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先週の勝負レース回顧とマイルCS予想(仮)

どうもです。バタバタしてて更新が遅くなりました。すみません。
先週は完敗でした。勝負レースで挙げた本命馬が悉くひどい結果だったので申し訳ない限りです。
では、まずは先週の回顧から。

勝負レース回顧

11月14日(土)

東京11R 武蔵野S ダート1600m

◎13デュードヴァン 14着
◯6サンライズノヴァ 1着
▲8ワンダーリーデル 4着
☆15レピアーウィット 10着

前半が34.2という先行馬が軒並み沈んでいく展開でした。このレースで前に行った馬は次走狙えそうですね。特に、逃げて6着に粘ったメイショウワザシは優秀だと思います。

デュードヴァンはあのペースで先行してしまったので苦しくなりましたが、番手で運んでいたオメガレインボーよりも着順が下だったのはいただけない。まあ休み明けでいきなり古馬混合の重賞で且つこの好メンバーではキツかったでしょうか。これで見限る必要は無いですし、オープンやリステッド競走で力を付けていけば良いと思います。

サンライズノヴァは展開が向いたというのもありますが、ずっと外目で追走して4角でも大外を回していたので強い競馬だったと思います。まあ東京で勝つ時は大体このパターンなんですけどね。
ですが、チャンピオンズCの舞台である中京ダート1800mは外を回して勝てるコースではないので、出走してきたらちょっと嫌いたいですね。

ワンダーリーデルは最後方からの競馬。直線ではインから外に出すのに少しモタついてしまいました。ですが、ずっと外目を回していたサンライズノヴァの方が脚力が上だったように思いますし、スムーズに捌けていたとしても勝ちは無かったでしょう。ロスがあったとは言え終いの脚が昨年と比べて鈍かったですし、ちょっと衰えを感じた一戦でした。

レピアーウィットは行き脚が抜群で外枠から気分良く行けましたが、やはり展開が厳しかったですね。ペースがペースだっただけに今回は度外視して次走も狙ってみたいです。


東京12R ダート1400m

◎3コマノゼニト 12着
◯12ホッコーライデン 1着
▲9ボストンテソーロ 3着
△7プレトリア 8着
△16リワードノルン 7着
☆14プレゼンス 5着

スロー寄りのミドルといったペースで差しに回った馬は厳しかったですね。

コマノゼニトはスタートでやや出遅れ。展開が向かなかったにせよあの位置からではどうしようもないですね。良馬場で渋とい脚を使う馬なのでもう少し前で運んで欲しかった。

ホッコーライデンは行った行ったの流れを中団から差し切る強い競馬。昇級戦でも狙えるんじゃないでしょうか。

無印だったカミノコは4着でしたが、この馬も中団から良く伸びてきました。現級上位の脚力ですが、今年の春から使い詰めでさらに輸送続きですからね……年内にもう一戦出してきたらちょっと嫌ってみたいです。



11月15日(日)

東京10R 秋色ステークス ダート1400m

◎14ターゲリート 16着
◯15グレートウォリアー 4着
▲9トラストロン 3着
△2アイアムハヤスギル 10着
△16ヨドノビクトリー 2着
△7アーバンイェーガー 5着

相手は上位に来ましたが本命がまさかの最下位。申し訳ございません。
ペースは前半35.2だったのでまずまず流れました。勝ったアヴァンティストは強かったですね。前走は直線で不利を受けながらも伸びていましたし、今回の内容を見るとオープンでも通用するでしょう。勝ち時計も優秀でした。

ターゲリートは道中ずっと外5頭目ぐらいを追走して4角を回る時にさらに外に膨れて直線でも大外を走る大きなロス。お粗末な騎乗だったと言うほかありません。馬は全く悪くないです。

グレートウォリアーは−14キロが響いたと思いますが、それでも4着だったので地力は高いです。ですが、タフな馬場では軽視したいですね。

ヨドノビクトリーはやはり左回りだとちゃんと伸びてきましたね。上がりも1位でした。ですがまた右回りに戻って人気が上がるようなら少し怪しみたいです。



馬券の方は湿りがちですが、相手で選んだ馬は上位に来ているので的外れな予想にはなっていないかなと思います。なので、ブレずに妙味のある馬を狙っていきます。


マイルCS予想(仮)


一流のマイル馬が揃った豪華な一戦。今年は京都ではなく阪神開催なので、先週のエリザベス女王杯と同じく過去の傾向があまりアテにできません。という事でまずは使われるコースについて書いていきます。


・コース特徴

今回使われる阪神芝1600mは外回りコース。先週のエリザベス女王杯で使われた内回りコースは、3〜4角のカーブがキツく直線入り口は馬群がバラけやすいという特徴がありましたが、外回りコースは逆に大きく緩いカーブとなっており直線入り口では馬群がバラけにくくなっていますし、直線が約474mと長く(京都は約404m)且つ急坂も待ち構えていますので、外目を回してしまうとそのロスが直線で響いてきます。なので、ロス無くコーナーを回ってこれる内〜中枠が有利で外枠は不利だと言えるのですが、直線で馬群がバラけにくいので差し馬は内枠よりも中〜外枠の方が有利です。
ちなみに、京都の外回りでは3角からは下り坂になっておりスピードが上がりやすいので直線で入り口で馬群がバラけやすく、勢いをつけたまま外から差してくるケースが多いので、枠順の優劣はあまりありません。

