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敷居、価値観、ウォーハンマー
この猫が乗っている塀を超えた先は、一体何だろうか?
サービス、生活用品、趣味にかかる費用への、価値観、敷居と呼ばれるものは人それぞれで、自分の生活水準、過去の経験、見聞きした情報といったものが複合し、1つの感覚として有していると言われています。
この価値観、敷居と呼ばれるものを基準という言葉に置き換えて、今回はお話しようと思います。
| あなたの基準はどこですか?
たとえば50,000円のタブレット端末が販売されていたとして、安いか高いかは人それぞれ反応が異なりますよね。
その反応を細分化した時にメーカー、ブランド、仕様といった情報が合わさる事で、その人の基準に合う、合わないと頭の中で評価しているのかなと思います。
では例としてネットショッピングを挙げようと思います。
楽天、AmazonのようにECサービスの世界で優位性をもつための要点は、価格、在庫量、決済機能、検索機能、ロジスティックに集約されると言われています。
例えば先程のタブレットをあなたが購入したいとして、
定価50,000円のタブレットが、Aは49,000円で、在庫は有りすぐに出荷できるため明日届きます。
Bは45,000円ですが、在庫は無くあなたの手元には12日後に届きます。
この場合、あなたがそのタブレットを翌日にも使用したいのか、12日後まで待てるかで、基準が異なってきます。
12日後まで待てるなら、価格の優位性が評価されるため、基準は45,000円となり、49,000円は高いなーという印象になります。
翌日、翌々日にでも使用したい場合は、在庫量、ロジスティックの優位性が評価されるため、基準が在庫があり明日届く事となり、49,000円でも購入する動機になります。
| シタデルカラーとミニチュアの基準は?
基準や優位性に触れましたが、シタデルカラー、ミニチュアについて高いと言われるのは基準が大きく離れているからで、シタデルカラーに敷居を感じている方は、次のような特徴があるのではと考えました。
自分でプラモデルを組んだ経験がある人
塗装も経験したことのある人
もしくは過去に塗装に興味を持った人
すると基準は、GSIクレオス、タミヤといった各メーカーの発売している
塗料、工具類になります。また、ここでの要点は価格、入手性、種類、溶剤の使用環境などが挙げられます。
この価格、入手性、種類、溶剤の使用環境を列挙して比較してみると、それぞれの強みはハッキリと見えてきます。
短所は長所でもあるため、逆説的にアプローチしたりもするわけです。
先程のタブレットと同じように、その時の要点に対する基準がどこにあるか見定めてアプローチすれば、興味の度合いにもよりますが手を出そうと思えるのではないでしょうか?
といってもあくまでも一例です。ちょっと想像してみただけですよ(笑)
| 広めたい人とその受け手
ここである程度有名になった人が、この楽しい事はもっとユーザーの幅を広げたい、知らない人に認知して欲しい!と思ったときに必要な事は何でしょうか?
僕はその人のキャラクター、親しみやすさが必要だと感じています。
これはアーティスティックな面を強く出しすぎると親しみづらく、その人だから出来ると想起され一線を引かれてしまい、基準がより合わなくなるからです。
僕がその道で食べていこうと思うなら、情報の発信者としてのキャラクターを作成してロールプレイングの要領で運用し、コンテンツは誰に向けた物なのかを定義して撮影、執筆、配信する事で、ターゲット層の掘り下げや顧客育成、ひいてはファン化に繋がるのかなーと思います。