Good job! のトライアルを遊んでみた。

Good job! について思った事。

3階まで遊んだ。一通り楽しかったけど、気になったのが、開発側がこのゲームをどう遊んで欲しいと思っているのか、色々とできるのだけど、最良の遊び方はなにかという提示のされ方が、あるべきではないかと感じた。

壁を壊すのは楽しい。予期しないで、物理演算で物が飛んだり崩れたりするのも楽しい。
でも、そういう楽しさが、本来のアクションパズルゲームとしての、狙い所と合っているのかという気がする。

自分の中でアクションパズルは、開発側が仕掛けた解法を見つけて、仮説を立てて実行した時の解けた快感と、その解け方、例えばドミノ倒しやテトリスみたいに一気に解決する快感がリンクしたものだと思っていて、そういう「正しい解法と快感」が直結しているものだと思っている。

Good job! では解法が色々あるし、部分的には破壊が必須な様に見えるけど、スコア的には物を破壊しないほうが良いのと、あとゲームとしても、丁寧に段取りを考えてクリアする方が難しい。なので、丁寧にやったら、やったなりの快感があって欲しい。

そうでないと、エンドコンテンツになった時に「縛りゲー」になってしまうのではないかという事だ。

あと、ベルトコンベアや他の社員の行動を考えて、物を置いたり、床を汚すのは面白いのだけど、ミニマムでやっている事は「物を運んで置く」なので、そこでのユーザビリティ、例えば移動スピードや、コントロールの正確さみたいな物は、実は物理演算の適当さや派手さとは相性が良くないのではないかとも思った。あと、丁寧にやればやるほど、作業っぽくなる。

物を壊さない、最短距離を行く、丁寧なコントロールなどが、そうしない事でペナルティを食らうのではなくて、プレイの快感に直結する仕様があれば、遊び方の考え方が、もっと上手く受け止められたのではないかと思った。

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