☆先行馬は内枠、差し馬は中〜外枠有利


・ペース

このレースで例年使われていた京都外回りコースは、最初のコーナーまでの距離が長く3角手前で急坂を登るのでスローペースになりやすいです。そして、3角から下り坂になっており徐々に加速していくラップバランスになるため、瞬発力タイプよりも持続力タイプの方が合います。
今回のコースは直線の距離が約474mと長く急坂もありますので、スローペースになりやすいという点では京都と同じですが、こちらは4角終わりから下り坂になっているため一気の加速がつけやすく、瞬発力勝負になる事が多いです。
なので、今の馬場状態も踏まえると高速馬場適性があって決め手上位の馬を選べば良いと思われますが、今回は速いラップを刻んで逃げるレシステンシアが出走しますので純粋な瞬発力勝負にはならないのかなあと思います。スローペースが得意な馬は少し不利かもしれませんね。

☆基本的にはスローの瞬発力勝負になりやすいコースだが、レシステンシアがいるのでミドル〜ハイペース寄りで流れそう


・出走馬所見

気になる馬だけピックアップしていきます。


グランアレグリア

スプリンターズSは展開にかなり恵まれたが、後方から大外一気を決めたように脚力は最上位。追走力に欠けるのでスプリントより明らかにマイルの方が向いているし、安田記念でアーモンドアイに完勝しているという点からこの馬を本命にすればまあ間違いないと思われるが、不安要素が無いわけでは無い。
まず、中6週という点。間隔を空けての好走が多いし、今は大人しいが以前は気性難を抱えていたのでガチスプリント戦のペースを経験してからの連戦がテンション面に影響してこないかが心配。
そして、芝コースでの最終追い切り。まあこの厩舎では珍しくないが、今回のようなレベルが高いレースで負荷をかけた追い切りをしていないのはやはり不満。前走は明らかに太い馬体で最大限のパフォーマンスを見せてしまったし、直前に土曜追い切りを敢行して速い時計を出していたので、やはり多少の反動はあったと思う。だから今回の最終追い切りが芝コースになったと思うのだが……。輸送もあるし、当日はとにかく馬体が異常に減っていないか&萎んでいないかは要チェックすべきだと思う。


インディチャンプ

昨年の勝ち馬。今年は阪神競馬場だが、ピッチで力強く走る馬なので今回のコースの方が合う。実績を考えればこの馬も間違いなく上位候補だが、不安なのはぶっつけ本番だという事。もともとはスプリンターズSを使ってからここに出てくる予定だったが、右トモを痛めて回避してしまったのが誤算。追い切りを見る限りでは相変わらず豪快な動きで好時計を出しているので問題は無さそうだが……
あとは、後傾ラップでの好走が目立つ馬なので、レシステンシアが刻むであろう前傾ラップに対応できるかどうか。まあ昨年の安田記念で緩みない流れに対応して勝ったからこれも問題無いとは思う。


サリオス

クラシックではコントレイルの引き立て役となってしまった不運な馬だが、昨年の朝日杯では前半33.9の高速戦を3番手先行から2馬身半差つけて完勝したように、3歳馬では間違いなく上位の馬。
マイラーと言われ続けて今回やっと得意条件に戻ってきたワケだが、もともと虚弱な体質であるせいか中間に疝痛を発症。そして大外枠を引いてしまう不運。相手が相手なだけにアタマは厳しそうか。


アドマイヤマーズ

あまり掴みどころが無い馬だが、2走前の安田記念や皐月賞の走りを見る限り決め脚勝負だと分が悪くなるので、消耗戦の方が得意か。今回はレシステンシアがそのペースを作ってくれそうなので展開は向きそう。軽視できない一頭。


レシステンシア

展開のカギを握る馬。桜花賞では1000m通過が58.0という重馬場にしてはかなりキツいペースだったが、それを番手追走して2着という強い競馬。その死闘から中3週で挑んだNHKマイルCでは、少し緩めのペースで運び最後はラウダシオンにキレ負け。いつものような走りではなかった理由は、テン乗りだったしやはり桜花賞での疲れがあったものと考えられる。その後骨折が判明し長期離脱を余儀なくされた。
今回は骨折明けで鞍上は北村友Jに戻る。チューリップ賞では控え目の逃げを打ってしまいキレ負けしてしまったが、今回はこの馬の邪魔をせずにリズム良く走らせたいと鞍上は言っているので、ジュベナイルの時のように序盤からトップスピードに乗せていってスタミナを維持させる走りをさせてくるはず。今の馬場であれば1000m通過が57秒台前後も有り得そうだが、休み明けで少し太め残りらしいので息が持つかどうか。逃げ切れるほど甘いメンツではないのでどこまで踏ん張れるか。


サウンドキアラ

前走は大敗してしまったが、とにかく位置取りがマズかった。隣のアドマイヤマーズ含め他馬はスタート後から内を避けて位置争いをしていたのに、松山Jはスタート後に荒れた内側を選んでしまった。結局外側に進路を切り替えるまでに荒れた部分を400m近く走らされてだいぶ消耗してしまい、外に行こうとしても好位を取っていたアドマイヤマーズがガッチリとブロックしているのでずっと荒れた部分を走らされ続けるハメに。直線で外に出そうとしてもアドマイヤマーズにずっとブロックされていたのでどうにもならず終戦。レース後に松山Jが反省しきりだったし、休み明けで仕上がりがひと息だった事を差し引いても擁護できない騎乗だった。
今回は一気に相手が強くなるので少し足りないかと思われるが、2走前のヴィクトリアマイルでは1000m通過が56.7という高速戦を3番手で追走して2着だったので、今回レシステンシアが引っ張る流れを好位でついて行けばチャンスはある。ディープ産駒だし母方はミスプロ系なので高速馬場も得意だ。前走の大敗で人気が落ちるなら買いだろう。


現時点で気になる馬はこれぐらい。印を付けるとしたら


◯アドマイヤマーズ
▲グランアレグリアorインディチャンプ
△サリオス
☆サウンドキアラ

本命はグランかインディだと思うがまだ決めきれない。当日に最終決定します。

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