記憶に残るもの


こんにちは


最近、とあるアーティストが毎週火曜日に
ツイキャスを行っている。

わたしがそのアーティストに出会ったのは
幼稚園のときで
それからもう約20年の時が経った。

メンバーは5人から2人になってしまったし
2人とも父親になっていて時の流れを感じる。



そんなツイキャスで先日
リクエスト回というものがあった。
わたしが視聴していた日の前週にリクエストを受け
その曲たちを演奏していたのだが
その次の週もリクエスト回を実施するとのことで
わたしはリクエストしたい曲を考えた。


そのアーティストでの1番好きな曲は
恐らくもう二度とやらないであろう、5人体制の時の曲で
案の定本人たちに曲名を言っても「?」となっていた。

でもわたしもその曲が好きだからといって
当時から毎日聞いていた訳では無いし
ここ数年も聞いた訳では無い。
現状、配信サイトにもないため、当時のCD以外に
聴く手段はない。

それでも曲名もメロディも歌詞も覚えている。
(歌詞は完全じゃないけど8割歌える)

それってすごいことだなぁってふと思った。


あれだけ勉強した数学の方程式も
英語の単語も忘れているのに
大好きな歌だけはずっと覚えている。

他の曲たちも大体覚えているっていうのがすごいし、
それだけ素敵な曲を生み出すこともすごいって思う。



そういう意味で、人の記憶に残るものって
不思議だなぁって。


いいことを覚えてるパターンもあれば
その逆もある訳で。

私は一番最初に付き合った彼氏に言われた一言が
今でも忘れられないし軽くトラウマになってる。

当時17~18歳で高校生だったわたしは
神戸に住むひとつ上の彼氏と
遠距離恋愛をしていた。
毎日Skypeで通話をしていたし、LINEもしていた。
とある日、いつものようにSkypeをしていると
何故か少し変な方向へ進んでしまった。
「1人でしてること見せてよ」
え?なんで?なんでそんなことしなきゃいけないの?
いくら付き合っているからとはいえ
わたしはすごく嫌で、何回も何回も嫌だと言った。
そんな私に彼が告げた一言が

「お前つまんないやつだな」


そこで通話は切れ、めちゃくちゃ泣いたことを憶えてる。


大好きな人に嫌われたかもしれないというショックと
自分が嫌だということを分かってくれない怒り、
なんでそんなことしなきゃいけないの。という気持ちが
ぐっちゃぐちゃになった。

そこからそのひと言がずーっと忘れられなくて
今でも「つまんない」って言われると
自分の存在自体を否定されたような気がして
泣いてしまう。

(ちなみに1番直近の元彼にもふざけ半分みたいな感じで言われたことがあって、普通に泣いた)


どうせ人の心に残るならいい方で残りたいね。
誰かがこの時に言ってた言葉、今でも覚えてるよ!
って言ってくれるような言葉を発せれるようにしよう。


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