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「或る、あらすじ。」(投げ銭)

前回までのあらすじ。

無事、ロシア軍に入隊した柏田は、街で偶然出会ったマドロビッチにそそのかされ、蝋人形の家来にされてしまう。しかしそこへ現れたのは、2年前の落馬事故で死んだはずの猫だった。交わるはずのない28人の運命の歯車が、今動き出す。

一方その頃、世界大会を制した塚本に八本の電話が入る。耳が六個しかない塚本はどうするのか…塚本に緊張が走る中、約束の十字路にてカモノハシを待つ勝又は思いがけない事実を知る。迫られる解答。迫り来る軽トラ。そして、病院をたらい回しにされた事を根に持った幸子は、アリバイ作りに奮闘している姿を防犯カメラにバッチリ映されてしまう。これを偶然見てしまったコンビニ定員のガムディは、マスターテープを小学校の校庭に埋める。その事にいち早く気づいたマドロビッチは、面接官に殴られてしまう。もはや、なす術はないのか。絶望から、遺書を書くマドロビッチの元に一通のスパムメールが届く。予想もしなかった展開に、交わるはずの無かった二人の歯車が交わりはじめたが、タイミング悪くワンサイズ大きいパーカーを着ていた工場長の玉衛門の袖がその歯車の隙間に挟まってしまう。

「緊急停止ボタンを押すんだ!!」

これは、工場の壁に貼られた今月の目標である。こうして物語は終盤へ向かう。はたして、キノコのお薬は間に合うのか。そして、3億円事件の真犯人とは誰なのか。あの事件と合計して、3億4万円事件になるのか…

運命を殺せ。

謎が謎呼ぶミステリー。ワイングラスから検出された青酸カリのメーカーは?

リコール!

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