勝手に救われている

急に自分のいろんなことが嫌になりすぎてXのアカウントをほぼすべて消した。
ここ最近はひたすら自己否定と自己嫌悪のループで無意味に気持ちをすり減らしていたが、今日やっと少し持ち直した。自分が抱えている苦しみから目を逸らしてやり過ごす元気を取り戻したのだと思う。

そのきっかけになったのがこちら。

下鴨神社の御守をいただきに行ったこと。
八咫烏、つまり輪廻の鴉だね。

こいつまた輪廻の鴉の話するじゃん……と思われるかもしれないが、ここはそういう場所なので諦めてほしい。

八咫烏は日本神話において神武天皇の道案内を務めたとされる三本足の鴉だ。導きの神として信仰されており、「ボールをゴールに導くように」という願いのもと日本サッカー協会のシンボルにもなっている。
「咫(あた)」は長さの単位で、「八咫」はでけぇということ。八咫烏は、でっけぇカラスの意味だ。
※八咫烏についてはかなり端折って書いてるので興味があれば調べてもらえたらうれしい。

輪廻の鴉のjubeatでの全難易度フルコン称号は「大きなカラスに導かれて」。つまり、輪廻の鴉の「鴉」は八咫烏のことを指している可能性が高い。
また、原曲のひとつである「鴉」のムービーにも八咫烏のモチーフが登場する。(鴉の曲名の由来は烏天狗のようだが。)
RINИEの「銀河に抱かれた天使たち」と鴉の八咫烏・烏天狗、輪廻の鴉のジャンル名「SPIRITUAL CORE」はこの辺りから来ているのかもしれない。

で、何が言いたいかと言うと。
下鴨神社に行って御守をいただいて、街をとりとめもなく歩きまわりながらぼんやり自分の気持ちを整理して、ビートマニアやって行脚つけて、クタクタになって帰ってきたらなんだか心が元気になっていた。
私は、輪廻の鴉がいい方向に導いてくれたのかもしれないと思って勝手に救われた気になっている。実際には私が行動を起こしたきっかけのひとつでしかないが、なんかそう思ったほうがうれしいから勝手にそう思っている。

ありがとうね。

アカウントを消して数日後に聴いた星野源のオールナイトニッポン 2024/4/30放送分で星野源さんが「Xは見ないようにしてる」というお話をされていた。「つい見ちゃうから見ないようにしている。自分が知りたい情報は自分から取りに行く、向こうから情報が来ないようにしている」と。放送自体は少し前のものだが、私にとってかなりタイムリーな話題だ。
その中で「Xは有害サイト指定してるから」と冗談めかして言っていて、そのパンチのありすぎる発言に思わず声を出して笑ってしまった。アカウントを消したことを少し後悔していたが、なんだか心が軽くなって救われたような気持ちになった。
これからは義務みたいにTL追うのをやめて、自分に合ったSNSの使い方をしていこうね……。

私は結局、「誰かを救おう」なんて意図はなかったはずのものや言動に、勝手に救われた気になって勝手に元気になっているだけだ。でもやっぱり「救われた」と思ったほうがうれしいからそう思っておく。この経験がこれから私の心の御守になるかもしれない。

自分のこと嫌になってばっかりだけど、ほどほどにがんばっていこう。

おまけに輪廻の鴉に食べ物見せてるやつ置いときます。

帰ってきたスタバのマラサダ。最高。
スタバのマラサダはマジでうまいからみんな食べたほうがいい。

柏餅です。ゼンカイジャーのオタクなので、毎年こどもの日が近付くと柏餅食べたすぎになります。柏餅。今年は柏餅4つたべた。柏餅。