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6月16日の備忘録

コレを読んでも食べ物の話は出てきません。
自分の気持ちの整理の為に書いています。
異常に長文の備忘録?なのでスルー推奨です。

今日は元上司の命日。

大体いつも何言ってるか分からなくて
言うことが毎回違って嫌いだった。
しょっちゅう深夜に仕事のコト思い出したって
LINEしてくるのとかマジで嫌いだった。
お互いに嫌いだったし
全く気が合わなかった。

それでも2年経つ頃には慣れて
出社すると
「まいろサン、昨日何があったと思います?」
「まいろサン、聞いて下さいよー」みたいな
要らない発表をしてくるよーになった。
彼のお誕生日に
好きなコーヒーとお菓子をあげた時には
「オレ、この1年は大事に生きよ」って発表してた。

その日
先に帰る私に
めずらしく「お疲れ」と声をかけた。
その後にアルバイトの子と一緒に
去年行事で使った七夕飾りを解体したらしかった。

翌朝
出社するとデスクの上に
一年前に私が書いた短冊と
ブルガリアヨーグルトのフタが置いてあった。
元上司は退社後の私のデスクに
よく小学生みたいなイタズラをしていた。
いつものコトだった。

しげしげと短冊を見ていたら
上役に呼ばれ上司が危篤と知らされた。
その時点で
望みがないと言われたけど
脳がそれを受け付けず
「覚悟ってなんだよ」って腹が立った。

元上司の亡くなった日
6月16日は母の誕生日だった。
私のお仕事は定休で家族行事の誕生日会のため
国分寺のレストランに向っていた。
移動中の道路で
彼のと同じ型のバイクを見ると
バイクに乗れんよーになるかも…
仕事復帰出来んくなるかも...
脳に障害が残ったらおもろいコト言わんくなるかも…
もう会社で守って貰えんくなるかも...
とか
最悪以外の自分本位な想定で
勝手にモワっていた。
亡くなるという想定は脳が受け付けなかった。

翌日
出社するなり上役に呼ばれた。
「覚悟してたと思うけど、昨日…」
それ以上はまた脳が拒絶した。

午後から来るアルバイトの子達になんて言おう…
最後の日に一緒にいた子は大丈夫か…
葬儀いつだろ…
太ったから喪服買わなきゃ…

こーいう時の自分がホント訳わからない。
ゲートクローズが起こってすぐには涙が出ない。
しばらくしてから
トイレに少し泣きに行った。

私とほぼ同い年だった。

よく彼から溺愛している母親の話を発表されてたが
亡くなる2ヶ月前
頼まれて
母と息子が一緒に過ごす為の温泉旅館を探した。
親子して少食だから旅館の夕食は抜きで
代わりに買ってきたお弁当を食べたい…とか
朝はバイキング形式がイイ…とか
お母様は気兼ねする人だから部屋露天がイイ…とか
微妙に難易度の高いクセ強オーダーだったが
何とか良い宿を見つけられた。

久々に連休とって親孝行出来て
さぞや嬉しかったコトだろう...
お礼言われてないけど。(そーゆーとこ!)
冥土の土産とはこーゆーコトだろーか?
めちゃくちゃ心残りだったろーけど、
最期に良かったね…って今でも思ってる。

その一方で後悔がある。

母親と2人暮らしだった元上司。
倒れた日
就寝中に異常(脳の血管が切れた?)が発生して
朝になっても起きて来なかったので
母親が部屋に様子を見に行ったら
意識なく倒れていたのだそう。
その時点で息はあったが
それから亡くなるまで数日
意識が戻るコトはなかった。

死因は
タバコの吸い過ぎで
血管が細くなってて
脳出血が止まらなかった為と上役から聞いた。

それもあるけど…
過労も除外できないと思った。
そしてそう思ったのは私だけじゃなかった。

しばらくして
彼の仲の良かった同僚が「過労死ではないのか」と
上役を問い詰めた。
その時上役は涙を流したけど
涙をみせてやり過ごした。

過労を死因にしたくなかった会社と
覇権を狙っていた彼の敵対勢力(MDI女)が
彼の作ってきた物を破棄して
過労の痕跡を消し
自分の土壌に改変するために次々蹂躙して行った。
私は何も出来ずにただ傍観するしかなかった。
あんなに仕事への思い入れの発表を聞いてたのに...

その後、
彼の存命中は大した会話もなかったその同僚とは
なぜか謎の結束が芽生えた。
お互い会社の対応やMDI女の手口を話合えたことで
病まずに済んだ。
その同僚も私もそれから1年経たずに会社を辞めた。

元上司はずっとMDI女から私を守ってくれていたと
痛感する出来事が何回か続いた。
元上司からMDI女との長年にわたる壮絶バトルの「実情」を発表されていた私は
海外リーガルドラマの見過ぎなので
他方向から事実確認をし、情報のウラをとった。
「泣き寝入りせず倍返し」が信条な私は
契約更新は断り
控えておいた記録と出来事を派遣会社に通達した。

私の分と元上司の分、
ささやかな敵討ちミッションを遂行した。

早々に上役からは謝罪があり
MDI女にはペナルティが科された。

MDI女が怒り狂ったであろうコトは
想像に難くないが、事実だから仕方ないw
(エビデンス大事)
その矛先がアルバイトや後任の人に向かないよう
布石は打ってきた。
残念ながら私の後任、その更に後任は
諸事情で1ヶ月少々で辞めてしまった 笑
(以降は未確認)
今までMDI女の周辺は皆無能認定で辞めていったが
彼女が絡まない仕事をさせるとそうではなかった。
人を陥れることを平気でする人だった。
精神疾患は気の毒に思うが
その疾患の暴走で
緩やかに誰かを56すリスクだって孕んでいた。

社員を守れないのは会社・役員の責任。
短期離職率の高い職場は…そーゆーコト。
平衡感覚を失い視野が狭くなる前に
会社を離れられた私達は幸いだった。

◇◇◇

忘れない様にココに記録する.

◇◇◇

元上司がずっと心配していたお母様は
きっと大丈夫だと思う。

彼が井の頭公園で
転んだ知らないおばあさんをおぶって歩いた様に
善意ある誰かがおぶってくれると私は信じている。

RIP

◇◇◇

ページのコンセプトに支障あるんで 
そのうち消すかも 笑





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