隠すしかない本当。信じてきたのは偶像?

5ヶ月連続リリース、本当に幸せな時間だった。
感情が揺さぶられたりもしたけれど、濃厚な5ヶ月間だった。
どの曲も素晴らしくて、生み出してくれてありがとう。
心から感謝してる。
もっくん、ひろぱ、涼ちゃん。
本当にお疲れ様でした。

ただ、その気持ちとこの気持ちは、はっきりと別物。
私はこの気持ちを書かないと前に進めないから敢えて書く。

これは、あくまで私が前に進むために、私の視点で腑に落ちた憶測であって、決して事実を保証するものではない。
これは誰かを責めたりする意図も全くない。

そして
何が本当で、何が嘘であったとしても、
全て悪意のないもので、何か事情があったことは確かだ。

彼らの言葉をそのまま信じることが本当の愛だよ。
そのまま信じる方はそのままの愛し方が一番いい。素敵だ。
そして、お願いだから、そのままそっとページを閉じてほしい。



正直に言う。
私は疑っている。
私は信じていない。
ミセスのことは大好きだけれども、
盲目的に全肯定できるファンではない。
疑う余地のあるものは疑う。
そして自分なりに本質を問う。
それが尊敬している人からの教えだから。

もし私と同じように今回の件で前を向けないJAM'Sがいたら、前を向くきっかけとしてほしいという気持ちもある。
が、ほぼ私のために書く。
簡単に流せないような、大事な気持ちだったから。
これは、ちゃんと言葉にして整理しないと大好きもブログも続けられないから。




人によって捉え方は様々だろう。
そのまま受け取って楽しめる人。
傷ついて前を向けない人。
どの感情が正しいなどとは誰も言えないこと。

ただ、私は怖かった。
とてつもなく寂しくて悲しくて怖かった。

でも、この感覚は【追記②】を読んでくれたほうがわかると思う。人によって向き合い方が違うから。

事の発端は、2024年8月19日。
翌日0時に公開される「familie」MV前に行われた生配信。
4月から5ヶ月連続リリースの振り返りでの出来事だ。


簡単に補足しておくと、

この5ヶ月連続リリースというのは、当初公式としては発表されていなかった。
5月にひろぱと涼ちゃんのみで行われた「ライラック」振り返りYouTube生配信。
そこで涼ちゃんが「5ヶ月連続リリース」というワードをポロリと口にしてしまった。
配信を観ていた多くのJAM'Sは
「涼ちゃん、スポ(=スポイラー)っちゃったね」
「聞かなかったことにしようね」
というスタンスで居たけれども、
FC限定の配信ではなく、YouTubeでの配信であったため、
すぐにネットニュースにまで取り上げられてしまった。
多くのJAM'Sが、涼ちゃんのことを心配した。
偉い人たちに怒られないかとヒヤヒヤしていた。

そしてその2日後、
もっくんによるFC限定の緊急生配信が行われ、
「このスポ(スポイラー)を聞いちゃったJAM'Sはもう共犯だから、
これからの5ヶ月連続リリースを大いに盛り上げてほしい。
プロモーションしてほしい。」という真剣な話をされたのだ。

その時の想いを綴った記事は私のブログに残っている。↓

無断転載をどう受け止める?時代を創るMrs.GREEN APPLE


そして今回の8/19の配信で、まさかのネタバラシ。
「これらは全て台本でした!」と種明かしをした。
涼ちゃんが生配信でスポったのも、
その後もっくんがJAM'Sひとりひとりに語り掛けるように
「SNSうまく使って一緒に盛り上げてね」っていう配信も。
全部台本通りだった、と。

受け取り方は様々。
私も最初は、
「え、うそ!?・・・もう!ミセスったら、やってくれたなぁ!!」程度だった。

でも時間が経つとどんどん胸が痛くなってきた。
Harmonyの追加公演も、
涼ちゃんによる追いスポの「海外」ワードも
「familie」のMVさえも、気持ちがついていかない。
さっきのネタバラシの衝撃たるや。

