見出し画像

英語力ゼロ男 ドキドキアーセナル観戦ツアー⑤

どうも板尾です。
ドキドキアーセナル観戦ツアーですが、まったくアーセナル観戦にたどり着けないのです。展開力もゼロ。

ではよろしくお願いいたします。

何がどうしてそうなった、ねえ今どんな気持ち??編

前回、空港でスーツケースを捕獲した後に「スーツケースを開ける」と言っていた同行者。

しかし聞こえてきたのは「バキっ」という音の後に絶対聞きたくない日本語

「スーツケースが開きません」

恐る恐る振り返るとスーツケースを前にして、綺麗にすしざんまいみたいにしてる同行者。マグロなんてないのに。

バグったSiriのように2回目の

「スーツケースが開きません」

いや、もうそれ聞いたよ。

近づいて見てみると、震える手でスーツケースの鍵を持っている。いや、正確には鍵だったもの。

そう、鍵がボッキリ折れている。スーツケースの鍵穴を見てみるとセパレートした鍵の一部が取り残されている。

これは完全に詰んでいる。
英語力とか関係なく、詰んでいる。

これどうしたの??

「いや、、、なんか鍵が固かったので力一杯まわしたら」

いやいや、そのやり方で開くのはL字加工マイナスドライバーで原付を盗む時だけだから。

しかし同行者は立ち上がって言う。
「大丈夫です、行きましょう!!」

心強い言葉とは裏腹に完全に顔面蒼白。
何が大丈夫なのか全然わかんない。こんな強がりみたことない。

まだ「ゴイゴイスー!!」とか言ってくれた方がマシ。

まぉ本人が大丈夫と言うのであれば兎にも角にもホテルまで行こう、という事で空港から脱出。

スマホないと死ぬじゃん?編

たまには役に立つ情報を。
ということで、英国に降り立ったもののこちらは英語力ゼロ。土地勘もゼロ。なので、まずはスマホをアクティブにしないと。

私はモバイルwi-fiレンタルも考えたけど、wi-fi持ち歩くのも充電するのも面倒なので現地で使えるSIMを使う事にした。

なので、日本にいるうちに↓を購入して、アクティベートの準備をした。

購入して手元に届いてから、実際に利用する2日前までには事前手続きをしないといけないらしいのでご注意くださいませ。まあ、このSIMじゃなくても使えるとは思うので、他キャリアでも使えそうなSIMがあればそちらで全然問題ないかと。

私はきっちり2日前に事前手続きをして、ヒースローについてからすぐにSIMを差し込みアクティベートしました。もちろんキャリアによってアクティベートのルールは違うと思うのでそれはよく注意を読んでください。

私も同行者もスーツケースではなく手荷物にSIMを入れてたので、すぐに準備できたのは不幸中の幸い。

空港からホテルまでのアクセスは事前に確認はしておいたけど、いつ何が起きるのかわからないのがトラブル。いや、トラベル。

「これないとやばいよね?」っていうモノはなるべく手荷物に入れておいた方がよい。

実際に色々パニクったので、頭に入れてたはずのアクセスも改めて確認し、トラブルに対処するために色々ググりながらホテルに向かいました。

そう、アクティベートしたスマホでこんな投げかけをするくらいパニクってました。

こんな事しなくて済むようにみんなは気をつけてくれよな!!

永遠のスパイラル、ラッセルスクエア駅編

進行形でトラブルを抱えながらホテルの最寄り駅、ラッセルスクエア駅に向かった。泊まるホテルは「ロイヤルナショナルホテル」というとにかく立地重視らしきビジネスホテル。

あのハリポタでお馴染みのキングスクロス駅まで歩いて15分くらいだし、なんかでお馴染みにのユーストン・スクエア駅も10分かからないくらい。カフェやファーストフードの店も近いのでマジで立地はよかったです。

ラッセルスクエア駅について重たい重たいスーツケースを引きずりながら歩いて改札へ向かう。歩いてたらエレベーターに多くの人が並んでいたので

「ま、めっちゃ並んでるし階段で行った方が早いっしょ」

という事で階段を選択。

しかし、登れど登れど「え、、、、ここは大江戸線ですか?」というくらい深い。
もう手がちぎれるんじゃないかぐらい深い。

いくら登っても地上に出ない。
しかも螺旋階段みたいになってるから、すっげー登りづらい。
同行者にいたっては開くかどうかもわからないスーツケースを引きずっているのだから、もやは死にたい気分だったと思う。英語力ゼロで体力も残りゼロ。致命的。

本当に死にかけながらなんとか地上について改札を抜ける。同行者を見ると、よりホワイトになっている。

多分、ラッセルスクエア駅では階段の横に「〇〇stepあるからね」と記載されている事に3日目ぐらいに気付いたので、他の駅でも階段が長いところは同じ表示がありそう。知らんけど。

もし、step数を見て「これはやばい」と思ったら歩きは回避した方が良さそう。

しかし、一体何stepからがキツイのかは見当もつかない。


そして改札を出て30秒後に、1人の男性が話しかけてくる。

「へい、サー☆あれいらない??」

的な感じだったと思う。もちろん英語力ゼロなので、詳細はわからないけど、これは長年の経験の中で培った勘が発動。

その勘がこう言ってました。

「こいつは売人だ」

これはいよいよトラベルではなくトラブルになってきた。
もちろん、この手の売人の攻略法は日本でも英国でも変わらない。
完全なる無視で事なきを得る。これに限る。

英国に到着してから一瞬たりとも気を抜けない瞬間の連続。

思ってたんと違う、と思いながらもまぁ考えてる暇もないのでもうどうにでもなれ。

ともかくホテルへGO。

番外編:現金どうした??

英国に行こうかな?って思っている人は少なからず色々調べているから把握していると思われるのだが、英国は日本を超えるキャッシュレス社会。

ほぼほぼクレカでいけるって話を事前に聞いていたものの、まあ何かあると困るので一応80£(¥15000くらい)を換金して持っていった。

換金についても、現地のATMでクレカのキャッシングを使った方がお得である、という情報もあったけど、なんとなく出発前にモチベを上げたくて事前換金。モチベは本当に僅かだが、上がったように思えた。

で、換金した現金。

結果的には、、、

1£も現金使いませんでした。

すべてVISAのクレカで支払い。
コンビニだろうが、スーパーだろうが、飲食店だろうが、スタジアムだろうが、マーケットだろうが、鉄道だろうが、バスだろうが、すべてVISAのタッチ決済。もはや現金は持ち歩かなくても良いレベル。

あ、でも旅の記念に証明写真的なモノで写真撮ったんだけど、それは現金だったかな。(同行者が払ってたよね⭐︎キャルン!!)

ほとんどのケースはクレカさえあれば大丈夫。

強いて言えば
スマホのWalletにVISAカードを入れておけば良かったなあと思いました。
これをやってればクレカすらポケットから出さないで出歩けたはず。

現地で慌ててスマホのWalletに取り込もうとしたけど、Walletに入れるためにはSMS認証が必要で、SMSメールは日本の電話番号に飛ばされる設定にしているのでダメだった。次回行くときはスマホだけでスイスイ行く事を想定している。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?