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セカンドオピニオンで言われた事

まだブログ始めたばかりなのに、”皆が知りたい事”とか”皆に知ってもらいたい事”を考えていたら、ブログネタ迷子になりつつあって、結果ネタがなくなってきました。(早っ。笑)でも、あまりそれだけにこだわると、本当に頭が沸騰してしまうので、こだわりすぎず、私なりのブログを継続できたらなって思ってます。(←いや別にネタにないからって、そこに逃げたわけでは…🙊

今日は私が "セカンドオピニオンで言われた事"を書きたいと思います😊
これは、私の病状に対して、私が言われた事なので、なんの参考にもならないのは分かっているんだけど、でも、こういうことを言われたんだぁって普通に読んでもらえれば。

そして私が言われたことを、皆さんはどう考えますか?
自分が、家族が、これを言われたとしたら…何を思いますか?
そう思って考えてみてもらえればなぁと思います🙂

まず私がセカンドオピニオンを受けにいった経緯。
昨年6月に手術をしたけど、やっぱり"手の施しようがない"。なにも出来ず、そのままお腹も閉じました。抗がん剤をずっとしていて、経過をみると、癌が急速にひどくなってはいないから、もしかしたら少しは効いているかもしれないけど、癌が消えるほどの効き目ではない、という状態。

家族も、やっぱりどうしても癌ってとれないものなのかっていうのもあって、一度セカンドオピニオンを聞いてきた方がいいなって事で動きました。その際に、青森の主治医の先生は、旅行がてら気分転換にも遊びに行っておいでといってくれました😊

10月前半だったかなーセカンドオピニオンについて動きだして、11月頭に病院予約もできて。日程が決まったから色々計画し始めて。もはや、旅行メイン、ついでに病院って感じの予定の組み方をした4泊5日。とんかつ食い~の、アイス食い~の、ディズニー行き~の、買い物しまくり~の、千葉の いとこの家にいって、おばさんにも会えた😊おじさんにお線香もあげれた。(おじさんは12年前に、すい臓がんで亡くなってる。)

4泊5日の最終日に病院だったから、疲労感がハンパなかった笑
今回お世話になったのは、東京の がん研有明病院。すごく大きな有名な病院です。まぁ細かい話はおいといて、先生との面談で私が何を言われたかのお話し☝️

先生は私との面談の前に、今の(青森の)病院からの紹介状におおむね目を通してます。
そして面談。

「…う~ん。(紹介状等をみながら)、そうだねぇ~。うんうん。
(ムクっと顔あげて)はい、こんにちは。(いまかい笑)
今ね、色々目を通させてもらったんだけどね、要約すると、最初は岩手で腹痛があって、一年病院に通う。んで、癒着をとる開腹手術をしたら、癌が発見された、と。そして、そのまま青森に転院して抗がん剤をし、6月に再度、手術を試みたけど、やっぱりなにも出来ずに終わった、とのことだね?」

私「そうです。」

先生「なるほど。えーとね、まずね、ずっと癌が発見されずに、1年間過ごしてしまったようだけどね、レントゲンとかCT、MRI,血液検査・・色々結果をみたけども、そうだね、、これだとね、、誰も、癌っては疑わないと思うわ…申し訳ない。」

私「そうなんですね。。」
(やっぱりそうなんだなぁって思って、なぜか今更ショックだった。現代医療でも、癌であることすら発見出来ないって事があるんだなぁって思って。)

先生「それで今日聞きたい事っていうのも、見させてもらったんだけど。」

【補足】セカンドオピニオンに行く際には、何を聞きたいかをリストにして(5個くらいだったかな)、持っていくように促されました。面談時間が限られているので何を知りたいかを、自分も明確にしていく必要性があります。

【聞きたかった事】
・今の治療がベストなのか。
・癌は本当に取ることは出来ないのか
・もし、今出来る事として、抗がん剤以外のことがあれば知りたい。
・先生の予測では、今後はどんな形の治療になっていくのか。

たしかこんな感じだった。

それに対しての先生の回答はというと、
まず、今の治療に関していうと、青森の病院でしてる治療がベストというか、やっぱり有力かなぁ、とのこと。

次に、癌はとることが出来ないのかについて。
難しすぎるというか、不可能との事でした。とにかく、癌の数が多い。(抗がん剤で、転移した小さいものが消えてしまっていればいんですが私の場合は、小さいものも無数にあるし、お腹等の癌が邪魔で、大元の卵巣に、まず辿り着けない)

