今更仮面ライダー響鬼を見たぞ
導入
早速話が脱線するが皆様はライドカメンズというスマートフォンゲームをご存じだろうか
月末にサービス開始した『仮面ライダー』をテーマにした育成アドベンチャーゲームである。
公式サイトは⇩
個性豊かな16.5(?)人のキャラクターにはモチーフ元が存在する。
サービス開始前は私も詳細が出る度に「このキャラもしかしてモチーフこれ!?」みたいな感じではしゃいだ。
そして私が今一番ハマったキャラクターがこちら
響鬼視聴済の方はもうお分かりかと思うが
まごうことなき仮面ライダー響鬼モチーフ
自分の想定以上に好きになってる。Xのポスト見たらお察しなんだけど。
ここまでハマって元ネタ見ないのは失礼だろ!!!と思い今に至る。
※マジで何度でも言うけどたとえどのキャラを好きになったとてその元ネタを見ないといけないわけじゃないしそれを強要するのも違うと思ってるぞ。
ただ、それがきっかけで私みたいに元作品を見てみようと重い腰を上げる人や仮面ライダーそのものを知らないから見てみようという人が増えたら嬉しいよな。優しく見守っていこうな。そしてネタバレや匂わせをする輩は滅ぼせ(急にキレるな)
感想
仮面ライダー響鬼、人生の教科書にしたい
これに尽きるんだよ。
これを書いてる中の人はもう20歳を超えてしまったんだけど中高生という精神的に成長していくときにヒビキさんのような人生の師匠に出会いたすぎた。それか中学生の道徳の授業で仮面ライダー響鬼を見たかった………
ということで、この作品今見るとめちゃくちゃ面白い枠でした。人生が枯れた時に心に必要なものはうまい飯と良質な睡眠と仮面ライダー響鬼。
印象に残った所
明日夢視点なのが特に印象的だったな。
明日夢から見たヒビキさんはカッコいい大人なんだよ。いやヒビキさんだけじゃなく猛士の皆や親、大人は人生の師匠。これがヒビキさんから見た物語だとそうはならんかったと思う。明日夢からの視点にすることで視聴者が見る鬼の皆は「皆それぞれ頼れる大人たち」という印象が残りやすかったと思う。
一方で、明日夢には見えない所で視聴者からは「実は完璧な大人ではないんだよ」っていうのも見えて良かった。
ヒビキさんは頼れる人だけど機械音痴だしイブキさんは優しいけれど優柔不断だし。トドロキさんはまっすぐだけどドジだし、ザンキさんは冷静だけど口説くのヘタだし。(俺は今、恋という名の地獄にいる………←響鬼見てて一番笑ったかも)
でも人を助けるために戦う彼らはどんな弱い所があっても背中を追いかけてくる少年たちには弱さを見せずに戦うヒーローなんだよな。本当にかっこよかった。
後半になって「師と弟子」というコンセプトがはっきりしてきた感じがするんだけどそこから一段と面白くなったな。
好きな話①36,37話
鬼であることは鬼であっちゃいけない
私、復讐という概念が本当に好きなんですよ!!!
人を愛しているから人を失った時に深く傷つき、誰よりも怒りの炎を燃やして生きる様子が愛しくてたまらないからさ、シュキさん………
憎しみを理由に鬼になればいつか自身を滅ぼすとイブキさんは言っていたけれど、この言葉とシュキさんとの出会いはアキラが鬼の道を見失うきっかけにもなってしまったのが見ていて辛かったような嬉しかったような。
ザンキさんは今まで胸の傷をどんな気持ちで抱えて生きてきたんだろうか。傷の理由はトドロキさんに何年隠し続けたんだろうか。鬼をやめても人生の師匠であり続け弟子には弱さを見せなかったザンキさんがこの回から大好きになってた。
43話から本気でこの男に泣かされるとは知らずに。
好きな話②43~45話
今までザンキさんってトドロキさんがぐいぐい来るのを「はいはい」ってあしらうような感じの人だと思っていたんですよ……………
弟子が本当の意味で独り立ちするまで人生の師匠であり続けること、そのために禁術に手を出しても生きることを選択するのが並大抵の人間に出来るわけないんだよ。
考えたら「ザンキさんはザンキさんのままいてほしい」という想いにどれだけ救われたんだろうか。たとえ戦えなくても鬼であるという教えは弟子に受け継がれているんだなと涙が止まらなかった。
「鬼というのは1つの生き方だと。常に自分に勝つ、そういう生き方だと」
総括
最初の感想で言った通り人生の教科書にしたくなるような作品だった。
歳を取った今見ると、少年がカッコいい大人に憧れるという純粋な気持ちは心に響いた。私も人に尊敬されるような大人になれるだろうか。
あと「少年よ」を聞くと泣いてしまう体にされた。
雑なまとめになったけれど1つのゲームがきっかけでここまでいい作品に出会えたことに本当に感謝している。
ちなみに響鬼を勧めてくれた友人からボウケンジャー第27話「風水占いの罠」」も勧められたんだが情緒ジェットコースターか???
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