何もしたくない日を許したい。
5月病というより、一年中いつでも不意に訪れるのが、この「何もしたくない日」です。
とはいえ仕事には行っているので休みの日に限るのですが、本当に朝から晩まで何もしません。
朝はいつも通りの時間に起きるけど、お腹が空いたらご飯を食べて、眠たくなったら寝て、ネットサーフィンしたりネイルとかメイクの動画を見たり、スマホの電源をオフにしてこんこんと本を読んだりする、だけ。
心の中で、洗濯しなきゃ、とか、掃除しなきゃ、とか、久しぶりにゲームしたいなぁって思うけど、気力が湧かずにだらだらとしてしまう。
子どもの頃は朝起きるのか苦手でしたが、社会人になってからはできるだけ毎日同じ時間に起きるようになりました。
休みの日に昼まで寝ることを「もったいない」と思うようになったからです。(もちろん、休みの日に昼まで寝る人に対してそう思うことはありません。あくまで自分がそうすることを勝手にもったいなく思っているだけです)
昼まで寝ることも、何もしない1日も、とても勿体なく感じます。なんなら自己嫌悪に陥ります。
今日という日は戻ってこないのに…と思うのですが、頭でわかっていても身体が動かない日はあるのです。
思い描いていたちゃんとした大人には全然なれていないけれど、それでも毎日どうにかなっているので、何もしたくない日は凪の日として大事にできたらいいな。
必要最低限、ご飯食べたりお風呂に入ったりはしているから、罪悪感を覚えなくてもいいんだよって思いたい。
何もしたくない日を許してあげることで、頑張らなきゃいけない日を乗り越えることができてきるのかもしれません。
「ちゃんとしなきゃいけない」という意識が常に付きまとっているけれど、私が休みの日にちゃんとしてなくても誰かに迷惑かかるわけではないものね。
健やかな心身を育むために、無駄といつ最大の贅沢を享受できますように。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?