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英語力ゼロ男 ドキドキアーセナル観戦ツアー⑥

どうも板尾です。
さすがにホテル着きます。
もうクライマックスも終わったので、あとは適当に。

怒涛のホテルチェックイン編

さて、スーツケースが壊れ、売人に話しかけられながらもようやくホテルに辿り着いた。

ホテルはかなり大きく、安価なので私を含めて観光客の往来がとんでもなく多いホテルでした。

「アジア人ばっかだろうな、、、日本人も多そう」

と思ってましたが、欧米風な方がかなり多く、エレベーターや廊下で居合わせた人でアジア系の人はいなかったな。その度に英国にいる事を実感。

そしてチェックイン。
まごまごしているとホテルマン的な人に「こっちへどうぞ」的に誘導される。頭真っ白だったけど、基本はパスポートを見せる以外は日本のホテルのチェックインと同じような流れ。

間違っても部屋番号のボタン押すとルームキーを渡してくれるタイプのホテルとは違うから要注意だぞ。

あと、住所を書かされるので、日本語で書かないように気をつけましょ。ただアルファベットで書けばいいわけじゃないからね?なんか端的に言うと、書く順番が全然違うから注意だ。

このnoteを見ている人はきっとアーセナルダイレクトを使っていたり、アーセナルに限らずクラブのオフィシャルサイトにユーザ登録をしているはずなので、その登録時に入力した住所記載方法を復習しておいた方がよいです。

私はとっさにアーセナルダイレクトのユーザ情報欄を見ながら住所書いたな。ちなみに私は初対面の人と話して緊張していると「さっきシャワー浴びた?」ぐらい汗かくので、この時もダラダラ。あと、なぜか洋服を試着するときも汗ダラダラ。

住所を書くと、チェックアウト時間とかwi-fiパスが記載された謎の紙とルームキーを渡されチェックイン完了。安ビジネスホテルなので、「お荷物を部屋まで」とかはない。なんとなくエレベーターの方向だけ指示されて終了。

まあ、英語力ゼロでも「パスポート」「ネーム」「アドレス」とかわかればなんとかなる。

実際なんとかなった。
ただ、変な汗はダラダラ。

あかずのスーツケースと秘密の鍵編

さて、部屋に着いて安堵するのも束の間。
依然としてスーツケースは開いていない。

ホテルへの道中、Twitterでのアドバイスもあり「フロントの人に聞いてみようか」とか言ってたけどフロントの人はチェックイン客を捌くので精一杯の様子で、とても英語力ゼロ人間が相談できる雰囲気ではない。(後ろにめっちゃ人並んでたし)

同行者は
「ま、ハサミかナイフでも買ってきてチャック部分の布見たいなところ切り裂けばいけますよ、フフフ」とか言い出す始末。もはや思考が極端の境地に辿り着いている。もう少しスマートなやり方があるはず。

なんかスーツケースを開けれそうなツールはないか、色々自分の荷物を探したけどあったのは「毛抜き」

自分は毛を抜くためのモノです、と言いたげな毛抜き

これをうまいこと使ってスーツケースのジップ部分をこじ開けようとした。

この柱の部分の隙間に毛抜きの先端を差し込み、テコの原理で柱の隙間を広げれば取手が引き出せるのでは。↓の拾い画をご参照あれ。

拾われしジップの画像

ゴリゴリ、、、、

お、なんかいけそう。


「バキっ」

という渡英後2回目のバキ音とともにジップの柱部分を破壊。

その時の写真を撮っていないので、拾い画像ですが↓みたいな感じ。

拾われしジップの画像2

あ、、、、これで開くには開きそうなんだが、いかんせんロックがかからなくなってるわけなので、帰りに使えなくなっちゃう。。とは思ったものの同行者は「ありがとうございます!!!」とすごい感謝している。もはや帰りどうするとか微塵も考えていない様子。旅の友としてこのぐらい楽観的な人がいるとこちらもさすがに心強くなってくる。

こちらも「ま、これで旅行中は楽しめるか、、、」と一安心。

しかしながらフツフツと湧き上がってくる、

「毛抜きがあればスーツケース開け放題なのでは」

という感情。
しかし私は泥棒じゃない。
深く考えない方が良さそうだ。
これは心の奥底にしまっておこう。

ええーっと荷物どうしよう、ライブ編

スーツケースが無事開いたので、当日夜に開催予定の音楽イベントに向かう事にした。実はこの時間が迫っていたので、スーツケースが開かないことにかなり焦っていたが、急いで出発すれば間に合いそう。

アレクサンドラパレスというところに行くために、ラッセルスクエア駅からピカデリーラインでウッドグリーンという駅へ。そこからあの赤いバスでアレクサンドラパレスまで。

なんとなく、イベントに行くんだな、という人が多かったので特段迷ったりはせず。ちなみにアレクサンドラパレスに着くまでは英語力ゼロでも無問題。

少し話それますが、現地でのウロウロ用に買ったバッグがこれ。

いわゆるショルダー的なかさばらないバッグを持ってなかったので、事前に購入。シュッと紐緩めれば荷物を出せるし、そのあたりの利便性はバックパックより便利。

このバッグ。ざっくり言うと荷物が少なければ画像の通り二つ折みたいになるのでコンパクトなんですが、広げてしまうと結構な大きさにはなるのです。

で、これが問題のひとつになったのですが、イベント会場についてすぐにセキュリティチェックがあったわけです。

日本の感覚で来ちゃったので現地着いてから急に不安になったのですが、その不安が的中。

「おまえら、荷物が大きそうだからこっちこい」

多分、こんな事言ってたんだと思う。正確に何を言われていたかわからないけど、誘導された先を見てみると普通の人達とは別の列でバッグの中身を出してチェックされている人がいたので、多分そう。

