なにもしないスラムを創りたい


どうも、VRCなにもしない人ことdateyakiyaです。

今回は雑記というか「これからこういう事がしたいんだよね〜」というツイートにするには少し長い文章をnoteにまとめるため書きました。

実現性とか計画性はとりあえず置いといてください。夢を語るのにお金はかからないので「また変なこと書いてるな」くらいに留めておいてもらえると書いてる僕の気が楽です。

では本編

なにもしないスラムを創りたい。

理由は「僕が生き延びやすくなるから」です。
リアルアバターの話をするんですが、僕は去年の春に鬱をやらかしまして、徐々に1人で生活する事が出来なくなりました。

酷いときは外に出られない。掃除や洗濯が出来ない。風呂も入れない。歯も磨けない。
今は一人暮らしをしていた札幌から引っ越し、実家に転がり込み背中を丸め人目につかないよう死なないように生きています。
引きこもりっぱなしも良くないと思い職業訓練校を受験するも、倍率が例年の2倍で見事に落ちました。(言い訳乙)
そんな訳で2020年に1人の社会不適合者が産声をあげました。

そんな社会不適合な僕でも、VRCなにもしない人という活動は奇跡的に1年間続きました。

鬱をやらかして、なにをするにも身体が動かなかった僕でも、バーチャル上でできるこのなにもしない活動だけは継続することができて本当に嬉しかったんです。
バーチャル世界の"dateyakiya"でいる間は、ほんの少し呼吸がしやすくて、リアルの身体よりバーチャルの身体の方が自由に動きました。

"依頼"と名がつけば、それをこなす事で自身に"役目"を感じることができたのもそういうのも精神面に良かったんだと思います。
履歴書に書くとするならば「誰かのために時間や労力を惜しまず発揮できるのが僕の長所です」とでも表しましょうか。

僕はリアル世界を独りで生きるのがしんどい。
自分のために自分を動かすことが出来ない。
でも、誰かのためにならこの頼りない身体を動かすことが出来ます。
僕と同じようなリアルが息苦しい人達の為になら身体を動かせるんです。

僕が生き延びるために、僕が過ごしやすい場所を創る。それが「なにもしないスラム」。

そのスラムに、僕と同じくリアルだと息が苦しい人達を集めて、互いに助け合いながら生き延びたいのです。

イメージしてるモデルというか、このような集落は既に存在しています。

https://business.nikkei.com/atcl/interview/15/238739/011400276/

こんな感じの共同体を作りたい。
最初からこの記事載せちゃえば早いだろ、とか言わないで。

さて、ここまでは僕個人の夢を話しましたが、ここからは社会的に見た共同体の話をします。

サザエさんを見たことありますか?

サザエさんの家族構成は
フグ田家
(サザエ、マスオ、タラ)
磯野家
(波平、フネ、カツオ、ワカメ)
あと猫のタマがいますね。

7人+1匹の家族構成です。
ネクタイを締めて会社に向かうのは波平とマスオの2人ですね。
2人が稼いできたお金で7人が生活しています。

今どこかしらに勤めている人は想像してほしいんですけど、自分1人の稼ぎで3人半を養う事ってできますか?

僕が高卒で入社した製鉄会社は3交代勤務と残業70時間で25万円くらい給料貰えたんですけど、これだけで3人分の腹を満たせるとは思えなかった。

日本全国で共働きが増え、子どもを作ったとしても預ける場所がないから片方が仕事を辞める。辞めると生活費が半分。それじゃ親も子どもも生きてけない。経済的にみて子どもをつくるメリットがない。

孤独死する老人も増えてます。
独身の定年退職者は賃貸を借りるのが凄い難しくなるらしいです。
部屋で死なれると事故物件として部屋の価値が大幅に下がるから。

なにもしないスラムはまさしく「ゆりかごから墓場まで」を体現するでしょう。

子どもを預ける先がないならスラムに預ければいい。
スラムには常に人がいるから孤独死しない。
入るお墓がないなら「なにもしない共同墓」でも作ってそこに骨を埋めればいい。

ここまで来ると1つの村じゃん。
僕の職業が「村長」になるのウケる。

もう書く事もないんで締めるんですが、

僕の浅知恵で生まれたなにもしないスラムはぶっちゃけ夢物語でしかありません。
お金のこととか法律、倫理観等、僕が見てないフリをしているものはたくさんあります。

「鬱と言いながらどうせ楽をしたいだけだ」とか「世の中そんなに甘くない」とか、そんな事聞き飽きました。

なにもしないスラムは、そういう言葉から僕やみんなを守る場所。

曖昧に生き延びるための場所にしたいんです。

またなんか思いついたら書きます。

VRCなにもしない人
dateyakiya

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