VRC幻影旅団ってなに?ホモサピエンスの考え方と武器。
どうも、VRCなにもしない人ことdateyakiyaです。
寒い。
寒すぎて風邪を引いたり車のタイヤ交換をして腰を痛めたりと"生"を実感している毎日。
さて、今回は僕が突然Twitterのリストにまとめた「VRC幻影旅団」についてのお話。なぜか団員たちの股間が光ったり両方の性質を併せ持ち始めたりしてウケる。ヒソカ人気。
今回は後半を有料にして一部の人間にしか読ませない設定にした。
激しい文章を書いたので炎上のリスクはこうして抑えていこう。
では本編。
〜ホモ・サピエンスの能力〜
文化人類学という学問がある。いきなり難しい言葉が出てきて本当に申し訳ない。
どんな学問かというと、人間を「文化」という概念から観察したり考えたりする学問。
その学者であるグレゴリー・ベイトソンさんは「精神の生態学」という本で”論理階型学習モデル(学習Ⅰ、学習Ⅱ、学習Ⅲ)”っていう論を書きました。
それぞれどんな感じかをざっくりまとめてみた↓
・学習Ⅰ……個別学習。慣れ、反復、報酬や報復プロセスの学習
例:授業に遅刻すると先生に注意される。
・学習Ⅱ……文化学習。学習Ⅰの進化系。
例:怒られるのイヤだから先生に注意されないようにしよう。
・学習Ⅲ……メタ文化学習。身に染みついた文化を批判的に問い直し、新たに学習し直すという学習。
例:なんで遅刻をしたら注意されるの?遅刻がダメな理由って何?
うーん、よく分からん。人によっては理屈をこねくり回して斜に構えてる感じがなんか好きになれないかもしれない…
でもこの考え方が出来たからホモサピエンスは現人類に進化できたって考えてる学者もいるくらい凄い能力らしい。
同期のネアンデルタール人は学習Ⅱまでしか出来なかった、小さなコミュニティしか形成できずその中で滅びていった。
ホモサピエンスは学習Ⅲを用いて他コミュニティと幅広い交流ができたとかそうじゃないとかなんか色々あるらしいよ!!
(この辺は今も研究中だからハッキリしてないよ!あくまで一説だよ!ふーん、くらいで留めておいてね!)
全てに当てはまる訳ではないけど今の僕らにも必要な考え方だと思ってて、
最近だと例えば「なんで判子が必要なの?」とか。
「結婚して姓を変える必要って何?」とか。
理由や文化があったからこういう決まり事が生まれたんだろうけど、その理由や文化を知ろうとするのが学習Ⅲだと僕は解釈してる。
カッコイイ言い方をするなら「常識を疑え」って感じかな?
でも、「常識を疑ってる人」って変な人でしかないんだよね。
「地球が太陽の周りを廻ってるんだよ!」って言うと命を狙われたりする時代もありましたから。
〜考えるな!じゃない!考えろ!!〜
ちゃんと考えてみよう。
どうして版権アバターを使っちゃいけないのか。
みんながダメっていうから。だと学習Ⅱで止まる。
ここで規約の事や著作権の事を学んでいくと学習Ⅲに到達する。
どうして視界ジャックが好まれないのか。
みんなが嫌だっていうから。だと学習Ⅱ、いやⅠかな。
VRchatの規約に「他人の体験を邪魔したり動揺させたりする行為を禁止する」とあるからです。
理由を探す。本当に大事。
「所詮インターネットの事だろ?何マジになってんの?w」なんて言わないの。
僕はバーチャル世界が大好き。めっちゃ好き。
だからバーチャル世界の事について考えてる。
マジになって考えてる。
この世界には心があってそれが今の文化を形成しつつある。文化に悪影響を及ぼす可能性があるものが出てきた時はしっかり向き合わないといけないって勝手に思ってる。
余所者を排除したり弾圧するのは、人間らしい行いだと僕は思わない。
バーチャルは国も性別も言語の壁もない、みんながいられる世界だから。
みんながいられるように考えなきゃいけない。
そのためには学習Ⅲを続けていくべきだと思う。
長々と語ってゴメンネ。
何が言いたかったというと、
VRC幻影旅団は活動内容が学習Ⅲ的だと感じた人たちの集まり。
ホモサピエンス集団。
僕が学習Ⅲを忘れそうになった時にこの人達を見て思い出せるように纏めてる。
僕が「学習Ⅲだな」と一方的に思ってるだけなので実際はそうじゃないのかもしれないし選民思想だと解釈されてしまう恐れもある。100%違うけども。
本当に凄い人達で心から尊敬してるし、出会えたきっかけをくれたVRchatには感謝しかない。
この気づきもバーチャル世界の可能性の1つなのかも。
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