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Mrs.GREEN APPLEに沼るまで

Mrs.GREEN APPLEとの出逢い


私がMrs.GREEN APPLEを認識したのは、2022年末頃。
それまでまともにテレビを見ることのない生活を送っていて、なんとなく

年末くらい音楽番組が見たいなー
最近の流行りの曲全く知らないなー

という思いで付けたテレビから流れてきた歌声に一気に惹き込まれた。

「とんでもなく歌が上手いこの人は誰!?」

画面を見てさらにびっくり!!

ギラギラな衣装と髪色。
さらにメイクバッチリな男性3人が映っている。

ビジュアル系ともまた違う、不思議なオーラを纏った人たち。

その見た目に一瞬怯んだものの、
なんだかすごく楽しそうに演奏したり歌ったりしているし、
何よりカメラ目線の多さにちょっと頬が緩む。

バチバチにメイクしているけど、どうやら悪い人たちではなさそう。
それに、歌がえぐいほどうまくて何よりも聞き入ってしまっていたのだ。

この時聞いたのは『ダンスホール』。

”いつだって大丈夫
この世界はダンスホール
楽しんだもん勝ちだ ダンスホール”

ダンスホール

”結局は大丈夫
この世界はダンスホール
あなたが主役のダンスホール”

ダンスホール

うわ・・・
今私が欲しい言葉、めっちゃ歌ってくれてる・・・。

これ、私に向かって歌ってくれてるよね?

本気でそう思ってしまった。

めっちゃこっち見てくるし、こっち見ながら頷いてくれてるし。

こんなアーティストが今は居るんだ。。。
他にもこんな感じのアーティストいるのかなって音楽番組の続きを見るも、全く居なかった。

やはりこの「Mrs.GREEN APPLE」って人たちが気になる。

自分の感情を認めざるを得ない

年末のレコード大賞でもまた遭遇。

やっぱりうまいなぁ。
この人たちに大賞取ってほしいなぁ。

2022年末のレコード大賞は「SEKAI NO OWARI」

うーんそうかぁ。
でも、私はこのMrs.GREEN APPLEのほうが歌が上手だし、個人的に好きな声なんだよなぁ。

あれ、なぜこんな感情を?
ファンでもないのに非常に残念で悔しいこの気持ち。

これは私、もしかして。。。

お正月が明けてテレビのないいつもの日常に戻った。

でもふと思い立って、レコーダーの履歴を探ったら、
CDTVのクリスマススペシャルが残っていたのだ。

もしかしたらもしかするかなと思って、再生したら、
「ダンスホール」と「Soranji」を歌唱してくれていた。

「ダンスホール」は他の番組でも見たけれど、どの番組でもブレることなく安定の歌唱力の高さで、
「やはりこの人、ただものではない」と思った。

そして、「Soranji」。


え・・・・・・・???


時が止まった。

さっき「ダンスホール」を披露した同じグループと思えない。

なんて粛々と繊細に歌うのだろう。演奏するのだろう。

このボーカルの人、まるで何かに憑りつかれているような気さえする。

こんなにも感情を込めて歌う人、こんなにも心に響くように歌える人、
私は出逢ったことない。

言葉にならない衝動が胸の奥から込み上げてきて、自分でも驚いた。

凄い人に出逢ってしまった。


堕ちるのは束の間

それからというもの、寝る前にミセスの曲をYoutubeで聴くのが日課になった。

驚いた。

ミセスは10年近く活動を続けていて、その当時は今と全く容姿が異なるのだ。
調べていくと、2年間活動を休止して、昨年活動を再開したばかりで、
その際にビジュアルが一気に変わっていたようだ。

それにさらに衝撃だったのは、数年前にリリースされた曲と全然歌声が違うこと。
ここ数年で格段に極められた歌声。

あぁ出逢うべくして出逢ったのだと思った。

ビジュアルとしては正直、フェーズ1と称されるナチュラルなお姿が好みだが、この歌声には代えられない。

もう今の彼の歌声に完全に心掴まれるところまで来ていた。

そして、決定的だったのは、おすすめに出てきたしらスタの動画。


はぁぁ!?またビジュアル違うしっ!!!

数年前のナチュラルな彼らにも衝撃だったけれど、いったい誰なのさ!?

K-POPやん!!

でも、アカペラえぐぅぅぅぅ。

なんなんじゃ・・・
この人・・・なんなんじゃ・・・

どこまでも高い音まで歌えるし、それでいて音量は衰えないし、
透明感があって、中低音も聴き心地が良くて、表現力もすごくて、、、

もう、これはダメだと思った。

ああああああああああああああああああああああああああああああああああ

はい堕ちました。

沼入りしました。

そして大森元貴さんのソロ曲の
「Midnigt」

おおおおおおおおおお踊ってるやん。。
しかも「ダンスホール」とはまた違ってこんなにも。
えええええええええかっこよすぎるやん。

なになになになになになにもおうーーーーーーーー



もう戻れませんごめんなさい

あぁいつか、大森元貴さんの生歌を聞けたらなぁ。
そんなことを思いながら過ごしていた。

どうやら夏にライブがあるらしい。
でも、病気もあるし、家のこともあるし、ライブになんて到底行けやしない。
行けやしない。

”いつだって大丈夫
この世界はダンスホール
楽しんだもん勝ちだ ダンスホール”

ダンスホール

「ダンスホール」が脳を横切る。
楽しんだもん勝ち。
確かにそうだ。

”結局は大丈夫
この世界はダンスホール
あなたが主役のダンスホール”

ダンスホール

私が主役?
この人生は私が主役だ・・・

そうだ。
ずっと自分なんてと思って生きてきた。
私なんて誰かの脇役でしかない。
平凡に暮らして平凡に死んでいく。
それでいいのだ。
むしろそうしか生きられないのだ。
と思っていた。本気で。

でも彼らの音楽に出逢って、
もしかして、私は私の人生を生きていいの?ってちょっと思うようになったのだ。

”私色で彩って
誰とも比べないスタンスで”

ニュー・マイ・ノーマル

「ニュー・マイ・ノーマル」の一節。

私色で彩っていいのかな。
私の人生。
死んだら終わり。
いつか聴きたい。
そのいつかは来ないかもしれない。
明日私は死ぬかもしれない。

あ、これは、導かれている。

そう思った。

でも、家族のこともあるし、私はハマると思い切りハマってしまう性格なのでちょっと不安があった。

その夜、家族に打ち明けた。

「私、今、ミセスグリーンアップルっていう人たちの歌が良くて聴いてるの。
いつか彼の歌声を生で聴いてみたいと思っている。
私、人間だからいつ死ぬかわからない。
ライブに申し込むにはファンクラブに入った方が当たるみたいで、
ファンクラブに入ってもいいですか?
でも入ったら、もう確実に沼に落ちて抜け出せなくなると思います。
どう思いますか?」

と。

家族は、
「好きなことがあるのはいいことだから、いいんじゃないの?月額も安いしね。」
との反応でその勢いでそのままFC入会。

家族としては、後々ここまでのめりこむとは思っていなかっただろうけども。


こうして無事JAM’Sになった

それから寝ても覚めてもミセスのことしか考えられない日々を過ごしている。
彼らの音楽を知るたびに、彼らの人間性を知るたびに
「好きだなぁ」「素敵だなぁ」と噛みしめている。

本当に幸せ。

今日はここまで。
これから、沢山ミセスについて語っていきたいと思っています。
フォロー&拡散していただけると泣いて喜びます。
ここまで読んでくださってありがとうございました。


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