モヤモヤモヤモヤ。
陰側の人間代表である私の中での自問自答が繰り広げられる。
冗談として軽く流せるものじゃないんだよなぁ。
どうしよう。
むしろ、今まで信じてきた地盤が揺れている感覚。
怖かった。
私の中で天と地がひっくり返るんじゃないかという不安定さ。

なんでそんなことしたのだろう。
何故台本まで用意して、JAM'Sにドッキリを仕掛ける様なプロモーションの手法をわざわざとったのか。
そんなことする必要性はあったのか。

「5ヶ月連続リリースするから、SNSで盛り上げてね!
肖像権についての規定も改変したからね!
頼んだよ、JAM'S♡」
って素直に話してくれたって全然協力するし、むしろ燃えるのに。

そうしなかったのは、JAM'Sのこと信頼してくれなかったってことなのだろうか。
それだけじゃ頼りなかったのだろうか。
敢えてそのプロモーションをとるほど効果があるのだろうか。

え?あのミセスがそんな手法を取るのかな。
ありえないよなぁ。
信じられない。

褒め讃えるだけが愛じゃないと思うから。

正直そんな台本はおもろない。(ごめん)
私の知っている大森元貴はそんな台本書きません!(ごめん)

こんなのエンタメじゃない。
誰かを不快にするようなものはエンタメじゃない。
むしろ、彼らが目指しているのはディズニーや遊園地など、みんなが笑顔になれるようなエンターテインメントだったじゃないか。

でも、本人が「書いた」と言ってる。
・・・どうして???

大好きな人を疑うのは
とてもとてもとても苦しい。
さっきまでCDTV生放送で感動して、
釘付けになって、
笑わせてもらって、
もう本当に大好き!!!!!って
心の底から叫んでいたのに。
なんなんだろう。この状況は。
心が抉られる。
悪い夢でも見ているんじゃないかって思った。

私は知っている。
彼らはそんな人たちではないことを。
いつだって1対1だ、と。
ミセスは傍に居る、と。
弱い人の味方でありたい。
寄り添っていたい。

楽曲もずっとその大切を歌ってきたじゃないか。
つい先日のゼンジンだって。

現に、肖像権の話のもっくん配信の中で、こんな話があった。
「個々の活動を増やして、大食いとか激辛とかの番組も出演して、間口を広げようとしている。
でも、その活動で楽曲が揺らぐようなことはしないよ」と。

ちょっとぉ・・・さすがに楽曲が揺らぎます。今回の件は。
ごめんなさい。
少なくとも私の中では揺らぎます。

言い方悪いけれど、人の心を弄ぶことはこれまでの楽曲やミセスの姿勢と反する行為。
まさか、JAM'Sにだけはするはずないだろう。

え、エープリルフールなの?
それとも私が今まで観てきたもの感じてきたものは間違っていたの?
すべて自分よがりに解釈したものだったの?
そんなの信じたくないよ。

でも本人が言っているんだよ。
「ぜんぶ台本どおりだよ」って。

うーーーん。
つらい。しんどい。
これはさ、ごめんだけど疑うよ。
本質を問うよ。
当然だ。
これまでどれだけあなたたちの楽曲を聴いて、
これまでどれだけあなたたちから学びを得ていたと思っているの?

