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英語力ゼロ男 ドキドキアーセナル観戦ツアー⑨

まだ誰か見てますか?
板尾です。

さあ、いよいよシェフィールドユナイテッド戦です。
たった2日間の話を5ヶ月かけて書いてます。

エミレーツ内部に潜入

さて、入場ゲート。
いわゆるEチケをスマホのウォレットに入れていたので、それをかざして入場。これは東京デズニーランドと同じ方式なのでなんなくクリア。なんなら慣れてる。そして、いよいよスタンドへ。

こればかりは言葉は不要なんじゃないかね。
時間をかけてようやく辿り着いたエミレーツ。
外観を見た時も「本当にあるんだ」という感想だったが、中に入っても「本当にあるんだ」という感想。

ただね、これは勘違いして欲しくないのが、エミレーツだけが特別というわけではないですよ。

仙台スタジアム(ユアテックスタジアム)に初めて行った時もそうだし、国立競技場に初めて行った時もそう、なんだったら神宮に初めて野球観に行った時も、代々木第二体育館にバスケを観に行った時も同じように感動したし。

どのスタジアムも入ったら「すげえ」ってなるの。
なので、ロンドンに何度も行けない人は地元のスポーツチームを観に行きましょう。酒がうまいよ。おまえのスタジアムを探せよ。

アップアップ

試合前アップを眺める。
当然ながら「みんなうめえ」しか出てこない。もうこのあたりから没入しすぎてあんまり動画とか撮っていない。

練習というレベルではほぼミスなんて起きない。完璧な人達。この人達が試合に入ると凡ミスをするわけなんだから、メンタルのスポーツなんだよなぁ、、と改めて実感。

僕は礼儀正しく自分の席で見ていたのだが、なにやら偶然席が近かった猿の仮面被った人がやってきて「嫁ちゃん(俺のこと)、前行かないの?」とのこと。「あー、でも自分の席から動くのって、、、」と遠慮したのだが、「誰もそんなの気にしないよ」とのこと。

日本代表戦とかだと練習からガッツリ推し活したい人でアホみたいに溢れかえって、席から離れて前に行ったりすると「自分の席で観ろよ」といったひんしゅくを買うらしいのですが、ここロンドンでは試合前の練習時点では結構ガラガラ。試合前はコンコースで酒飲んでるのです。

こればっかりは文化。
んで、誰もそんなに他人が何してるかとかあんまり見ていない。一長一短だとは思うけど、よく言えば寛容ではある。寛容の中でしか育たない文化もあると思うし、統制の中でしか得られない生きやすさもあると思う。君はどっちが好きだい。

もちろん対戦カードによっては練習中から人がいっぱいの時もあるだろうし、空いてるから他人の席に行って良いわけじゃないけど、細かいこと気にしすぎるのもね。

わかってると思うけど「自分の席から離れて前行っていいよ」って言ってるわけじゃないから、日本語が読める人はしっかり自分なりに解釈してね。

決して猿仮面の人が「前行っていいよ」って推奨してるわけじゃないからね。この文脈読み取れない人は人に迷惑かける人だから気をつけなさいよ。

やっぱこれよ

the Angel(North London Forever)
近くの外国人が鬼の1.8度下のハモリを不安定に入れてるので聞きづらいかもしれませんが、歌が下手でもそんなの関係なし。これが現地ですわ。

実は私、自律神経が乱れると眩暈が発動するタイプの人間なのですが、この時にフルコンプでめまいのボーナスタイムに突入し、死にそうになりながら心の中で熱唱しておりました。(それも今は良い思い出)

試合について

試合については前回も共有したこちらを観てください
猿の仮面被った人のチャンネルっぽいです。僕は1回も観たことないけど。


試合結果と試合内容については動画の通り。
補足はございません。

ただ、せっかくなので、観戦中に感じたことをいくつか。

皆んな好き勝手に歌う

これは、皆んなが常に好き放題ずっと歌っているという意味ではないっす。
テレビを観ていると常にみんながチャントを歌っているのかな、とも思えるけど、個人的な正直な感想としては案外静かだった。(楽しかったけど緊迫感のあるゲームではなかったしね)

とはいえ、私の席の場合、後ろにいる一見紳士に見える現地人が結構楽しい雰囲気で酔っ払っており、彼が彼のタイミングで歌い出す。

もちろん彼のタイミングは全部外れているので、誰も付いていかない。それでも途中でやめないし、なんだったら繰り返す。

これだけでもすごいのだが、たとえスタジアムの多くの人が歌っている場合でも歌わない人は歌わない。楽しんでないとか応援していないとかじゃなくて、それが彼らのスタイルなんだろう。

トイレ

トイレはまあ日本のスタジアムと同じくらいあります。

尿近の実を食べている能力者の私にとってこれは安心。

イギリスの商業施設の男子トイレ、いや、小便器はなんだろう、、、なんて言えばいんだろう、低くて横に長い流し台?みたいな感じになってます。これはエミレーツじゃないけど、誰もいないことを確認して撮ったとある商業施設トイレの写真です

する時に少し罪悪感を感じざるおえないトイレ

こんな感じなので、トイレも楽しみましょう。
大便器は入ってないけど、当然ウォッシュレットもなさそうだし、個室も少なかったから腹弱めの人は気をつけろ。

スタンドには酒は持ち込めないので、みんなコンコースで飲みます。試合前とハーフタイムに飲み溜めしている感じ。

2回目ですが、私は尿近の実を食べている能力者なので、ハーフタイムに1杯だけビールを飲んだだけで我慢。

試合後

これまた終わったら皆んなあっという間に帰ります。
よくテレビに抜かれる、ホームチームが大敗している時はサポーターが途中退場する絵面。もちろんこの日は大勝だったのでそんなことはなかったけど、終わっても割とみんなサッと酒飲みに行っちゃう。日本代表戦とかだったらまた大分違うことになるんでしょうね。

ところで英語、、、

そう、このnoteの大事なところを忘れていたのですが、英語力ゼロでもいけるのか。

スタジアムに入る時はもちろん、試合中も試合後もまったく英語なんて必要ございません。水やビールを買う時も書いてある商品名を読めばよいだけなので、そこは頑張ってください。

話しかけられることはありません。
もちろん、セキュリティが厳しくなったら色々コミュニケーションを取ることもあるのでしょうが、エミレーツは東京デズニーランドレベルのセキュリティなのでまったく問題ございませんでした。

番外編:呪いの指

テンションも落ち着いた後半、近いサイドのコーナーになった時にインスタのストーリーを動画保管用に回してました。

そしたらコレ

ゴールが入り、うっかり指を離してしまいゴール直後に切れる動画。
「次こそは」と思いつつ、チャンスを伺いコーナーゲッツ。

そしてコレ

しっかり指離したね。
呪われてる。

ちなみになんですが、後ろにいた少年がずっと「Super Tom!!」チャントを歌っていたので思わずパシャリ。

冨安の実を食した能力少年

あ、自分で撮っておいてなんですが、ロンドンは子供のプライバシーに関してはやや日本より厳しい感覚らしく、いくらかわいいからって勝手に写真は撮らないようにしましょうね。日本でも勝手に子供の写真撮られたら親は気持ち悪いことこのうえないでしょうし。そこは配慮。

僕は盗撮じゃないです。(必死のジェスチャー)

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