「あー、一応荷物の中身見てから通されるのか」

って思ったら、バッとバッグを広げられる。

あ、広げないで…。



広げると大きく見えるバッグ。そして、さんざん荷物を見られたあと「あっちの方行きなさい」と指さされたのは入口と真逆の方向。

そしてかろうじて聞こえたのは「バッグドロップ」

かろうじて聞こえたバックドロップ?

いや、これは「バックドロップ」
俺が聞いたのは「バッグドロップ」

あーHAA??
これは荷物をどこかに置いてこいってこと??
はえ?でもどこに??

しかし中身をチェックされたのか大きさをチェックされたのかわからんが、判定的にはNGという事。(チェックして通されてる人もいたからね!!)

日本のイベント会場だと、入り口のすぐ横にクローク的なものがあったりしてわかりやすいのだが、当然見渡してもそれらしきものはない。

しかも英語力ゼロなので、自分でなんとかしてねなのか、クローク的なものがあってそれを利用しなさいってことなのかよくわからず。

もうこうなったら「言われた通り、指さされた方向を歩ききってやる」というマインドになり、結構な距離を歩いて、広大な駐車場を抜けた先に

「BAG DROP」

と書かれた看板があった。
「こ、こここ、これじゃん!」

となり、プレハブ小屋のようなところで荷物を預けられる事に。もちろん有料。たしか10£くらいだったかな。それなりの出費。くそ。

受付のお姉さんからは

「貴重品とか入ってないよね?」

というような事を聞かれた気がするけど、なんか「YES」とか言ってたら預かってくれた。

でも貴重品どころか、お貴重品様のパスポートが入ってたよね⭐︎

ちなみにここでも支払いはキャッシュレス。

無事荷物を預けて再度セキュリティチェックへ向かうと、今度はすんなり入れた。

普段、神宮球場とディズニーランドのセキュリティチェックしか受けていない私にとって、この度のセキュリティチェックはやや厳正なるもので、日本の感覚で行くと結構引っかかる人は多いのかな、、、と思う。

エミレーツや他スタジアムでもそうだが、持ち込んで良い荷物のサイズや持ち込み不可のものなんかは必ず確認した方がよい。

最悪、「入れない」という事になりかねない。
もちろん、英語力があってセキュリティスタッフともコミュニケーションが取れる人だったら「このままじゃ入れないよ」となってもある程度対処できると思う。どうすれば良いか聞けばいいだけだし。ただ、英語力ゼロだとこのあたりがかなり難しくなるので、持ち込み可能な荷物については絶対事前に確認した方がよい

番外編:IDチェックの巻

その昔、グアムかなんか行った時に、お酒買おうとしたら当然「IDチェック」があって、パスポートを見せた記憶があったので今回の旅でもパスポートを肌身離さず持ち歩いてた。

何かと酒を飲むだろうと思ってたし、そのあたりのIDチェックも日本より厳しいのかな?って思っていたので。

結論からいうと、
実際にIDチェックをされたのは、スーパーで酒を買った時だけ。

セルフレジで酒をスキャンした時に
「スタッフ呼んでね」的なメッセージが出て、そしたらスタッフがきてIDチェックされた。

まあ、日本のスーパーとかのセルフレジと同じかな。
とはいえ日本は形式上のチェックでID出さずともスタッフの人が勝手に操作してくれるけど。

飲食店やらマーケット、あとはスタジアムでのビール購入でIDチェックは一才なかった。ただ、どういったシチュエーションでIDチェックが発動されるかはわからんので、パスポート的な何かは持ち歩いた方がよさそう。

ん、、、
パスポート的ななにかって何??
引っかかる言い方。


そう、帰国してからパスポートを持ち歩いてたって話をしたら

「え、パスポート原本を持ち歩かなくてもコピーでいんだよ?」

と言われた。

え、、、、そうなの??

ただ、ネットで調べると「原本を持ち歩け」とも書いているブログもあったりするので、このあたりは自己判断でオネシャス。

個人的にはホテルに貴重品ボックス的なものもなかったので、かさばるものでもないし原本を持ち歩てて不便はなかった。落としたら超困るけど。そこは落とさないように。上着の内ポケットに入れてたので、身ぐるみ剥がされない限りは大丈夫。ただ、暖かい季節だと上着もないし邪魔かもですね。

貴重品ボックスがあればコピーでもよかったかもな。

とはいえ貴重品ボックスの有無やらホテルの設備って着いてみないとよくわからないし、あるって書かれてた設備が実はないってことも海外だとあるあるっぽいので、英国についてから判断できるように日本で予めコピーして持ち込んで、選択肢を用意しておくでも良いかもですね。


次回こそはエミレーツ編に着手したい。。

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