馬鹿にしないでよ~プレイバックプレイバック!だよマジでガチで。

だから
涼ちゃんスポの動画も、
もっくんの権利に関する動画も、
今回の振り返りの動画も
改めて落ち着いて総復習。

そして確信した。



今回の「台本がありました!」こそが、真の偽り。
これは、あくまで"私の中"での確信。
真実ではないかもしれないし、この答えを強要するものでも無い。
でも、私はそう思うの。
真実でなくても、私はそう思い込むことで前を向く。
そう思い込むことで大好きを続けたい。
もう、何を信じて、何を疑っていけばいいのか迷子になるのは嫌なの。
大好きな人たちを疑うのはもう嫌なの。
せめて、彼らのこれまでの一貫した軸はブレていないと信じる。

ミセスは本当に素直な人たちだから。私にとっては。
嘘が似合わない人たちだから。私にとっては。
表情が物語ってるの。
素直な表情知ってるよ。
強張ってる表情見えたよ。
私にはそう見えたの。

ごめんね。
本人が「台本だよ」って言ってるのに、「台本なんかないよ」って言って。
そのまま信じてあげるのが愛だよね。
きっとそう。

でもね、これまでのミセスを否定したくない。
だってその方が私にとって大事なんだ。ごめんね。
あのたった数分の言葉よりも、これまで積み上げてきたものを信じる。
私の大好きなミセスを信じる。

冒頭でも述べた通り、もちろんどの嘘にも悪気はないだろう。
きっと守るべきものが他にあってのこと。
事情があってのこと。
色々あるよね。大変だよね。

苦しいのは彼らも同じだ。
涼ちゃんごめんね。
ひろぱごめんね。
もっくんごめんね。

こんなこと書くべきじゃないかもしれないけど、今も多くのJAM'Sが傷ついているんだよ。
あなたたちが最も傷つけたくなかったミセスに真っ直ぐ純粋に向き合ってきたJAM'Sが苦しんでるんだよ。

きっと大事なワケがあってこれ以上彼らは言及できないと思うんだ。
だから穿った解釈だったら、ごめんね。

本当に他の誰でもない私個人の解釈。

言葉にするって怖い。
でも、好きを続けられなくなるのはもっと怖い。
これからも私なりに愛していきたい。


【追記①8/22】

この記事を書いたけれども、心が重いまま。
なんとか前を向けそうで、結局前を向けないまま。
寄せられるコメントへの返信も、私の定まらない感情でなんだかブレブレだ。

昨晩公開されたゼンジンライブ映像『Dear』を観たいけど、最初の「愛してるよ、ゼンジン!」のもっくんを観るだけで胸が苦しくてそれ以上観られなかった。

大好きで浴びるように聴いていたミセスの楽曲が聴けなくなる日が来るなんて思ってなかった。

導かれるようにして配信2日前の深夜のもっくんインライを聴きたくなった。

貴方に救われる様だ
貴方に守られる様だ
実はそうは行かぬ様だ
私は堕ちて往く
誰かに癒される様な
愛す様に愛される様な
救うように救われてみたいな
寂しいな

「L.P」Mrs.GREEN APPLE

君を知っている
悪いのは僕の方だ
わかった気になってた
君の一部を全部として

でも僕を知って欲しい
手を離したの君の方だ
時間が経てば忘れる
そう思って今日も引き摺ってる

「君を知らない」Mrs.GREEN APPLE

そうさ feelingに
任せてしまえばいいよ
尖って鈍って忙しい このワンダーランド
そのfeelingに
背負わせてしまえばいい
出会うべく 学ぶべく
試験のこのワンダーランド

そうさfeelingに
任せてしまえばいいよ
尖って鈍って難しい このボーダーライン
そのfeelingを
信じて疑わなきゃいい
憎むべき愛すべき
心のコックピットで
今日もfeelingに
手を取られ引っ張られ
出会うべく学ぶべくと
私に寄り添ってる

愛されてた。

宝物だ。

試されてる。

私はきっと

愛されてる。

「Feeling」Mrs.GREEN APPLE

広い世界だし
私のこの悩みは
ちっぽけだと信じてる

「愛してる」
なんかもう要らないよ
今だけただ抱きしめて欲しい
私は嗅ぐ
完璧な思いは この世に無いと
貴方を嗅ぐ

「フロリジナル」Mrs.GREEN APLLE

涙が止まらなかった。
これは、このフレーズたちは、
もっくんからJAM'Sへの置手紙だと思った。
全部覚悟の上でもっくんは。
これも勝手な解釈。
でも、私なりの落しどころは此処。
一気に腑に落ちた。

