アイマス学会FESを振り返る

FESを振り返るときはまずは機材の話をしようと思っていました。

ただ、まずは思い出を振り返りたい。

執筆時BGM:過純性ブリーチ

はじめに

こんにちは、Nestleです。

2021年5月15日~16日に「アイマス学会FES」というYouTube Liveを活用したIDOLM@STERに関するファン交流イベントが行われました。私は主催する「アイマス学会FES実行委員会」メンバーの一人として活動していました。

アイマス学会とは

アイマスだけでなく様々なコンテンツで「学会」と呼ばれているコミュニティが存在します(例:天海春香学会、TRPG学会)が、私が「アイマス学会」という言葉を使うときは2019年10月に実施された翁Pの「アイマス学会 in Sapporo」を源流とする一連のイベント群を指します。元のアイマス学会はオフラインで集まってプレゼンを行うイベントでしたが、COVID-19の流行等に伴いオフラインイベントが自粛される2020年に私が行ったICMAS2020を皮切りに、オンラインでのアイマス学会が複数回実施されました。

YouTube Liveで実施するプレゼン大会はさしずめウェビナーのようなものですが、私はそのようなイベントに参加したことがありませんでした。そのため基本的に発表者のプレゼン資料を配信するお手伝いをするだけのような形で場を作っており、お世辞にも運営側のなにかが面白い、そのような会にはなっていませんでした。

転機

そのような流れがある中で2020年12月に実施されたオンラインSideM学会。

震えました。

発表中のタイトルや発表者の名前を表示するbiimシステムを参考にしたと思われる画面レイアウト

発表残り時間を示すタイマー

発表の制限時間になると優しく発表者を導く葬送歌、M@STERSONGシステム。

これまで実施されてきたオンラインでのアイマス学会の中で最も洗練された配信でした。ちゃんとした、「配信」でした。

正直に言います。その時の私の感情は嫉妬と悔恨で50:50でした。それ以外の感情はマジでなかった。

後出しジャンケンなので信じてもらえないとは思いますが、こうやれば出来るだろうな、というのは初回のICMAS2020から考えてはいたのです。特に配信レイアウトについては。

ただそれ以外の主催としての調整に忙殺され、しかも自分の発表の準備もあったため本当に余力がなかった。ただの言い訳です。

「本気出す」

そのようなこともあり、次にオンラインでアイマス学会を開催する際には入念な準備期間を設け、自分自身の発表は無しで裏方として良い場を作ることだけに集中しようと考えていました。

そうしたときに降りてきたオファー。

「アイマス学会のフェスをやりたいんだよね」

後の実行委員長のKeyさんが言いました。即飛びつきました。

「やらせてください。今回私は機材に集中します。本気出す。」

こうして機材担当としてアイマス学会FESの実行メンバーになり、同じく機材関係に強かった「アイマス学会in北九州」主催のオミ~さんと例の「オンラインSideM学会」の機材担当兎爺さんというこれ以上は望めない最強の布陣で配信環境の構築を実施しました。

名称未設定-1

様々なアイデアの検討とプロトタイプ作成、デザインラフ案の検討、素材の収集、BGMの作成、デザイン担当のランナウェイ☆小鹿さんへの依頼と調整……

色々頑張った結果、「今僕たちにできる最強の配信環境」が完成しました。詳細については別のノートにします。よろしければフォローいただいてお待ち下さい。絶対に書きます。

機材に集中……できなかったね。

機材関係だけでも色々やってましたが、実はそれ以外にも運営に関わる全体の作業の把握と進捗管理、運営メンバーの作業が円滑に回るようにするあらゆる調整を総務メンバーのあくにんさんとソフテニマンさんと一緒にやりました。

シンデレラガールズの楽曲、EVERMOREにもあるように、「仲間の数が増えれば叶う願いも増える」、これは真実だと思います。力を合わせれば一人では出来ないことが出来るようになります。

仲間の数が増えてくたびに 叶う願いも増えてゆく
(EVERMORE (M@STER VERSION) 歌詞より引用)

画像2


しかし、それ以上に調整のコストが累乗で増えました。方針でぶつかり、演出でぶつかり、モノによっては一つの話題で1ヶ月近くの議論を要したものさえあります。

私は先の宣言通り、機材に集中するつもりでした。するべきだったのですが、全体的な調整が上手く進まずに機材班の二人、特にオミ~さんには多大なご迷惑をおかけし、元々自分で設定した〆切を自分でガンガンぶっちぎる形になってしまいました。ごめんなさい。

今回のFES運営を通じて、「多くの人が協力するためにはより多くのコストを払っての調整が不可欠」という個人的には非常に大きな学びを得ました。今後の何かを企画するときには今回の経験を生かしてやりたいことと、必要なことの見積もりをより正確にできそうです。やったぜ。

さいごに

アイマス学会は、発表者の皆さんが考えてきている面白い解釈や激重感情を発表という形で共有し、新しい学びや気付きに発展させる集まりだと私は考えています。

普段飲み会でグダグダ喋っていたことをより多くの人と共有して更に知見を広げることができる最高の遊びだと思います。またどこかの機会でアイマス学会を開催したいですし、参加したいです。

アイマス学会、やってみたいなという人がいればお声掛けください。全力でサポートさせていただきます。

機材関連なら今回でかーーーーーなり色々身につけたのでもっともっと面白いことが出来ると思います。

改めまして、アイマス学会FESで発表くださいました発表者の皆さま。ご視聴いただきました参加者の皆さま。ありがとうございました!!

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