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英語力ゼロ男 ドキドキアーセナル観戦ツアー③

どうも板尾です。
前回、出発空港編から機内編を書いたので、その続きから。

地獄乗り換え編

さてさて、辿々しい機内食を2回くらい終えて、経由地のドーハに到着。
たしか乗り換えの時間は2時間半くらい。

着いたらドーハ・ハマド空港をウロウロ歩こうかしら、ぐらいに思ってたけど、飛行機の出発が遅れているので無論到着も遅れている。

乗り換えの時間は長すぎてもだるいが、短すぎても自分ではどうにもできない「飛行機の遅れ」が発生する可能性もあるので、ちょうど良き時間を確保した方がよい。

乗り継ぎ時間が短すぎて焦るのは嫌でしょうし。

乗り継ぎ1時間、とかは若干の自殺行為らしい。

私に残された乗り換え時間は約2時間。
ドーハ発ロンドン行きの搭乗開始が1時間前からで、着いたら乗り換えの移動やら歯磨きやらお手洗いをすませたいとか考えたら、それなりに時間がないので、即乗り換えの手続きをしないと、、となった。

ドーハに降り立ち「ここが日本サッカー因縁の地、、、」とか目を細めていたのも束の間、乗り換え乗り換え。

当然っちゃ当然なんだが、ドーハが目的地の人もいるので、特に「ロンドン行きの人はこちら〜〜」とか言われない。みんな「スン」ってしてる。

とにかく「transfer」と書いてある案内を目安に空港内を端から端へ移動。
歩いてると「この人もきっと乗り換えだな」という人がいるので、その人についていく。無論、その人が乗り換えではなかったら終わり。

一応、スマホは空港のwifiを使ってなんとか使える。

乗り換えの案内が出ているモニターを発見し、ゲート番号を確認。
ゲートに向かうところで手荷物検査があった。

ここは乗り換え初心者だったので「え、ここでも荷物検査あるんだ」とはなった。

空港職員は英語的な言語を話していた感じだけど、訛ってるのかやる気がないのかハッキリと聞き取れない。

前の飛行機で飲みきれなかった水を所持していたので、メキシコのレフトの顔でゴミ箱に捨てられた。

「捨てるよ」とか一才説明はなかった。


メキシコのレフトの顔

なんとか無事に乗り換え成功。
あとは大英帝国へ到着するのを待つのみ。


番外編:「絶対無理」ってことするじゃん

ドーハからロンドン行きの飛行機では、隣のブロックに素敵な欧米人風カップルがいた。男性は「モデルさん?」と思えるくらい高身長でイケのメン。女性は少しガタイが良い感じだがキュートな人だ。

2人は席に着くと同時に馬鹿でかいポテトチップスを開け、食べ始めた。
ノンストップで食べ尽くしていた。

ここまでは微笑ましかった。

離陸し数時間がたったころ、窓際に座っていた彼女がトイレに行こうとしている。彼氏をまたいで。

彼氏は寝ている。

前回のnoteで「トイレに行くことを考えて通路側がおすすめ」と記載した通り、エコノミーの席はせまい。

つまり、彼氏を起こしてどいてもらわないかぎり、彼女はトイレに行けないのだ。絶対。

しかし、彼女は彼氏を起こさずに、またごうとしている。
超超ロング級のNBA選手とかでもない限りまたげない構造になっているので、側から見ると彼女は完全に彼氏の上に座っているような状況になっている。

なんだったらその状況で一息ついている。
だがしかし、彼氏は彼氏で起きない。
いや、絶対起きているけど意地でもどかない。

彼女はそのまま彼氏の上を這いつくばるように移動し無事トイレに向かった。

外国人って時に日本人の感覚では「それ絶対無理だよ」ということを実行するよねっていう先入観が私にはあったのだが、それをまざまざと見せつけられた。


ではでは、次回はロンドン到着編

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