラス全体で共有。

グループ内では、ディスカッションの最初に大抵誰かが「じゃあ私メモとりますね~」「あっお願いしま~す」「ありがとうございま~す」になる。就活のグループディスカッションも同じで、大抵誰かが「書記やります!」と立候補して、メモとってくれる。

私は今日、書記やりますと言い出そうかと思って、でも躊躇って、結局他の人になった。躊躇ったのは、「私なりの解釈と要約でメモるけどオッケー.....?」と思ったから。一言一句間違わずに書き留めるのは無理だし、そもそもそれは必要じゃないし、適度にまとめられた情報を残す能力が書記には求められる。

書記にならなかった私は結局、自分がなるほど~!と思った点・そういうのもあったか~!という点をメモっていった。書記じゃないからね。完全自分用。

そしてクラス全体で共有するターンになると、出た意見を先生が黒板に書いていく。これも、一言一句間違わずに書き留めるのは無理だし、そもそもそれは必要じゃない。出た意見を、先生なりの要約法で短くまとめていく。

そこで、我、思う。書記の人を見ていても、先生を見ていても、私だったら違う書き方するなあ~というイベントが多々発生する。(そりゃそーだ。違う脳味噌通して書いてるからね。)書記って、その人の価値観、出るなあ。

自分の意見に対して、書記の人がより伝わりやすい言葉に言い換えて残してくれて「そう!それが言いたかったの!天才!」ってなることもあるし、逆に「そういうことじゃないんだけど?もしもし?」と意図しない方向に勘違いされてしまうこともある。大事だと思うポイント・メモすべきだと思う単語は人それぞれで、だから書記を担う人によって残る情報は若干のズレが生じる。このズレを生じさせないことって可能なのかな.....?と考えて一瞬授業聞いてなかった。ごめんな先生。

結論、書記に個人の価値観反映しないのは、ムリ。むりむり。人間が書いてるし。でも限りなく中立客観に近づけることは、できる。そしてそれがベストアンサーな気する。

書記になったら、発言者の意図となるべくズレが生じないように、オリジナリティ出さずにメモる。でも上手く短くまとめて要約は、する。難しいね、書記。決して、頭使わず文字起こすだけの部隊ではない。

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