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地獄の美味しんぼ ~開幕~

正月三が日も過ぎ、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

お久しぶりです、時短業務を半年以上続けているのに「時間がない」とジムを退会してしまってからスーパーデブまっしぐらのm-hiroです。

さて、私の近況ですが・・・

夫婦共働きだと娘を置いてどこかに行くわけにもいかず、家に籠る事が多くなりまして

最近、美味しんぼのアニメをNetflixで見返すようになりました。

新作アニメも見ているのですが、娘も1歳半になり歩き回りながら宇宙語で喋るようになり、集中できる時間が少なくなりまして・・・

泣き叫ばれるorウロチョロする→前後の内容がわからなくなる→前後の内容がわからなくても理解できるアニメ→「なるほど美味しんぼだ」と

11月くらいから空いている時間の5割くらいを美味しんぼのアニメに割き始めましたが・・・まぁこのアニメが、いま冷静になって見てみると相当トチ狂っている内容でなかなか楽しいんですよ。

折角、トチ狂った事やってるのでクレイジーな美味しんぼアニメの世界を紹介してみようと思います。

最初に言っておきますが、決して美味しんぼのアニメをバカにしようという気持ちで書いていません!!うん、たぶん!!!

究極のメニュー その1 人物紹介

長年連載している漫画ですし、読んでる方も多いでしょうが、あくまで「アニメでの」美味しんぼの主要人物紹介をしておこうと思います。

■山岡士郎

言わずと知れた、美味しんぼの主人公。

東西新聞社文化部の変わり者かつ鼻つまみ者で、基本デスクで寝ているか競馬に行って居ない。究極メニュー作りを始めてからも無茶な取材で全国行脚してるので基本社内では寝ているだけ。直行直帰でよいのでは?

得意技は挑発して相手を怒らせ、蘊蓄飯を食わせて謝らせる事。そのくせ自分はほとんど謝らない。

東西新聞社が危機に陥るのは、7割方こいつが原因。それを自分で解決して何をありがたがってるのか?それなのになぜか周りの評価も異様に高い一緒に仕事をしたくないタイプである。

初期は競馬ばかりやっていたが、急に「やめる」と言って本当にやめた、そこだけは世の中のギャンブルジャンキーは見習ってもらいたい。

■栗田ゆう子

本作品のヒロイン、なぜか豆腐と水の味を当ててしまって究極のメニューの担当者になる巻き込まれ系。好きなタイプは少年隊の東だったり、吉本ばなな読んでいたりでバブル感満載。

原作漫画ではいずれ山岡と結婚するのだが、アニメの中では全く予兆は無い。それなのに何故かオープニングのアニメは山岡と栗田の仲を示唆するような歌詞とアニメーション。前期オープニングなんか山岡が何故か頬を赤らめるので気持ち悪い。

実際、アニメ作中では山岡と仲は良いが別にその気は全くなさそうである。それなのに山岡に女の影が見えると異様に嫉妬する。「とりあえずリーチかけとくか」って感じでタチが悪い。

アンサーを引き出す役割をしており、基本「何もしらない」感じで山岡の蘊蓄をヨイショしているが、その自分も知らなかった知識を相手に当てはめて嫌味のような説明をする事が多い、一緒に仕事をしたくないタイプである。

また清純でピュアさを前に押し出しているが、言葉選びが杜撰で相手をダイレクトで傷つける言葉を平気で放つ、これは現在、子供を持っても変わらないので根底のモノであろう。

■海原雄山

山岡士郎の父、バキでいう範馬勇次郎。

美味しんぼをグルメバトルアニメと考えるならば所謂ラスボスであるが、アニメの段階では人間が小さい描写ばかりが目立ち、周りが彼を慕っている人が多いのかが理解できない。人間の小ささで言えばドラゴンボールでいうとピラフ、バキでいうと猪狩くらいのイメージである。まぁ元ネタの北大路魯山人も無茶苦茶な人格だったのでそんなもんか・・・と思いたいところ。元ネタと同様に美食倶楽部を追放されてほしい。

彼も息子同様に謝らない、それどころか逆切れする。さんざ息子に対して「食に対する作法がなってない」と罵倒したくせに、人が集まっている食事の席で怒り散らして勝手に帰るのは人として如何なものか。

美味しんぼに出てくる人キャラは直情脳筋バカが多いが、説得されると応じるし、自分に否があると謝る人たちで非常に素直。その中、雄山は絶対謝らない、どんなに否があろうがダブスタだろうが謝らない、地に膝をつけないラオウが如く。

