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外国人力士が多くなったことを嘆く人が多いけど、これはチャンスだ。ボケるチャンスだ。(後半気になる方はご購入ください。)

「外国人力士が増えたなあ。日本人はだめだね。」

よく、相撲好きのおじさんおばさん、メディアがこんなことを言いますね。別に悲観する事じゃあない。イチローやダルビッシュがメジャーリーグで活躍すると嬉しいくせに。すると、それをきっかけに今まで興味なかった文化に触れようとするじゃないか。相撲だって、これが世界的なスポーツになりえるチャンスかもよ?各国の力士代表トーナメントがあったって面白いじゃないか。そしてなにより、ボケるチャンスなんだよ。今からぼくはボケるよ。見てて!男だからさ、背中で語るよ。肩甲骨でしゃべるし。背骨で笑うんだ。

まず、外国人力士が増えるとどうなるか。やっぱり、文化の違い、お国柄がプレースタイルに現れるはず。相撲の決まり手が82手ある。これじゃあ追いつかなくなるんですよ。だから決まり手がどんどん増えるし、見てて楽しいエンターテイメントになる。フランス出身力士もどんどん出てきます。相手のまわしをグイと掴んで、いろんなカフェに連れていきます。決まり手は「カフェ巡り」です。負けた方も楽しいんだよ。後半力入ってないからそこでドン!よ。インド人力士も人口と共に増えて。ターバンの延長でまわしだから投げられる時首も痛めるの。最初、香辛料撒くし。メキシコ出身力士は頑張り屋さん。相手のマゲをタコスで包んでちぎって投げてから押し出し。決まり手は押し出しなんだよ。押し出す瞬間もキャラクター強めに出して、テキーラ!って叫ぶんだけどやっぱり決まり手は押し出しなんだよ。だから人気は全然ないわけ。人気があるのは、イタリア人力士。かっこいいからおばさんなんかはすごい好きなの。でもね、細いんだよ。スラッとして。まわしにネクタイ姿で客席に手振ってるんだけど、弱い。ジャケットの着こなしを念頭に置いてるから、太りたくないって気持ちが人一倍強いんだよ。たまに勝つときの決まり手は大体「フェラガモずらし」だ。対戦相手にフェラガモの時計プレゼントしておくんだけど、時間を10分遅らせとくんだって。そしたら取組の時間に合わないから不戦勝。クズなんだよ。

(ここからスイス人力士、アメリカ人力士、オーストラリア人力士がでます。)

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