あ、やっと前を向けるって思った。

やっと、ゼンジン映像『Dear』を観れた。
正確に言うと観れてない。
目は使い物にならないくらい視界が滲んでいたから聴けた。が正しい。
改めて、改めて、改めて、改めて、改めて、とんでもない歌詞よ。。。
グッサグッサめった刺し。。。
やっぱり大好きなんだよなぁ。
ほんとうに。

でも、私はこの記事を公開した私自身を許す事はないと思う。
私と同じように、自分の気持ちが雁字搦めになって苦しんでいるJAM'Sが少しでも前を向けるようにと思って綴ったけれども、
大好きな彼らを疑うようなことを書いているから。
どんな理由であっても、彼らの言葉をそのまま全て受け入れられなかった自分のことをこれからも疎ましく感じるだろう。
今はその痛みを抱えている。
まだ彼らを真っ直ぐに見つめられない。
今度は罪悪感と大好きの葛藤で揺れている。
これはもう受け入れるしかないんだよ。
わかってる。
全て自分次第なのだから。

【追記②8/23】

今回の 件でわかったことがある。

私はミセスに対して、アーティストとファンとしての関係だけじゃなくて、試し試される関係だと思ってる。
お互い高め合う関係だと思っている。
それは彼らの楽曲から、姿勢から。
自分がそういう思考だとさえ気づかないくらいに、もう私の身体に染み付いていたんだ。

時には大切なものを忘れるんだろう
その時はちゃんと叱って欲しい

「スターダム」Mrs.GREEN APPLE

の言葉をずっと心に刻んである。

むしろ彼らも人間だから、間違えることもあるとわかっている。

だからこそ、彼らの「大切」を失いそうになった今回、共感性の高さも相まって、危機感が募ったんだと思う。
焦りや危惧の感情も溢れてしまったんだ。
まるで自分事のように。

今回の件が「大切なものを失う」ことに繋がるという認識がないと、きっとこの感情は抱かないのだと思う。

彼らの教えを敏感に感じ取ってしまっているが故の感情の葛藤。
それが良いとか悪いとかそういうのではなくてね。

今回のことは、誰かを守るためのもの。
釦の掛け違いに他ならない。
だってこんなに愛溢れる人たちだって私は十分すぎるくらい知っている。

もしかしたら信じているのは、私が勝手に作り出した偶像かもしれない。
でも、私は私の瞳でしかこの世界を観られないし、私は私の心でしか感じられないから。
時に嫌になっちゃうけど、そうやって自分を受け入れていくしかないんだなって。
今回はそんな学びも得られたかな。
これからもJAM'Sとして大好きを続けていく。
それは誰かが決めることじゃなくて、私自身が決めることだから。
私は私なりにミセスをこれからも愛していく。


謝辞

末筆になりますが、たくさんのコメントありがとうございました。
皆さんが、「書いてくれてありがとう」とコメントしてくれたおかげで、私は今とても救われています。

批判、非難、フルボッコにされる覚悟で震えながらの投稿ではありましたが、こんなにも受け入れてもらえると思っていなくて。
本当に心から感謝しています。

一方で、異なる思いを抱いているJAM'Sも、多くの方がそっとしておいてくださって、その思いやり、あたたかさを感じています。

今回は、陰側人間全開の記事を書いてしまって驚かせてごめんなさい。
不快に思われた方も申し訳ないです。
嘘をつきたくないんです。
正直で居たいんです。
本質は何か、見えていないものはないか、自分なりに問いたいんです。
私の大好きな人の姿勢がそうだから。

こんなイレギュラーな記事を書くことはもうないと思いたいな。。
そろそろ通常モードに戻ります。

宜しければ、これからもあたたかく見守っていただけたら幸いです。

いつもはこちらのブログに生息しています↓


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