どこからともなく現れて、人が旨いと食べてる料理をバカにしたり、周りを不快にさせたりして去っていく、一緒に仕事をしたくないタイプである。

■中川 得夫

通称「中川」、美食倶楽部の調理場主任にして良心。

美食倶楽部の料理人を常に気をかけ、それは辞めた人間すら例外ではない。

クソ面倒で人間性に難がある海原雄山に従がう狂人でもある、せめて海原雄山を調理場に上がることを静止してほしい。

■岡星精一

名うての料理人。

アニメの段階では人格者であり、岡星を「丁度よい集会所」くらいの扱いをされても紳士な態度を崩さない。僕ならあんな頻繁に無理難題を言われて、店を良いように使われたらキレる

まだ癖のない若本規夫ボイスで喋るため、非常にかっこいい。

ちなみに弟の声は鬼舞辻無残である。強い。

■富井 精一(副部長)

美味しんぼのマスコットで、会社にいる間は怒鳴っているか媚びているかの典型的なダメ上司。

それも社内でお土産を貰ったりしても、真っ先に2個食べてしまうような無神経さを持ち合わせ、たまに重要人物との接待など仕事の大役を任せられると相手をブチ切れさせ東西新聞社を窮地に陥れる。そしてその窮地を自分で解決する力量はない。

なぜこいつが副部長になれたのか。

人情家の面も持ち合わせているが、異様に涙もろく、メンタルも強くないので一緒に仕事をしたくないタイプである。

なぜかアニメ版では名前が違うのだが、別に誰も気にしないだろ。

■大原大蔵(社主)

東西新聞社の社主で偉い人。この人が「究極のメニューを作りたい」とか言ったせいで、東西新聞社の文化部はアホみたいな工数と出張費を払う事になる、そろそろ完成しない事にキレても良いと思う。

基本的には大きく構えて大局を見極める態度をとっているが、彼の関わるエピソードでは人間の小ささと面倒くささが際立つ。

人の前で平気で喧嘩するくせに、部下が喧嘩を始めたら「よさんか!」の一言で納得させるのは無理があるだろ。

■小泉鏡一(局長)

アニメで出てくる東西新聞社のキャラの中では、大原社主の次に偉い人。

何度も自分の無知を晒して山岡にやり込められているのに、学ばずに「納得させてみろ」という態度を取れるのだから、バカなのか胆が据わっているのかわからない。

社主室に呼ばれた時に真っ先に恫喝してくるのはこの人、一緒に仕事はしたくないタイプである。

■谷原秀夫(部長)

東西新聞社の良心。

いつでも冷静で、フレキシブルな指示を出してくれる。アニメでは声を荒げたことがほとんどない(1話では山岡にキレた)

富井副部長がクビにならないのはこの人のおかげだし、何十年も究極のメニューがダラダラと完成しないのに山岡も栗田もお咎め無しなのは、この人が頑張っているんだろうな・・・

■荒川絹江、三谷典子

栗田の先輩の女性二人

出張やら何やらでついてきているが、いまいち何をしているのかがわからない。

後輩である山岡の買ってきたもの(それも貴重なものが多い)を無許可で食べたり、勝手にみんなに配給する。これを冗談交じりのコミュニケーションとしてやってくるのだから、一緒に仕事をしたくないタイプである。

■中松警部

職権乱用ヤクザポリス。

すぐに逮捕すると恫喝したり、勝手に営業許可書を出したり無茶苦茶である。

声が福留功男なのだが、これでなかなか演技が上手い。アニメ放映当時、中松警部が出る回の新聞のラテ欄では、主役の井上和彦より福留さんの名前が先にあがっていたらしい。

■快楽亭ブラック

豆腐が大好きなアメリカ人の落語家。

日本語は達者で、性格は良く、他人の面倒事は持ち込むが自分では起こさないし、海外の人が敏感なアニメの配信では欠番になっている捕鯨問題でも出てこない。「アメリカでは」とか「日本では」とか主語のでかい話をしない、Twitterでよく見かける海外で活動する人は見習ってほしい

欠点があるとすれば、ブラックさんが面白い事を言って落とす回が数話あるのだが、全く面白くないし上手くもない事。落語家なのに

でも周りの人間はケラケラ笑って終わるんだよな・・・美味しんぼのキャラは怒りの沸点と同じで笑いの沸点も低いらしい


その他、諸々よく出てくるキャラは存在するのだけど

キャラ紹介はこれくらいで・・・

次回よりアニメ美味しんぼの短い感想をお送りいたします。

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