今後も、抗がん剤をしていくでしょう。っていうのが、この先生の予測。ただ、以前も書いた通り、抗がん剤って同じものを永遠続けていくことができない。抗がん剤によって、使用してもいいMAX回数が決まってる。薬が効かなくなってくるし、抗がん剤って体に必要な細胞まで破壊していくものなので、そもそもずっとは難しい。
いつも2種類の抗がん剤をしていて、それを1剤、2剤っていうんだけど、2剤目のものが体への負担が大きいため、長ーく抗がん剤続けるとしたら1剤だけを単剤で打っていくようになるかもしれない、それだと、身体への負担も少ないから。とも言われました。これをやって今の癌の状態を保てたとしたら、5年。5年も保てたら、"上出来"って事らしいです。

(5年‥‥ 5年かぁ。)

それから、ゲノム療法についても話をされました。
ゲノム療法っていうのは、手術でとった癌の細胞を、遺伝子レベルで検査し、遺伝子的に、この癌にはこの抗がん剤が効く!というのを割り出すことが出来るものです。(すごいよねぇ。)

ただこのゲノムも、”すごいすごい!じゃあ、さっさとやってみて、有力な抗がん剤を出してもらって、さっさと癌をやっつけよー!!” とは、ならんのです💦(これについては、次回のブログで書きます)

そして先生から最後の最後、言われた話。
「あなたの今の身体の状態で、ほんまに、癌をな、なにがなんでも取りたかったらな、日本に唯一、ひとりだけいるわ、手術出来る人が。」

えぇ?!まじで? 

疲労感もぶっとびで、目を見開いて話を聞きました。

「それはな、滋賀県におるわ、その先生。でもその手術方法っていうのは、日本ではあまりメジャーではなくてな。まぁ…ありとあらゆる臓器を取る。っていうやり方や。だから、今の体内の状態からしたら、ほっとんど腸とかも取るやろな。人工肛門になるだろうし、そもそも、滋賀県で手術しても、そのあとに、普通に自力で生活できるかどうかは、わからん。青森に戻れる身体かどうかすら、わからん。でも癌は取ってくれるだろうから、それでも、そこまでしてでも癌取りたかったら、ここの病院いけば、やってくれると思うわ。」

「‥‥。」

まぁ極端な話、寝たきりなってでも、癌をとる事で寿命を伸ばしたいなら、そういう選択もあるって話。

なるほどなぁ。結構びっくりしてしまったのと、それこそ私には、現実的な話には思えなかった。非現実的だって思いながら、話の内容にパンチがききすぎて、ショックを受けました。そして、今こんなに元気に動けるのに、その手術をする事で、もしかしたら寝たきりになって、介護が必要で、ませ子と遊ぶことも出来なくなる。会話も出来なくなるかもしれない。ませ子を認識できなくなるかもしれない。だけど呼吸だけはしている…
って考えると、私は手術をせずに、それで、もし いつか身体に限界が来たとしても、それまでを一生懸命ませ子と過ごしたいな、そう思いました。

がん研のセカンドオピニオンで言われた話はそんな感じです。この面談の内容は、今の(青森の)主治医に報告され、今の主治医と話合いをする事になります。そして、私は、この時は、"抗がん剤を続ける"ってことで納得し、続行。

※今は、もう皆さんに知っていただいてるように、抗がん剤はしていません。

っていう感じで、わたしのセカンドオピニオン話でした😶

癌になって思うこと。
癌になると、自分自身にも家族にも衝撃的な事を聞かされる機会はとにかく多い。治療方法、余命、現状の話、今後について‥他にも多々。
だから、抗がん剤の副作用で、気持ちが萎えてくるだけではなく、それ以外でも、癌患者と、その家族はメンタル面、ほんと、強く持つ必要がある。

あ、どうでもいいけど、旅行から帰ってきたら、私5キロ太ってたよ爆。んで先生に怒られた🤣笑(体重が増えると抗がん剤等の、薬の量もかなり増量しなくちゃいけないから。)

ひみつにしといてね🙊😳🤫(今更 ひみつて🤣)

って事で今日のブログはここまで。長くなってしまったけど、最後まで読んで頂きありがとうございました🤗❤️スキ&フォローも宜しくお願いします💕皆さんのスキ&フォローが、まだ私のブログを読んだ事がない方に、ブログを知ってもらうきっかけを作ります😊

いつもありがとうございます😊💕おやすみなさい😴⭐💤🌙


私の夢は生きている間に、ませ子にかわいい、素敵な家を建ててあげる事。サポート頂いたものは、1円、10円も無駄にせず家づくりのために貯金させて頂きます🙂