家族が亡くなってから色々思ったこと徒然
家族が亡くなってからしばらく経とうとしてますが、自分でもちょっと冷たいんじゃないかと思うくらいに結構平常に生活しててこれは立ち直ったかな〜って
車の運転しながら今際の際を詳細に思い出したらやっぱり嗚咽しかけてやっぱ無理でしたっていう
実はこれが2度目で最初の時は最期を見とれなかったのですが今回は手を取って
「今までありがとう、本当にありがとうね。良い子供じゃなくてごめんね」と
私が言ったあとすぐにストンと逝ってしまいました
なんだよこれ、こんなドラマで見るような終わり方ありかよクソが!って
自分の介護の不甲斐なさへの怒りと後悔で感情がめちゃくちゃになってました
危篤→臨終で号泣して他の親族が来たらスッと悲しみが引いて葬儀の段取り始めて湯灌の時にちょっと泣いてまたスッて戻って諸々の儀式済んで火葬場で炉に棺が入ってく瞬間がめっちゃこたえた…確実に肉体が消えるって思ったらまた号泣
骨になって出てきたらもうなんか諦めというか御骨拾いの時はわりと冷静だった
骨全部持ち帰れないのが残念だった…仕方ないけど
んで全部済んで帰宅して親族もみんな帰ってから1人で発狂してたw w w
めっちゃ自分を罵倒してましたw w w
それから毎日もっとちゃんと介護すればよかった、あの時もっと気を遣って
おけばって後悔することばかりで何一つとしてこれだけは胸を張ってできた
ということが無いことへの自責の念ばかりで、周囲の人はよく頑張ったね
と労ってくれるんですけど素直に受け止められない日々が続いてます
でもこれも結局家族への申し訳なさより自分が、自分が、って感じで
なんだか腹立たしい感じなんですよね
私にはもう心を込めてお世話する人もいませんし後悔を濯ぐこともできません
あとはやけくそにならずに天命まで生きるかってところです
1度目の時に御経をあげて下さったお坊さんが
「亡くなった方への最大の供養は今生きているあなた達が幸せになることだよ」
と話して下さいました
そして今回は利用していた施設の職員さんから「あなたは幸せになるんだよ!」
と何度も何度も励ましてくれました
なので頑張ってなんとか幸せだなって思えるように努めてみます
自分のしてきたことはとても褒められたものじゃありません
介護も決して100点満点の充実したものじゃなかったです
もっとお金をかけて、もっと優しい心で…
今更そう思っても遅すぎる
私の場合、認知症はなかったので暴れたりとか深刻なことはなかったのですが
そうした状況で尚且つ10年もっと介護を続けているご家庭の心中は察するに
余りあります
時折悲しい事件が報じられますが、あれは誰も責める事が出来ないなと思います
でも失ってしまった時、後悔ばかりが残って少しも心は安らぎません
なのでひとつのことで良いので「これだけはちゃんとしてあげられた」という
ことを毎日自分なりに納得して忍耐強くやっていくしかないんだなって
今になって思います
1ヶ月前の自分にとくとくと言って聞かせてやりたい本当に
誰かをお世話するということは、その時から自利の精神はある程度捨ててしまわねばならないと思います
全てを投げ打ち己の心を殺して他者に尽くせというのは極端ですが「こんなに頑張ってるのに」とか世話した相手からの見返りを求めだすとキリがないですし
介護においてはもうそんなのはほぼゼロです
ありがとうって言ってもらえるだけで十分なくらいです
それすら無いと心が折れそうになりますが、お世話をするということはそういうもんです
もしかしたら言葉に出して言えないのかもですし
(うちはそんな感じでした)
あと、これは自分が介護される側に回ったらこれだけは忘れずにおきたいことは
世話をしてくれる人に感謝する、決して“やってくれて当たり前“ではない
です
これは普段から今の生活でも言えることなのでどんな些細なことでも人から何か
してもらったらすぐに感謝するのは心がけてます
ちょっと話がそれちゃった(笑)
最後に、介護は良くなる未来のないお世話です
衰え弱っていく命をいかに穏やかに過ごしてもらえるようにするか、だと個人的に考えてます
お金もかかるし精神的にもキツいです
ましてワンオペなんで自殺を考えるくらいしんどいです
でもそういう時は無駄だと思ってても構わないのでとにかく役所に駆け込んで
おいおい泣きながら現状を訴えてみて下さい
(別に泣かなくても良いけど)
満足のいく解決が見られなくても10の辛さが7になるとか少しはマシになると
思います
自分が知らないだけで結構補助してもらえる制度があったりします
私も親身になって下さった民生委員さんから色々教えてもらって初めて知った
ことが沢山ありました
何かと気持ちが塞ぎがちになって他人との交流が億劫になることもあるかもしれませんが、話を聞いてくれる人とはできる限り連絡を取り合ったりした方が良いかもしれません
とにかく孤立しないことが大事だなって実感しました
家族や友達じゃなくても助けてくれる人はいます、諦めないで!
とまあ、思ったことをダラダラと書いてしまいました
臨終のことはなるべく考えないようにしてます
それでも私にとってはかけがえのない家族でしたので忘れることだけは
決してしないようにとも思います
とにかく今は元気に生きることを目標に頑張ります
以上!