故郷の村を未曾有の災厄に燃やされたオタクの話

またタイトルがすべてを物語ってしまった。
本日は、オチも何もタイトルがすべてを語っているオタクの話。

しかしながら、今はこんなオタク多いのではないだろうか。
「どんなコンテンツに浮気をしても、結局戻ってしまうコンテンツ」を故郷の村としましたが、それが焼かれた人は結構いると思う。
楽しみにしていた映画公開が延期、舞台が中止などなど。

今回のオタさんは仮にH美さんとする。仮にね?
H美さん、なんかすごいオタクです。
気が付くと沼が前後左右、アクロバティックに移動してる。
スマホの容量足りてる?ってくらいにゲームをしている気がするし、こちらが「〇〇がいいから見て!」って言うと、その後興味は持たないかもしれないが、一応一度は見てくれる。
優しい、懐の深いオタク。なんでも受け入れてくれる。

ゲームやアニメ、漫画だけではなく、H美さんは音楽にも造詣が深い。
というか彼女の根本は音楽だと思うんだけど。そういえば我々の出会いはK-POPでした。

そんな彼女の故郷の村は「FUJI ROCK」だ。出会ってから10年ほど経つが、え、そんな経つ!?自分で書いてびっくりした。
まぁその10年ほどの間、夏になると必ず彼女は新潟のどっかにいる。
H美家の兄弟全員が揃うイベントの一つでもあり、最早H美家の盆はそこでいいのでは?と思うくらいである。まさに故郷の村じゃん。
で、まぁ。その期間のために、彼女は仕事も頑張るし、1週間程度休むのでフレキシブルに動くために正社員ではない働き方をしている。

今年、そんな故郷の村を未曾有の災厄が燃やし尽くした。
そう、コロナである。COVID-19である。
故郷の村は大体7月の終わり頃に開催されるので、災厄が猛威を奮い始めた頃からなんとなく村民たちは「今年は開催は危ういのでは」と予想していた模様。

現に、記事を書くにあたって「村が焼かれたときの率直な気持ちは?」とH美さんに確認したら「まあ、そうですよね」という答えだった。
さすがFUJI ROCKの民は心構えが違う。
前年の祭り終わりに次の年の祭りの準備を始める民たちはどこか違った(ホテルの予約とか、日程の空け方とか、前年から話は始まっているらしい。だんじり祭りか)。

そんなわけで、H美さんの故郷は焼かれたが、たぶん来年のために復興作業はすでに始まっていると思う。
ていうか燃やされたけど無傷で返ってきそう、この故郷の村。
何せこの村、「今年のチケットは来年に振り替えします」って言ってる。
さすがに無傷ではいられないだろうけど、また来年無事に村が復活することを祈りながら、今日もH美さんのTwitterが賑やかであることを祈る。

マジで落ちない。

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