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2024.06.08 水無月S ウインスノーライト回顧

デムーロ再生工場、今日もフル稼働する。

・前走ハナを切り逃げたが、直線バッタリで最下位に沈んだ
スノーライトでしたが、杉山先生の進言による
距離変更・機種変更で挑む初のマイル戦・水無月Sに
出走となりました。
結果から言えば、アッと言わせられ、収穫も多く、
杉山先生の狙いがバッコリハマったことに驚嘆しております。
連対までしてくれて、最後まで活気にみちた走りをした
スノーライトが見れたことが何より嬉しかったです。


●パドック
・前走よりも煩さを見せていたのは、最近の傾向では
よいのかもしれません
(パドック解説は”落ち着ている"と言っておりましたが、
もたれたり、いつもなりに煩かったと思います・・・)。
プラス体重なりに、もう1段階よくなる余地は残して
いそうな気はしましたが、状態自体は悪くなかったと思います。
調教も動いていましたしね。

写真提供ありがとうございました

●レース
・メインともなれば全国ネットの中継で映し出されるのは
いいものですね。

・ゲートに入った時点で、わき見をしていて、
出遅れたことで、最後方待機となりました
ただ、この場合も、想定の中に入っていたのかもしれません。
出遅れても出たなりに、馬とのリズム・対話重視で
乗るみたいな。これはデムーロの引き出しですね。

・道中は引っかかることも無く、落ち着いて進み、
3コーナーから追い出し、直線では大外に持ち出し、
最後まで末脚を伸ばし内で粘るアイスグリーンを交わして
2着を確保しました。

・出遅れからの捲りは近江特別で長岡くんが敢行した
奇策でした。しかしながら、今回ハイペースと言えども
大外からまくり上げて直線で上り最速の32.7で
伸びてくるとは驚きです。

・今回のレースで
①マイルでも戦える
体力は同クラスの他の馬と比べてもアドバンテージがありそう
③32秒台の速い上りも出せる
③気持ちがうまく嚙み合えば、最後まで力を出し切ってくれる

これらと、このクラスでも戦えることがわかり、
収穫も結果も得れたレースとなりました。

笑顔が見れて嬉しい

●関係者コメント
デムーロ
「いつもハナに行っている馬だが、今日はペースが速かったので前半はじっくりと進め、今までのレースを見てそれほど速い脚はないと思っていたので早めに気合いを入れながら促した。
3、4コーナーの下り坂は不慣れな感じで、手前をころころと替えていたが、
直線に向いた時の手応えはすごく良かったし、
結果的に勝ち馬は強かったですが、この馬もよく頑張っている。
聞いていたように気難しいところはある馬だがが、
これから走ってくるはず。」

杉山先生
「この馬自身、スタートが決まるか微妙なところもあり、
レース前に具体的な戦法を指示することはせず
「この距離なら引っ掛かることはないと思う」とだけ伝えて、
あとはジョッキーにお任せした。

結果的に逃げ馬がとんでもなく速いペースで引っ張る展開となり、
後方勢に流れが味方したことはたしかだが、
それでもラストにこうして脚を使えたのは収穫
ミルコは「集中力に課題があり、ツーターンの競馬だと気持ちが切れてしまうので、今日のようなワンターンの競馬が合う」と話しており、
次も同じような条件を狙っていきす。
次走は、8月3日、新潟土曜7R「新潟日報賞」芝1800mを考えてる、」

片山さん
「先行勢が手薄なメンバー構成で、スタートが決まれば逃げを
主張する形までイメージしていたが、
考えていた形とは真逆の組み立てとなり、
道中は期待と不安を抱えながらレースを見守っていた

結果的に前を追い掛けた馬が苦しくなる展開で流れも味方したが、
これまでと違う形でしまいにしっかりと脚を使えたのは大きな収穫。
今日のような極端な立ち回りだと常に好走は難しいかもしないが、
クラス通用にめどが立ち、この好走をきっかけに再び軌道に乗ってくれることを期待。」

●思うこと
・デムーロとかいう、ワタシのウインの輝きを取り戻す
スーパーマン・・・。
エーデルにしろ、スノーライトにしろ後方から
気持ちとリズムを重視して末脚を引き出す騎乗力には脱帽です。
長岡くんとのタッグが遠のいたことだけ寂しいですが、
遠のくならば、デムーロに次回も騎乗をして欲しいです。
・デムーロで結果が出たのは紛れもない事実ですが、
そこにいたる長岡くんや陣営のプロセスがあっての
今ですからね。今回、最終追切は乗ってませんが、
引き続き長岡くんには携わって欲しいです
でも、今回の思い切った追い込み策は、
デムーロだからこその騎乗だと思います
)。
・先日、同じエイシンヒカリ産駒の
エイシンスポッターが勝ちましたが、
この父の産駒はマジで気性が悪いから、
極端な競馬で気持ちを切らさず走り切る工夫や
展開がハマるのでしょうね・・・。

●次走
・今回でもわかった(つもり)ですが、
気持ちの面を折り合うのは難しいですが、
スローの末脚勝負よりも、体力が生かせて最後まで出し切る
レース質・競馬場がいいと思います。
速い上りも出せましたが、上りはちょっとかかる方が
いいとは思うのですよね。
今回マイルもフォローできたので、選択の幅が広がりました。
3勝クラスのマイル戦って意外となく、
去年結果を残した北海道開催を狙っていくのも
いいと思うのですが、どうでしょうか。

⇒ワンターン狙いの8/3新潟日報賞1800mを想定。
夏の新潟・・・暑そう。
高速馬場になりそうですけど、精神面優先ですかね?

まずは、いつもの
怪我無く水曜日の更新を待ちたいと思います。

またこのコンビも、見てみたい

ほな、また・・・




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